米下院新型コロナ特別小委員会の公聴会で証言するファウチ氏/Allison Bailey/Middle East Images/AFP/Getty Images (CNN) 米政府の新型コロナウイルス感染対策を指揮したアンソニー・ファウチ前国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長が3日、引退後初めて議会公聴会で証言した。在任中からの脅迫は、今も続いているという。 ファウチ氏は下院新型コロナ特別小委員会の公聴会で、在任中のコロナ対応やウイルスの起源をめぐり、野党・共和党から厳しい追及を受けた。 共和党保守強硬派のグリーン議員はマスク着用義務を批判し、ファウチ氏を人道犯罪で起訴するべきだと主張した。 ファウチ氏は公聴会の後、CNNの番組で、公の場でこうした陰謀論に基づく発言があるたび、自身や家族への脅迫が繰り返されてきたと指摘。「私の政策のせいで何人が亡くなったとか、私がウイルスをつくり出し