それでも暴力団は、いじめられている側の痛みを、今すぐ取り除く方法をあれこれ考え具体的に提示した。無茶で反社会的であっても、そこから話がズレることはなかった。大人になれば忘れるとか、いじめはよくないとか、根本的な解決にはならないとか、そんな回答をするヤクザは誰ひとりいなかった。
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チェンソーマンはバリバリ練馬駅前が出てくるので、デンジとポチタがデビルハンターをして稼いだ利益を上納していたヤクザは、〇平一家(西武池袋線沿線や中野等が縄張りで、初代は江古田〇平こと藤沢〇平)と考えるのが妥当。滅茶苦茶強い組織です。そりゃデビルもハントするわいなという感じの武闘派— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) November 18, 2022 光が丘あたりに寝泊まりしてる小屋があったなら土支田かも。— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) 2022年11月18日 考えてみたら田舎から来てたな…と思い出し、当たってみたのだが、どこか特定できない(させないつもりだろうし)。お遊びなので勝手に練馬に紐付け、関越を下ったと仮定すると、幸平の縄張りにもこんな景色はある。さらに奥で秩父だと松葉会とか極東会とか。深谷から熊谷市だ
本当に信仰に目覚め、追求し、真面目に暮らしてる元組員はいると思う。でも俺が会った中には、キリスト教というより、教会という組織に目を付け、商売替えしただけに思える人もいた。若い衆から上納金をとるのではなく、信者から寄付を集めるシステムにスライドしただけ。みんな牧師になりたがるし。— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) December 9, 2022 キリスト教は言うに及ばず多くの宗教で「間違いをし続けてきた私が、だからこそ大きな力におすがりし、信仰に目覚めた」として、それまでのどちらかというと?非道徳的、反社会的な生活が、逆に”売り”になることはままある。 キリスト教で言えばルカ福音書の「放蕩息子の帰還」というやつだ。 レンブラント 放蕩息子の帰還 息子は言った。『お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格
親分が子分を食わすのが博徒で、子分が親分を食わすのがテキヤ…と言われてたので、元来、ヤクザはベーシックインカムです。今も自分で稼げる親分は、組織にかなりの会費を納め、お付きの若い衆に金を渡してる。じゃなきゃ付きっきりでボディガードできないよ。2000年頃、住吉会の某組織もそうしてた。— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) January 31, 2022 子分をシノギにして、上納金を吸い上げるシステムが広く普及したのは最近で、四代目の頃までは山口組の上納金も安かった。最近はこんな無理を続けてたら若い衆がやめていくし、組織がもたないのでどうにかしようってなってて、ヤクザ志願の若い人が夢を持てるような記事を書いてくれと言われる。— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) 2022年1月31日 そもそも山口組のそれはずっと安いと言わ
鈴木智彦さんは、ヤクザの世界の潜入ルポで著名なライターということだが、私はよく知らない。だが、この本が、彼が52歳のとき、突然、ピアノが弾けるようになりと猛訓練をしたという内容だと知って、一も二もなく読んだ。自分に重なるからである。 このブログにも残っているが、私もその年齢のころピアノを試みた。バッハが二番目の妻に贈った『アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳』の、最初の一番簡単なメヌエットがとりあえず弾けるようになった。ピアノというのは、なんだかんだ言っても、指を指示通りに動かせば弾けるのではないかということでやってみた。つまり、楽譜はあまり参照しなかった。そして、その後、続かなかった。そして、あろうことか、弾けなくなった。忘れたのである。そんなものかなと思っていた。 ところが、昨年秋、62歳、またピアノを始めた。SimplyPianoである。今度は楽譜の訓練がけっこうある。順にやっていて
意見の相違があると「2度と(あんたの)本を買わない」とか、「うちにある(お前の)本は全部捨てる」などといちいち言ってくるヤツがいる。売り手と買い手の関係性を持ちだし、お客様は神様ポジションに就いて優位に立とうとするの、けっこうな地雷宣言だと思うな。日常生活でもやってんだろうし。— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) April 29, 2024 「作曲家の思想が許せないから、ドラクエは音を消してプレーする!」と公言した精神科医の方がいましたし、「『となりのトトロ』は糸井重里が演じた部分を吹き替え直せ!」てな議論もありけり。https://t.co/pS0153AGEK— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2024年4月30日 m-dojo.hatenadiary.com すぎやまこういちが嫌なの
裏社会に強いジャーナリストの双璧、溝口敦と鈴木智彦。その溝口敦の話題作『喰うか喰われるか 私の山口組体験』を鈴木智彦が豊富な現場取材に基づく視点から説き明かす。 馬鹿野郎!本当に刺されたんだ! 私の古巣である編集プロダクションは、毎月『実話時代』と『実話時代BULL』という暴力団専門誌を企画・編集していた。 この暴力団専門誌という異形は、1984年に勃発した山一抗争を契機に生まれた。ジャーナリズムへの憧憬と、マスメディアの本流から外れたアウトサイダーの劣等感が『実話時代』編集部の進路を決定づけた。同じくヤクザ記事をウリにする『実話ドキュメント』が、セックス&バイオレンスを徹底したのに、『実話時代』はインテリ崩れのプライドを捨てきれなかった。エロ記事を完全排除し、非公認ながら暴力団のオピニオン誌を志向した。 私が入社した1995年、溝口敦はすでにビッグネームで、不定期ながら要所で巻頭記事を依
ヤクザときどきピアノ ヤクザときどきピアノ 作者:鈴木 智彦発売日: 2020/03/31メディア: 単行本(ソフトカバー)「『ダンシング・クイーン』が弾きたいんです」 ――校了明けに観た一本の映画が人生を変えた。 『サカナとヤクザ』『ヤクザと原発』など、潜入ルポで知られるライターがピアノ教室に! 譜面の読みかたも知らない52歳の挑戦がはじまる。 レッスンは冒険であり、レジスタンスだ。 ピアノは人生に抗うための武器になる。 俺は反逆する。 残酷で理不尽な世の中を、楽しんで死ぬ。 5年もの時間をかけて書き上げた『サカナとヤクザ』(小学館)を校了した「俺」には、やりたいことがあった。ピアノである。子どもの頃からピアノには淡い憧れがあったが、大人になり、ヤクザ取材を中心に行うライターとして多忙な日々を送るなかで、そんな機会が実現することはついぞなかった。しかし、人生はわからない。校了明けに観た映
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