2020年4月、資本金が1億円を超える企業などを対象に、電子政府の総合窓口「e-Gov」を活用した社会保険申請が義務化される。行政窓口に出向かずとも手続きが可能で、書類作成の手間や時間を削減できるのが電子申請のメリットだ。 しかし、e-Govで手入力が必要なことに変わりはない。そこで注目されているのが、給与ソフトと社会保険電子申請システムをAPIで自動連携させ、生成されたデータをe-Govに直接送信するという申請方法だ。これにより申請項目への入力、提出するためのデータ加工などの手作業を省けるだけでなく、重複入力や二重管理を防ぐことも可能となり、大幅な業務効率化を図ることができる。 給与計算ソフトをオンプレミスで運用している場合、クラウド化に不安を感じるかもしれない。しかし、同ソフトを含むクラウドサービスは14000を超える法人が導入しており、SLAで99.95%の稼働率を保証するなど、高い