サーモンのすしを食べる女性(2011年3月19日撮影、資料写真)。(c)ANTONY DICKSON / AFP 【3月18日 AFP】台湾で、回転ずしチェーンが名前に「鮭魚(サケ)」という漢字が含まれる人を対象に食べ放題が無料になるキャンペーンを打ったところ、便乗して改名する人が相次ぎ、政府が苦言を呈する事態に発展した。 このキャンペーンは、身分証明書の氏名に「鮭魚」の2字が含まれていれば、本人と同伴者5人の食べ放題コースが無料になるというもの。17日と18日の2日間にわたって実施したところ、若者を中心に約150人が役所に殺到して改名手続きをとる騒ぎとなり、「サーモン・カオス」と報じられている。 台湾では戸籍の改名が3回まで可能。だが、台湾の内政部(内務省)にとって、この騒動は面白くなかったようだ。陳宗彦(Chen Tsung-yen)政務次長(副大臣)は18日、「このような改名は時間を