並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 8 件 / 8件

新着順 人気順

Articleの検索結果1 - 8 件 / 8件

  • 多重下請けでは構造的にいいソフトウェアが作れない - きしだのHatena

    多重下請けではエンジニアが育たないという話を前回のブログで引用していたのですが、そもそも多重下請けではまともなソフトウェアは開発できないんではないかという気持ちになりました。 多重下請けでは、上位受け会社の「SE」が「設計」を行い、下位受け会社の「PG」が実装を行うという役割分担があります。というか、今回の話はそういう役割分担がある多重下請けを前提とします。 そうすると、設計というのは会社間をまたがった契約文書であり、発注のための作業指示書であるということになります。ソフトウェア開発で本質的に必要な文書というよりは、ビジネス構造によって必要になったビジネス文書です。ちなみに派遣ではなく業務委託のはずなので詳細な作業指示になってはいけないのもポイントです。 ※余談ですが「設計は必要である」という人の話をきいてみると、必要なのは実装のための設計ではなく保守のためのドキュメントということがほとん

      多重下請けでは構造的にいいソフトウェアが作れない - きしだのHatena
    • デジタル生命? Googleの研究者らが「自己複製するプログラム」の自然発生を確認【研究紹介】 - レバテックラボ(レバテックLAB)

      生命の起源と人工生命の研究分野は、生命の本質とその発生過程を探求している。両分野とも、「非生命」の状態から「生命」がどのように生まれるかを問うている。生命が出現するほとんどの基質に共通する特徴の一つは、自己複製が始まると同時に、その系の動態が大きく変化することである。 しかし、自然界で自己複製体がどのように発生したかについていくつかの仮説はあるものの、自己複製体が出現するための必要条件については、まだほとんど解明されていない。 研究チームは、単純なプログラミング言語や命令セットを用いて、計算環境における自己複製能力を持つプログラム(自己複製プログラム)が自然発生する過程を詳細に観察し分析した。この研究の中心となったのは、「Brainfuck」(BF)という極めて単純な言語を拡張した「Brainfuck Family」(BFF)と呼ばれる言語環境である。BFFでは、64バイトの長さを持つ13

        デジタル生命? Googleの研究者らが「自己複製するプログラム」の自然発生を確認【研究紹介】 - レバテックラボ(レバテックLAB)
      • t-wada氏に聞く、テストを書き始めるための「はじめの一歩」 - レバテックラボ(レバテックLAB)

        プログラマ、テスト駆動開発者 和田卓人 学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒。執筆活動や講演、ハンズオンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努力している。『プログラマが知るべき97のこと』(オライリージャパン、2010)監修。『SQLアンチパターン』(オライリージャパン、2013)監訳。『テスト駆動開発』(オーム社、2017)翻訳。『事業をエンジニアリングする技術者たち』(ラムダノート、2022)編者。テストライブラリ power-assert-js 作者。 講演や執筆などを通じ、日本におけるテスト駆動開発のエバンジェリストとして知られる和田卓人さん。 TDDとは何かを改めて言語化してもらった前回の記事では、「テストを書かずに進むのが合理的といえるときはある。でも、後からテストを書くのって難しいしつらい」とのお話がありました。 テストが書かれないまま

          t-wada氏に聞く、テストを書き始めるための「はじめの一歩」 - レバテックラボ(レバテックLAB)
        • おかしいと批難されているゲームの要素が開発内で指摘されない理由|panke

          Twitterのタイムラインを眺めていると、ゲームに関する感想で次のようなポストを見かけることがあります。 〇〇がおかしいって、開発内で指摘する人誰も居なかったの? 〇〇〇人も開発メンバーがいて、何で誰も指摘しないの? これまでゲーム開発の現場をいくつか見てきましたが、ユーザーから批難される要素がゲーム中に存在していることに開発内で誰も気づいていないということはほとんど無いように思えます。しかし、誰かしらがその要素に気づいていても、開発内で指摘されないことがあります。 クリエイターなら、誰もがより良いものを作ろうと思っているはず……。 なぜ誰も指摘を行わないのでしょうか。 開発現場では、日々様々な仕様作成・アセット制作・実装業務等が進行しています。その中で各業務の関係者が内容をチェックするので、業務内容を批判する(良いところ、悪いところを見分け、評価する)ことは日常的に行われています。 し

            おかしいと批難されているゲームの要素が開発内で指摘されない理由|panke
          • WSL以前から40年以上続く、Windows(Microsoft)とUNIXとの関わり

            80年代、Microsoft製のUNIXが存在していた POSIXサブシステムは2012年までサポートが続いた 現在のWindows 11では、Windows Subsystem for Linux(WSL)が動作するため、(それ自体はUNIXではないものの)UNIXからのアプリケーションを簡単に動作させることができる。 かつてMicrosoftは、x86版UNIXのライセンスを持っており、XENIXと呼ばれる製品を販売していた。また、Windows NTに「POSIXサブシステム」、のちに「Windows Service for UNIX(SFU)」と呼ばれる機能があった。そういうわけで、WindowsとUNIXは切れない“縁”があったのだ。 Windows NTのPOSIXサブシステムやその搭載理由などに関しては、過去記事(「Windows Subsystem for Linuxの中身

              WSL以前から40年以上続く、Windows(Microsoft)とUNIXとの関わり
            • 建築では多重下請けでやれてるのに業務システムでだめなのはなぜ? - きしだのHatena

              建築では多重下請けでやれてるのに業務システムでだめなのはなぜ?という質問がブコメであって、似たような話もいくつか見かけたのですが、建築などの施工図面に相当するのはソースコードで、建築現場で多重下請けでやってる作業は、ソフトウェアだと(でも?)ビルドです。なのでソフトウェアでは自動化されています。 もしも業務システムの納品物が、バベッジの階差機関のような歯車を組み合わせた機械式の計算機で、ビル一棟分に歯車をつめこんで組み立てて納品するというようなことになれば、多重下請けで分業してビルドするのが最もよい方法ということになると思います。 追記 「継続的デリバリーのソフトウェア工学」では、「ソフトウェア開発を選んだ私たちがバカでない限り、私たちにとっての製造とは、ビルドボタンのクリックです」とあります。橋梁建設を例に、物理的な製造・生産との違いが説明されています。 継続的デリバリーのソフトウェア工

                建築では多重下請けでやれてるのに業務システムでだめなのはなぜ? - きしだのHatena
              • GCP という呼び名はもう古いので気をつける

                たまに言っちゃうので自戒も込めて。 正しくは「Google Cloud」 2 年以上前に公式からアナウンスが出ています。 Google Cloud Platform が Google Cloud に名称変更 お客様のエクスペリエンスをシンプルにし、プロダクト間の一貫性を保つために、Google Cloud Platform は Google Cloud という名称になりました。 (以下略) Google Cloud の新しくなったホームページのご紹介 | Google Cloud 公式ブログ さらに、 Google Cloud Japan の Zenn Publication の記事内でも以下のように紹介されています。 コラム: Google Cloud? Google Cloud Platform? GCP? (中略) 実は 2022 年の 6 月に、公式ブログ でブランディングが変更さ

                  GCP という呼び名はもう古いので気をつける
                • 第822回 CLIだけでUbuntuを使いたい人向けのUbuntuサーバー講座2024 | gihyo.jp

                  前々回の第820回では「改めてUbuntuに入門したい人向けのUbuntuサーバー講座2024」と題してUbuntu 24.04 LTSのサーバー版のインストール方法を紹介しました。もちろんUbuntuはインストールしただけで終わりではありません。豊富なパッケージ資産の利用や、自分なりの環境のカスタマイズなどを行って初めて、「⁠Ubuntuを使う」状態になるのです。そこで今回は、Ubuntuサーバーを使い始めてまず実施するであろう定番の作業をいくつか紹介しましょう。 UbuntuのCLIを使えるようになると、他のLinuxディストリビューションやWSL、Raspberry Pi OSなど他の環境におけるハードルもぐっと下がります。その人の使い方に合うか合わないかは別にして、一度は経験しておくことをおすすめします。 図1 fastfetchでUbuntuの情報を表示した様子 SSHサーバーの

                    第822回 CLIだけでUbuntuを使いたい人向けのUbuntuサーバー講座2024 | gihyo.jp
                  1