画像説明, イスラエル軍は24日のレバノン・ベイルートへの空爆でヒズボラのロケット部隊トップを殺害したと発表した。画像は空爆現場の対応にあたる消防士(24日)
ロシアのミサイル攻撃によって損傷を受けた火力発電所で消火活動にあたる消防士=18日、ウクライナ首都キーウ/State Emergency Service of Ukraine/Reuters (CNN) ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は18日、この1週間余りで国内の発電所の30%が破壊され、全土で大規模な停電が発生していることを明らかにした。 ゼレンスキー大統領はツイッターへの投稿で、「エネルギー施設や重要インフラを狙ったロシアの新たなテロ攻撃」により、「10月10日以来、ウクライナの発電所の30%が破壊され、全土で大規模な停電が発生している」とツイート。「(ロシアの)プーチン政権との交渉の余地はない」と強調した。 ロシア国防省は、ウクライナのエネルギー施設に照準を絞った攻撃を展開していることを確認。「ウクライナの軍事司令部やエネルギーシステム、および外国製の武器弾薬庫に対し
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の病院で起きた爆発について、イスラエル軍は18日、自軍の空爆が原因でないことを示すとする動画を公開した。 爆発では数百人が死亡したとみられ、パレスチナ当局者らはイスラエル軍が病院を空爆したと主張。これに対してイスラエル側は、ガザの武装組織「イスラム聖戦」のロケット弾が原因との見方を示している。 画像によると、病院の駐車場に火災で焼けた数台の車が止まっている。イスラム聖戦が誤射したロケット弾により、病院で火災が発生したことがうかがえるという。 空爆があったことを示すような穴や、建物の目立った損傷はみられない。 イスラエル軍の報道官は18日、CNNとのインタビューで、初期情報ではイスラエルの空爆でないことが明らかに裏付けられたと述べた。周辺の建物が巻き添えになった被害はなく、イスラエル軍が空爆した別の場所と共通する特徴も見当たらないという。 同報道官は情報公
(CNN) ウクライナ特殊作戦軍は23日、ロシアが一方的に併合したクリミア半島のセバストポリにあるロシア軍黒海艦隊司令部への前日のミサイル攻撃で、上層部を含む数十人の死傷者が出たと発表した。 特殊作戦軍はSNS「テレグラム」への投稿で、「Crab Trap」と名付けられた特別作戦がロシア海軍上層部の会合に合わせて行われたと説明。同軍の「大胆で念入りな仕事」により「時間を合わせた精密な攻撃」が可能になったと述べた。 さらに「攻撃のためにデータが空軍に送信された。攻撃の詳細は開示可能になったら示す」とも記した。 黒海艦隊の具体的な人的被害を示す証拠や詳細は示されていない。 ロシア国防省は22日の攻撃で兵士1人が行方不明と発表している。
アメリカの国防総省はイエメンの反政府勢力フーシ派が紅海を航行中の船舶に対して攻撃を繰り返していることを巡り、これまでに10隻の商業船に対して100以上の無人機や弾道ミサイルによる攻撃が行われたと明らかにしました。 アメリカのオースティン国防長官は19日、紅海におけるイエメンの反政府勢力フーシ派による船舶への攻撃について対策を話し合うため、40か国以上に呼びかけてオンラインの閣僚級会合を開きました。 国防総省が発表した声明によりますと、アメリカは参加国に対し、フーシ派によってこれまでに10隻の商業船を標的に100以上の無人機や弾道ミサイルによる攻撃が行われたと説明したということです。 また、会合でアメリカは、先月19日に日本郵船が運航する貨物船がフーシ派に乗っ取られ、多国籍の乗組員25人が依然として拘束されていることを取り上げ、これまでにフーシ派による攻撃で35か国以上が巻き込まれていること
(CNN) イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプで人質救出作戦を実行してから2日が経過し、救出作戦の詳細の一部が明らかになりつつある。ガザの保健当局は今回のイスラエルの軍事活動によって270人以上のパレスチナ人が死亡したと明らかにしている。 昼間に実行された救出作戦は立案に数週間を要した。作戦は、人口が密集する地域にある二つの建物で人質を拘束しているイスラム組織ハマスの不意を突くものだった。目撃者によれば、イスラエル軍は作戦で非軍用車両を使用したとみられる。こうした証言はCNNが分析した動画とも一致する。目撃者は、イスラエル軍の兵士がハマスの戦闘員や民間人の服装に偽装しているのを見たとも述べた。 地元の住民はCNNの取材に対し、ハマスの戦闘員のような軍服やヘルメットを身に着けて人々に戦闘員だという印象を与えようとしていたが、実際にはイスラエル軍の特殊部隊の兵士
ロシアの国営通信社によりますと、首都モスクワの南西部や西部郊外に複数の無人機が飛来し当局が無人機を撃墜したということです。これについて、ロシア国防省は日本時間の4日午後2時半ごろ、合わせて5機の無人機がモスクワなどに飛来したと発表したうえで「ウクライナの政権がけさ無人機によるテロ攻撃をしかけたが撃墜し失敗した。死傷者や被害はなかった」と発表し、ウクライナ軍によるテロ攻撃だと主張しました。 モスクワのソビャーニン市長は、これまでのところけが人などはないと発表し、当局によりますと無人機が撃墜された地域の近くにある、モスクワ南西部のブヌコボ空港では一時、航空機の運航を制限したということです。 モスクワではことし5月30日にも複数の無人機が飛来し、市内の集合住宅で被害が出るなどしていて、ロシア側は警戒を強めています。
【7月17日 AFP】ウクライナの治安当局者は17日、ウクライナ保安局(SBU)と海軍が前夜、ロシア支配下のクリミア(Crimea)半島とロシア本土を結ぶクリミア橋(Crimean Bridge)を攻撃したとAFPに語った。 同筋は「クリミア橋に対するきょうの攻撃はSBUと海軍の特別作戦」で、水上ドローン(無人機)を使って行われたと述べた。 ケルチ(Kerch)海峡にロシアが建設したクリミア橋は、ウクライナに駐留するロシア軍にとって不可欠な輸送路だが、2022年10月に起きたトラック爆弾による攻撃で元々一部が破壊されていた。 ウクライナのミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領府顧問はテレグラム(Telegram)に「ロシアの大量殺りくの道具を運ぶための違法建造物は、必然的に短命だ」と投稿した。 SBUもテレグラムで「橋は再び眠りについた」と述べた。(c)AFP
ウクライナ南部ヘルソン州で決壊したカホウカ水力発電所のダム。プラネット・ラブズPBC提供(2023年6月6日撮影・提供)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT / Planet Labs PBC 【6月7日 AFP】ウクライナ政府は6日、南部ヘルソン(Kherson)州のロシア支配地域にあるカホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムが攻撃を受けて破壊されたのに伴い、エンジンオイル150トンがドニエプル(Dnipro)川に流出したと明らかにした。環境に深刻な影響が及ぶ恐れがあると警告している。 ウクライナ大統領府長官の広報顧問を務めるダリア・ザリウナ(Daria Zarivna)氏はソーシャルメディアで、「ダムが爆破されエンジンオイル150トンが流出した」と述べた。ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は「さらに300トン以上流出する恐れがある」
ロシアによる無人機攻撃の被害を受けたキーウ市内の建物。ウクライナ救急当局提供(2023年11月25日撮影・提供)。(c)AFP PHOTO /HO/ UKRAINIAN EMERGENCY SERVICE 【11月26日 AFP】ウクライナの首都キーウを中心に25日夜、ロシアによる大規模な無人機攻撃があった。ウクライナ軍は75機が飛来し、うち74機を撃墜と発表。侵攻開始後の無人機攻撃では最大規模だという。 ウクライナ空軍によると、飛来したのはイラン製無人機「シャヘド(Shahed)」。キーウ当局は、5人が負傷したと発表。空襲警報は6時間にわたって鳴り響いた。 ビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長は、撃墜された無人機の残骸が落下して火災が起きたり、建物が損壊したりしたことを明らかにした。気温が氷点下となる中、電力網も被害を受け、停電が発生した。 25日は、ソ連の独裁者ヨシ
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(2023年2月16日撮影)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【3月8日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は7日、先月に起きたとされるロシア軍機への攻撃をめぐり、20人以上を拘束したと発表した。 亡命中のベラルーシ反体制派は先月26日、非正規部隊パルチザンが首都ミンスク近郊の空軍基地でロシア軍機を破壊したと発表した。 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の盟友ルカシェンコ氏は、A50早期警戒管制機が攻撃を受けたが損傷は軽微だったと説明。攻撃に関与した疑いでこれまでに国内で20人以上を拘束したが、まだ潜伏している者もいると述べた。 さらに、主犯格とみられる人物について、ロシアとウクライナの二重国籍者で、「2014年にウクライ
パレスチナ自治区ガザ地区中部にあるヌセイラト難民キャンプでは、国連が運営する学校の教室が、避難者の寝床になっていた。そこでは今、パレスチナ人の子どもたちががれきや血まみれのマットレスをよじ登っている。 この何時間か前の6日午前、学校がイスラエル国防軍(IDF)の空爆を受け、少なくとも35人が死亡し、多数のけが人が出たと、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は発表した。 「鉄の破片が飛び散って、あらゆるものが崩れ落ちた。想像を絶することが自分たちに起こった」と、ガザ市出身のナイム・アルダダさんは語った。アルダダさんは空爆を受けた学校に身を寄せる何百人かの避難者の1人だ。
[9日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは、今回のイスラエルに対する大規模な攻撃を仕掛けるにあたり、計画がイスラエルによって察知されるのを防ぐため、2年も前から入念な偽装工作を行っていた。ハマスが戦闘を望んでいないと思い込んだイスラエルは、周到に仕組まれた奇襲作戦によって完全に虚を突かれた。 ハマスに近い消息筋は1973年の第4次中東戦争以来の規模となった今回の攻撃について「イスラエルに対して戦闘準備が整っていないという印象を与えた」と偽装工作の内幕を明かした。「大規模な作戦を準備する一方、イスラエルとの戦闘や対立を望まないという印象を広め、イスラエルを欺くため、数カ月間にわたり過去に例のない情報戦を展開した」という。
ウクライナ東部ドネツク州へのミサイル攻撃の後、現場対応に当たる緊急サービス要員/Volodymyr Zelensky via Telegram/Reuters (CNN) ウクライナ当局は6日、東部ドネツク州のコスティアンティニウカにある市場にロシア軍のミサイル攻撃があり、17人が死亡、32人が負傷したと明らかにした。ここ数カ月で最も死者が多い惨事の1つとなった。 シュミハリ首相によると、死者には子ども1人が含まれる。シュミハリ氏は「ロシア軍はテロリストだ。許されることはなく、今後平和に過ごすことはできない。全ての行為に正当な報復があるだろう」と述べた。 現場からの報道によると、ロシア軍のS300ミサイルが町の中心部に着弾したとみられる。映像には激しい炎と黒煙がもうもうと立ち上る様子が映っており、少なくとも負傷者1人が確認できる。 未確認の情報によると、市場はショッピングセンターの近くにあ
雪に覆われたウクライナの首都キーウ(2022年12月15日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【12月16日 AFP】ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー(Valeriy Zaluzhny)総司令官は、15日に公開された英誌エコノミスト(Economist)のインタビューで、最近は東部と南部が主戦場となっているが、ロシア軍は来年初めにも首都キーウを再攻撃するとの見解を示した。 ザルジニー氏は3日に収録されたこのインタビューで、「非常に重要な戦略的課題は、予備隊を創設し、来年1月末~3月に起こり得る戦争に備えることだ」「ロシアは約20万人から成る新部隊を用意している。キーウに再び攻め込むのは間違いない」と語った。 10月からのロシア軍によるエネルギー関連施設への攻撃については、数か月以内に起きる大規模攻撃に備えて戦力を集めるための時間稼ぎだとの見方を示した。 ザルジニー氏
(CNN) クリミア半島セバストポリで先月末にロシアの艦隊や港湾が攻撃を受けた件で、ウクライナは12日までに、ウクライナ軍が攻撃を実施したことを初めて認めた。 ウクライナ政府のクラウドファンディングサイトで、「2022年10月29日、海軍の無人艇がロシア艦を攻撃した。(作戦は)無人装置のみで実施された」と明らかにした。 サイトによると、「小型かつ高速」の無人艇がロシア艦3隻を損傷させた。この中には、ロシア黒海艦隊の旗艦であるフリゲート艦「アドミラル・マカロフ」も含まれていたという。 ロシア当局は掃海艇が損傷したことを認めたが、それ以外の艦艇については被害を認めていない。アドミラル・マカロフが大きく損傷したことを独立した立場から確認した情報はない。 クラウドファンディングサイトの目標は、こうした無人艇100隻からなる艦隊を編成すること。自国海域の防衛やミサイルを積んだロシア艦船の出港の阻止、
ロシアのミサイル攻撃を受けたポクロウスクで損壊した建物から負傷者を運び出す救助隊/Anatolii Stepanov/AFP via Getty Images (CNN) ウクライナ非常事態庁は12日までに、ロシア軍のミサイル攻撃の被害を受けた現場に出動し、新たな攻撃に巻き込まれるなどして殺害された救助隊員は侵攻が始まって以降、少なくとも78人で、負傷者は280人に達したと報告した。 同庁の報道担当者が軍メディアセンターでの会見で述べた。東部ドネツク州ポクロウスクでミサイル攻撃が2回あり、最初の攻撃で着弾場所に急行した非常事態庁の複数の職員が負傷したことを受けた発言ともなっている。 ウクライナ国家警察によると、ドネツク州の非常事態庁の幹部がポクロウスクへのミサイル攻撃への対応に当たっている際に殺されたという。 同センターはSNS上で、ロシア軍は救助隊員にも砲火を浴びせる国際協定を無視する行
損傷した建物で作業に当たる救急隊=19日、ウクライナ・チェルニヒウ/National Police/Reuters (CNN) ウクライナ当局者らによると、北部の街チェルニヒウ中心部に19日、ロシア軍のミサイルが撃ち込まれ、6歳の女児を含む少なくとも7人が死亡、130人近くが負傷した。 チェルニヒウは前線から遠く離れたロシア国境近くの街。中心部にある広場や近くの工科大学、劇場が被害を受けた。劇場では当時、ドローン(無人航空機)の製造に関するイベントが開催されていた。 クリメンコ内相によると、女児は警官らの救急処置にもかかわらず、搬送先の病院で死亡した。母親も重篤な容体に陥っている。 クリメンコ氏によれば、教会に集まっていた信者らが被害に遭った。この日は正教会の祭日にあたり、信者らは教会で清められたりんごを持ち帰ろうとしていた。 ゼレンスキー大統領は、この攻撃が「いつもの土曜日を苦痛と喪失の
ウクライナ・ヘルソンで、ロシア軍の攻撃を受け破壊された家屋の屋根の上に立つ男性(2023年10月30日撮影)。(c)Roman PILIPEY / AFP 【11月1日 AFP】ウクライナのイーホル・クリメンコ(Igor Klymenko)内相は1日、ロシア軍が過去24時間に100以上の集落に対し砲撃を行ったと発表した。24時間で行われた攻撃としては今年最大の規模だったとしている。 クリメンコ氏はソーシャルメディアに、「敵は過去24時間で、10州の118の集落を砲撃した。攻撃を受けた町村の数としては今年最多だ」と投稿した。 現地当局によると、東部ハルキウ(Kharkiv)州と南部ヘルソン(Kherson)州でそれぞれ1人が死亡した。 また、東部ドニプロペトロウシク(Dnipropetrovsk)州知事は州内の都市ニコポリ(Nikopol)でロシア軍による無人機攻撃があり、女性1人が死亡し、
ウクライナ首都キーウの地下鉄駅に避難した市民(2023年6月16日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【6月16日 AFP】ウクライナ政府は16日、ロシア軍がキーウ州に対して極超音速ミサイルなどによる大規模攻撃を行ったと明らかにした。同日にはアフリカ諸国首脳らの和平使節団がキーウ入りし、協議が予定されていた。 ドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は「ロシアのミサイルはアフリカへのメッセージだ。ロシアは平和ではなく、さらなる戦争を望んでいる」と述べた。 ウクライナ空軍は、極超音速ミサイル「キンジャル(Kinzhals)」6発 、巡航ミサイル「カリブル(Kalibr)」6発、偵察ドローン(無人機)2機を破壊したと発表した。 キーウ市の軍政当局トップ、セルヒー・ポプコ(Sergiy Popko)氏によると、これらは全て、キーウ州上空で迎撃された。 16日には、南ア
(CNN) ウクライナ南部ザポリージャ州の当局者は10日、同州のホテルがロシア軍のミサイル攻撃を受け、1人が死亡、16人が負傷したと発表した。負傷者には子ども4人が含まれるという。 ウクライナ国防省によると、ミサイル攻撃を受けたホテルは6〜13歳の子どもを対象とする日帰りキャンプの実施場所。10日はミサイルが着弾する1時間前にキャンプは終了していた。 同省は「ロシアのテロリストらは子どもたちを標的にしていた」と非難。「キャンプは毎日午後6時までで、ミサイル攻撃があったのは同7時だった。この攻撃で1人が死亡、16人が負傷した。奇跡的なタイミングにより子どもたちは難を逃れた」とツイートした。 攻撃を受けたホテルは国連の職員や、周辺地域の住人をサポートする人道支援団体の職員も頻繁に利用していた。
イスラエル軍による人質救出作戦で損傷した建物と散乱したがれきの中に立つ男性。パレスチナ自治区ガザ地区中部ヌセイラット避難民キャンプで(2024年6月9日撮影)。(c)EYAD BABA / AFP 【6月10日 AFP】パレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)地区で行われた8日の人質の救出作戦について、複数の目撃者が9日、イスラエル軍がイスラム組織ハマス(Hamas)を混乱させる目的で、武装勢力らに扮(ふん)した兵士を避難民援助車両で中部ヌセイラット(Nuseirat)のキャンプ内に送り込んだと話した。 目撃者らは、武装勢力に扮したイスラエル兵が避難民援助を目的とした冷蔵トラックの中に潜んでいたと話している。AFPでは独自に確認はできていない。 避難民の一人、アルダ・ハティブさんは、市場に向かう途中で冷蔵トラックと白い小型車から人が何人も出てきたとし、「その直後に、キャンプ内の民家や近
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場が攻撃を受け、子どもを含む10人が死亡、20人以上がけがをしました。イスラエル側は、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃だとして対抗措置を取る構えを見せているのに対し、ヒズボラ側は関与を否定していて、双方の緊張が一層高まっています。 イスラエル軍の報道官は27日、イスラエルが占領するゴラン高原で、サッカー場がヒズボラによるロケット弾攻撃を受け、サッカーをしていた子どもを含む10人が死亡し、20人以上がけがをしたと発表しました。 イスラエル首相府によりますと、ネタニヤフ首相は「この殺人攻撃を見過ごさない。ヒズボラは重い代償を払うことになる」と述べたということで、対抗措置を取る構えを見せています。 これに対して、ヒズボラは「この件には全く無関係であり、虚偽の主張を断固として否定する」という声明を出しました。 イスラエル軍は、ガ
クリミア半島セバストポリを上空から撮影した衛星画像。ブラックスカイ提供(2023年9月13日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / BLACKSKY 【9月22日 AFP】ロシアが併合したウクライナ南部クリミア(Crimea)半島の黒海(Black Sea)艦隊司令部が22日、ウクライナ軍によるミサイル攻撃を受け、少なくとも兵士1人が死亡したと、ロシア側が発表した。 ロシアが任命した特別市セバストポリ(Sevastopol)のミハイル・ラズボザエフ(Mikhail Razvozhayev)知事はソーシャルメディアに、「艦隊司令部が敵のミサイル攻撃に遭った」と投稿。 さらに同氏は二つ目の投稿で、人口50万人を超えるセバストポリの住民に対し、「再び攻撃を受ける可能性がある。市中心部に行くのは避け、屋外に出ないように」と呼び掛けた。 また、ロシア国防省は「少なくとも兵士1人が死亡」したと
ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍事侵攻を続けるロシア軍が、新たなミサイル攻撃の準備をしているとして警戒を強めています。 アメリカのシンクタンクは、ミサイル攻撃は来週にもウクライナ全土で行われる可能性があり、攻撃のペースを維持させることがロシア側のねらいだと指摘しています。 ロシア軍は、ウクライナ各地の発電所など、インフラ施設を標的にした攻撃を強め、厳しい冬に見舞われている市民生活への影響が続いています。 ウクライナのレズニコフ国防相は28日、ツイッターに投稿し「この9か月間で、ロシアはウクライナに対して1万6000回以上のミサイル攻撃を行った。標的の97%は民間施設だ」と主張したうえで「われわれが戦っているのはテロ国家だ」とロシアを強く非難しました。 ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、「ロシア軍が新たなミサイル攻撃の準備をしている」と述べ警戒を強めています。 アメリカのシンクタン
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