2017/05/17 劇場アニメ『BLAME!』でポリゴン・ピクチュアズがこだわったキャラクターづくり 連載開始から実に20年を経た今も根強いファンに読み継がれる弐瓶 勉原作のハードSF漫画『BLAME!』がついに劇場長編アニメ化。映像制作を担当したポリゴン・ピクチュアズ(以下、PPI)は、アニメ『シドニアの騎士』において証明された通り、画づくりにおける弐瓶作品との相性は抜群との評価も高い。『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の劇中劇『BLAME! 端末遺構都市』当時のスタッフを中心に結成された精鋭チーム(含・原作ファン)の手による、最先端と呼ぶにふさわしいアニメ制作に迫ってみたい。 本記事では、制作体制とデザインの両面でこだわったキャラクターづくりを紐解く。 ※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 226(2017年6月号)からの転載記事になります TEXT