セグメント別では、クラウドサービスのAWSの売上高は前年比12%増の230億5900万ドルと、成長率は鈍化したものの好調だった。営業利益はコスト削減努力により、30%増だった。 ネット通販の売上高は7%増、広告は26%増だった。広告が売り上げ全体に占める割合は少ないものの、その成長速度は同四半期のGoogleの9%増、Metaの23%増を上回った。 アンディ・ジャシーCEOは「サービスコストと配送速度を改善し、AWSの成長を安定させ、広告収入を堅調に伸ばすことで、全社の営業利益とフリーキャッシュフローが大幅に増加したため、好調な第3四半期だった」と語った。 一方、クラウド部門のAWSは、成長しているものの、Microsoftの29%増、Googleの22%増を下回った。 同社にとって重要なホリデーシーズンを含む10~12月期については、売上高を1600億ドル~1670億ドルと予想した。 関