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Biologyの検索結果401 - 412 件 / 412件

  • チェルノブイリを徘徊するオオカミたちは突然変異で抗がん能力を獲得していた - ナゾロジー

    1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故により、周辺地域には放射性物質がまき散らされました。 そして、現在のウクライナとベラルーシにまたがる原発から半径30kmの区域が「チェルノブイリ立入禁止区域」となりました。 今もなお、人間の立ち入りは制限されていますが、この区域を徘徊するオオカミたちにはある特別な変化が生じているようです。 アメリカのプリンストン大学(Princeton University)に所属する進化生物学者のカーラ・ラブ氏によると、チェルノブイリ立入禁止区域のオオカミたちには、がんに関連した遺伝子的変異が生じているというのです。 オオカミたちは毎日、人間における法的安全限界の6倍に当たる放射線を受け続けているにも関わらず、その影響に対して驚異的な回復力を示していたのです。 この新しい研究は、2024年1月にワシントン州で開かれた生物学に関する年次総会「Society for

      チェルノブイリを徘徊するオオカミたちは突然変異で抗がん能力を獲得していた - ナゾロジー
    • ヤシガニのハサミの硬さは鉄鋼並み NIMSなどが特殊な内部構造を解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

      ヤシガニは甲殻類の中でも世界最大級の大きさで知られ、インド洋や西太平洋などの熱帯域、亜熱帯域のほか、日本では沖縄県周辺の島しょ部に生息する。そのヤシガニのハサミの硬さは鋼鉄並みで、100枚ほどの層からなる壊れにくい特殊な内部構造を持っていることを、物質・材料研究機構(NIMS)と沖縄美ら島財団の研究グループが明らかにした。複雑な組織を3次元(3D)可視化することにも成功し、研究成果は軽量で強靱(きょうじん)な材料開発に役立ちそうだという。 ヤシガニは体長30~40センチで、絶滅危惧種に指定されている希少生物。研究グループによると、貝殻は持たないが、外敵から身を守る鎧(よろい)のような甲羅で覆われている。単位体重あたりの挟む力(把持力)は体重の90倍以上という生物最強クラスで、ライオンの把持力に匹敵するという。 NIMS構造材料研究拠点の井上忠信グループリーダー、原徹グループリーダーや沖縄美

        ヤシガニのハサミの硬さは鉄鋼並み NIMSなどが特殊な内部構造を解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
      • ヘビも友達をつくる、「動物の友情」に新研究

        北米東部原産のトウブガーターヘビ(Thamnophis sirtalis sirtalis)。(PHOTOGRAPH BY MICHELLE GILDERS, ALAMY) ヘビに対して、冷たい、孤独といったイメージをもつ人は多いかもしれない。だが、その考えは誤りのようだ。少なくとも、ガーターヘビに関しては。 ガーターヘビは、カナダの平野部からコスタリカの森林地帯にかけて生息する、毒をもたないヘビ。今回新たな研究で、このヘビが一緒に過ごす仲間には明確な好みがあることが判明した。つまり、彼らには「友達」がいるのだ。 「あらゆる動物は、他者と交流する必要があります。もちろんヘビも」と、カナダ、ウィルフリッド・ローリエ大学の行動生態学を専攻するモーガン・スキナー氏は話す。今回の研究リーダーを務めた同氏は、トウブガーターヘビ(Thamnophis sirtalis sirtalis)の性格と社交性

          ヘビも友達をつくる、「動物の友情」に新研究
        • 食器に残った食器洗い機用の「リンス」が腸のバリアを破壊してしまうという研究結果

          食器洗い機は日々の家事負担を軽減してくれる非常に便利な家電であり、一度使い始めたら手洗いに戻れなくなったという人も多いはず。そんな食器洗い機には、乾燥効率を高めたり乾燥後の見た目をきれいにするリンス剤(すすぎ剤/乾燥仕上げ剤)を用いることがありますが、このリンス剤が食器に残留して腸のバリアを破壊する危険があるという研究結果が発表されました。 Gut epithelial barrier damage caused by dishwasher detergents and rinse aids - Journal of Allergy and Clinical Immunology https://doi.org/10.1016/j.jaci.2022.10.020 Industrial dishwashers may harm your gut's protective inner lin

            食器に残った食器洗い機用の「リンス」が腸のバリアを破壊してしまうという研究結果
          • 20数億年前に地球の酸素急増の謎、1日が長くなったから? 新説

            米五大湖のひとつヒューロン湖の陥没穴「ミドルアイランド・シンクホール」を探索するダイバー。ここの微生物マットは、約20億年前の地球の海のものと似ていると見られ、今回の研究に使われた。(PHOTOGRAPH BY NOAA, THUNDER BAY NATIONAL MARINE SANCTUARY) 地球の大気には酸素がおよそ20%含まれている。多くの生命が生きていけるのはそのおかげだ。しかし、できたばかりの46億年前の地球の大気にはほとんど酸素が含まれておらず、24〜22億年前に急激に増えたことが地質学的な記録からわかっている。 その理由は、光合成を行うシアノバクテリア(藍色細菌)が海で増えたからと考えられている。だが、光合成を行う微生物はもっと前から地球に存在しており、だとしたらなぜこの時期に大量に酸素が増え始めたのかは大きな謎だった。 このたび、その謎にまつわる驚くべき新説が発表され

              20数億年前に地球の酸素急増の謎、1日が長くなったから? 新説
            • 人間の脳のオルガノイドを培養したら「目」ができた

              人間の脳のオルガノイドを培養したら「目」ができた2021.08.22 22:0069,852 ByIsaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( satomi ) 目だ…目だよオイ…(泣)。 国際研究チームがラボで人間の脳を模した組織を培養したところ、つぶらな瞳のようなものがポッカリとでき世界が震えています。左右対称な眼杯で、光も感知できるらしい…。見た目は怖いですが、意識はないから大丈夫だということです。 使ったのは多能性幹細胞で、体細胞生成プロセスの研究が目的。 幹細胞研究は、これまでにも幹細胞療法でマウスの嗅覚系が回復したり、半分人間の脳を提供したりと進化のスピードが目覚ましいですけど、今回ミニ脳で再現したのは、人体の胚のなかで目が発達するプロセスです。詳細は先週Cell Stem Cellジャーナルに掲載された論文で読むことができます。 論文共著者である独デュッ

                人間の脳のオルガノイドを培養したら「目」ができた
              • 新タイプの遺伝子配列、ウイルス6月に出現…東京から地方へ拡散

                【読売新聞】 新しいタイプの遺伝子配列を持つ新型コロナウイルスが、6月以降全国に広がっているという分析結果を国立感染症研究所の研究チームが公表した。東京から地方への移動によって感染が拡大したことが、ウイルスの遺伝子分析からも推定され

                  新タイプの遺伝子配列、ウイルス6月に出現…東京から地方へ拡散
                • 「雨の匂い」の原因物質が森林に住む生き物の行動を変化させるために利用されていることが判明

                  雨が降ると湿った土のような独特の匂いを感じることがあり、この匂いは「ペトリコール(Petrichor)」と名付けられています。雨の匂いの主成分である化学物質は微生物によって放出されていることもわかっていますが、この化学物質が「森林に住む生き物の行動を変化させて微生物の繁殖に利用されている」ことが新たに判明しました。 Developmentally regulated volatiles geosmin and 2-methylisoborneol attract a soil arthropod to Streptomyces bacteria promoting spore dispersal | Nature Microbiology https://www.nature.com/articles/s41564-020-0697-x Love The Smell of Rain? Th

                    「雨の匂い」の原因物質が森林に住む生き物の行動を変化させるために利用されていることが判明
                  • なぜ植物は異種でも茎や枝がくっつくのか、接ぎ木の秘密に迫る

                    接ぎ木は、異なる種類の植物の茎や枝などを切ってつなぎ合わせ、“イイとこ取り”をして農業や園芸に役立てる方法だ。組み合わせにより病気や害虫、連作障害に強くしたり、収穫時期をずらしたりとメリットが大きいという。植物の見事な修復能力をうまく利用しているが、方法が広く知られているわりに、仕組みはよく分かっていなかった。こうした中、奈良先端科学技術大学院大学などの研究グループが、重要なスイッチ遺伝子やホルモンを突き止めるなど、謎の解明を進めている。 切り口の「カルス」どうしてできる 例えばキュウリとカボチャの胚軸(根と子葉の間の茎)に切り込みを入れ、接ぎ木することが広く行われている。別の種をつなぐなんて…何だか荒っぽいことにも思えるが、正しくやれば植物は乗り越えてくれるという。切り口には「カルス」という未分化状態の細胞の塊ができ、切り口をふさいでつなぎ合わさる。カルスはやがて、水分や養分が通る維管束

                      なぜ植物は異種でも茎や枝がくっつくのか、接ぎ木の秘密に迫る
                    • 新型コロナウイルスはヨーロッパへ広がるために変異していた?ウイルスの系譜が明らかに - ナゾロジー

                      ウイルスの最も恐ろしいところは、その驚異的な変異速度です。 変異を繰り返すことで、様々な人種や民族に対する感染能力を獲得し、薬に対しては耐性能力を生じさせます。 以前の研究で、新型コロナウイルスは早くも「L」型と「S」型に変異していたことが紹介されました。 しかし今回、英国とドイツの研究者たちによって、新型コロナウイルスの進化学的な系統分析が行われた結果、ウイルスは既に3つの型と160種類の下部グループに変異していることがわかりました。 また、ウイルスの遺伝子(RNA)を調べた結果、160種類の分類群は大きく3つの型(A,B,C)にわかれていることが判明しました。 今回の研究成果によって、人類はようやく「敵」の素性がつかめたようです。 新型コロナウイルスの系譜解明は終息のきっかけになるのでしょうか? 研究内容はケンブリッジ大学のピーター・フォースター氏らによってまとめられ、4月8日に学術論

                        新型コロナウイルスはヨーロッパへ広がるために変異していた?ウイルスの系譜が明らかに - ナゾロジー
                      • 「ガチョウとアヒルって似たようなもん?」って言われて説明したければこのイラストを見せれば一発で伝わるはず「ガチョウ怖すぎ」

                        まったくモー助 @mmousuke 「ガチョウとアヒルって似たようなもんでしょ?」って言われて必死で違うと説明したんだけど、大きさやらくちばしの形やら色々差はあるけど私の個人的なイメージはこんなに違う pic.twitter.com/uwnASpk74u 2020-01-27 22:35:28 リンク Wikipedia ガチョウ ガチョウ(鵞鳥、鵝鳥、家雁、英: Domestic goose、仏: oie)は、カモ目カモ科ガン亜科の鳥。雁の仲間。家禽。白い姿はアヒルに似ているが互いに別の種。 ダーウィンは、本種について著書 にて、 「野生の雁(ガン・かり)を飼いならして家禽化したもので、家禽としてはニワトリに並ぶ歴史を有しており、古代エジプトにおいてすでに家禽化されていた記録がある」 との旨を記しているが、前半はともかく、後半については、今日では古代エジプトで飼養されていたのは本種ではな

                          「ガチョウとアヒルって似たようなもん?」って言われて説明したければこのイラストを見せれば一発で伝わるはず「ガチョウ怖すぎ」
                        • 京都の桜、過去1200年で最も早く満開に=研究 - BBCニュース

                          京都の桜が、記録の残っている過去1200年で最も早く満開を迎えた。大阪府立大学の生態気象学研究グループの調査が指摘している。

                            京都の桜、過去1200年で最も早く満開に=研究 - BBCニュース