筆者は、これまで一貫して「Apple Watch」のファンだったわけではない。2015年に発売されたとき、きっとすごいだろうと期待して購入したが、結局は、手首にはめているより引き出しに入っている時間の方が多くなった。ようやくもっと頻繁に装着するようになったのは、それから3年たって、2つの大きな機能、LTEとECG(心電図)アプリが出そろってからだった。それ以降は、すっかり手首が定位置になった。 「iWatch」がやって来た 筆者がスペイン語版CNETでApple Watchを取り上げ始めたのは、公式発表より何カ月も前のことだった。2014年の夏には、週に1回、Appleのうわさに関する動画を担当していて、Appleが秋には「iWatch」を発表するという話が既に流れていた。 うわさどおり、2014年9月9日のイベントでは、「iPhone 6」の紹介に続いて、最高経営責任者(CEO)のTim