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NVIDIAのGPUのビデオエンコーダNVENCを使ってエンコードをしてみます。CPUを使ったエンコーダに比べ大変高速です。 Windowsを前提に記事を書きますが、ffmpegのオプションの説明になるのでMacやLinuxでも使えます。 NVENCは直に動かすことができません。ビデオ編集ソフトやビデオエンコードソフトにNVENCが組み込まれているものを使います。 ここではffmpegを使って動かします。 ffmpegはコマンドプロンプトで動かします。Window画面はありませんので取っつき難いと思っている方がほとんどでしょう。エンコードには設定するパラメータがたくさんありWindows画面にすべて表示していられません。また、エンコードでは一度設定を決めてしまうと設定を毎回変える必要は無いのでWindow画面とか必要なくなってしまうのです。コマンドプロンプトで動かすのが一番スッキリした方法
ムービーの無劣化結合や多種多様な形式への変換などの機能を備えたマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」のバージョン6.0が2023年2月27日(月)にリリースされました。FFmpeg 6.0ではQSVやNVENCといったハードウェアエンコーダーを用いたAV1エンコードが可能になった他、スレッド処理の効率化に伴う動作高速化などの改善が盛り込まれています。 FFmpeg http://ffmpeg.org/index.html#pr6.0 FFmpegはオープンソースで開発されているマルチメディアフレームワークで、「ムービーを別のフォーマットに変換」「複数のムービーを無劣化で結合」「複数枚の画像をムービーファイルにまとめる」「ムービーの解像度やフレームレートを変更」「ムービーの一部を切り出し」「ムービーから音声を抽出」など、ムービーや音声関連の多種多様な機能を備えています。 FFmpegは
はじめに こんにちは。プラットフォーム技術戦略室の青木です。 普段はLaravelやクラウドネイティブインフラストラクチャ、IoTなどの記事を執筆しています。 業務ではPoCやR&Dを行うことが多く、今回はPoCとして正式導入を検討する上でのパフォーマンステストを行うこととなり実証実験結果を記したいと思います。 結果サマリー 特定のEdgeで検証した結果、 ソフトウェアエンコードからNVIDIA GPUによるハードウェアエンコードに切り替えたことで安定して同時配信できる映像が5〜8本から10〜13本程度に増加しました。 システム概要 性能検証をすることとなったシステムの大まかな概要を説明します。 構成図 背景 弊社既存のサービスで、映像を解析し様々な分析が行えるサービスがあります。その解析は基本的*1に OPTiM Edge にて行われ、そのデータをWebブラウザで閲覧出来る仕組みとなって
NVENCとfdk-aacが使えるffmpegをビルドし、h264_nvenc の cq (constant quality mode) の動作を解析し最適なエンコード設定を求めた。 x264 の crf とは設定が根本的に違う。crf は動きの少ない時の目標、cq は動きの多い時の目標(q の平均の上限) 動きの少ない時の q (Quantization Parameter) は cq の方が 5 低いので cq 28 が crf 23 相当。 nvdec を使わない場合の cq 28 の画質は x264 デフォルト crf 23 と同程度。(動きが激しい時は除く) ただしビットレートは3割程度大きい。(cq 30 なら x264 並)※Turing 以降ではビットレート約2割減、画質改善とBフレームの効果 評価環境は ffmpeg-4.3.1 nvenc 9.0.18.3(デフォル
2020/4/5更新 コマンドをコピペすると"--"(連続ハイフン)がWordpressの仕様によりダッシュに変換され、バッチが正常に動作しない問題を修正しました。 AviUtlの拡張プラグインでNVEncの設定画面を開くと、以下のような設定一覧が表示されます。 この画面中の下のほうに、何やらコマンドの羅列が見えます。 このコマンドオプションを元にバッチファイルを作成して、その上にエンコードしたい動画をDrag&Dropで重ね合わせると自動的にエンコード処理が始まります。 そんなの別にいいよと思うかも知れませんが、バッチファイルでやるとAviUtlでエンコするよりも倍近く時間短縮が可能になります。 上の設定で、50分ほどのTS動画を使ってNVEncのエンコード速度比較をしてみると、 ①AviUtl:6分40秒(220fps前後) ②バッチ処理:3分30秒(410fps程度) という結果にな
当ブロマガで記載してる「OBS Studio」に関して ↓このアイコンのアプリケーション↓ 注 : 上記アイコンと異なる場合は、違うOBSです! 最新バージョン情報 (2020年05月06日現在) Windows / macOS / Linux 25.0.8 ◆別記事リンク OBS Studio for Windows版の記事は → こちら OBS Studioに関するメモ記事は → こちら OBS Studioの分かりづらい設定紹介記事は → こちら OBS Studioの未実装機能などの紹介記事は → こちら #最終更新日時 2020年09月26日 15時25分頃 一部修正 #初版投稿日時 2014年02月09日 18時30分 #記事作成日時 2014年02月09日 目次 1、はじめに。 2、OBS Studio 23.0以降の新しいNVENCに関して 3、OBS Studio の N
近年発売されたNVIDIA製GPUの多くは、ハードウェアエンコーダー「NVENC」が利用できます。これは、動画のエンコードをGPU内蔵の専用ハードウェアを用いて行うもので、CPUで処理を実行するソフトウェアエンコーダーより高速にエンコードが実行できます。 このNVENCは、「GeForce RTX 20シリーズ」および「GeForce GTX 16シリーズ」が採用したGPUアーキテクチャ「Turing」世代にて、H.265形式でのBフレームをサポートしました。これにより、CPUを圧倒するエンコード速度に加え、圧縮率も向上したことでNVENCの実用性がさらに高まっています。 Bフレームとは、差分情報だけを保持したフレームで、再生時には手前のフレームと合成することで画像として成立します。これにより、各フレームに画像としての完全な情報を保持するよりも情報量を減らせるため、同じ画質ならより低容量、
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