公立小中学校のPTAの全国組織「日本PTA全国協議会」について内閣府は、決算を承認する理事会を法令で定められた期間に開催しないなど、不適切な運営が行われている疑いがあるとして事実関係を報告するよう求めました。 内閣府によりますと、「日本PTA全国協議会」は、公益法人を監督する「公益認定等委員会」が9月に行った立ち入り検査で、決算や実施した事業を承認する理事会を、法令で定められた期間に開催していなかったのに加え、事務局長が空席の状態が続くなど、不適切な運営が行われている疑いがあることが分かったということです。 このため内閣府は協議会に対し、今月中旬までに事実関係を報告するよう求めました。