デジタル一眼で美しい写真を撮るには「RAW」撮影が最適です。RAW撮影の後には「現像」処理が必要ですが、RAW現像ソフト「Lightroom」では、写真の色や明るさを最適化することで、撮影の狙いを明確にしたり、エフェクトを加えることで印象強い写真へ仕上げるられます。そんな作品作りのためのRAW現像テクニックを紹介します。 風景写真の傾きと色合いを最適化する 前々回(デジタル一眼ビギナーのためのLightroom入門:第1回 写真を見違えるように仕上げるRAW現像の基本)ではRAW撮影のメリット、前回(デジタル一眼ビギナーのためのLightroom入門:第2回 現像モジュールの7つの機能を使いこなす)はLightroomにおけるRAW現像の基本を紹介しました。今回は、Lightroomの複数の機能を活用して、デジタル一眼で撮影したRAWデータを狙ったイメージに仕上げる方法を紹介しましょう。