並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 7 件 / 7件

新着順 人気順

SAPの検索結果1 - 7 件 / 7件

  • グリコ出荷再開へ システム障害招く「25年の崖」経済損失12兆円にも

    江崎グリコは4月3日に基幹システムの切り替え作業時にトラブルが発生し、物流センターにおける出荷データなどに不具合が生じた。同社製品のほか、江崎グリコが販売を請け負うキリンビバレッジの「トロピカーナ」なども出荷停止を余儀なくされている。障害発生から2カ月以上たってなお、主力商品の出荷を再開できない深刻な事態だ。 ユニ・チャームでも5月上旬に基幹システムを更新した後にトラブルが起こった。大規模な混乱にはならなかったが、公式通販サイトでは6月中旬時点で、紙おむつなどの到着に1週間~10日ほどかかる状況だ。ユニ・チャーム上席執行役員の上田健次ESG本部長はこの遅れについて、「小売店向けの出荷を優先して正常化させたため」と説明する。 3社のトラブルはともに基幹システムの障害を発端としたものだが、今後同様のトラブル事例が増える可能性は高い。日本独特の商習慣など複数の原因が絡み合い、システム刷新を難しく

      グリコ出荷再開へ システム障害招く「25年の崖」経済損失12兆円にも
    • 「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題

      「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題:有識者に聞く(1/6 ページ) 近年、大手企業のERP導入失敗事例として注目を集めたのが「プッチンプリン問題」である。 2024年4月、江崎グリコは基幹システムを独SAPのERPパッケージ「SAP S/4HANA」に刷新する切り替えを実施した。ところが、この切り替えをきっかけにシステム障害が発生。乳製品、洋生菓子、果汁、清涼飲料といった「チルド食品」の受発注や出荷業務に影響が出た。その結果、看板商品であるカフェオーレやプッチンプリンなどが出荷できない事態に陥ったのだ。 多くの人は、この問題の原因をベンダーの能力不足や、企業のIT投資に対する姿勢の問題だと捉えているようだ。しかし、ERPのエキスパートである廣原亜樹氏の話を聞くと、実際はそれほど単純ではないらしい。 そもそもERPとは何なのだろうか。なぜ企業はE

        「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題
      • 【決定版】SAPはなぜ使いにくいのに、世界中で利用されている? 日本に欠けすぎの視点

        江崎グリコやユニ・チャームの「SAP S/4 HANA(以下、SAP)」への移行が難航している問題を受けて、ネット上で「SAPは使いづらいのに、なぜ利用されているのか」という問題提起が多数あがっている。では、なぜSAPがERPのデファクトスタンダードとして、世界中で使い続けられているのだろうか。その背景や事情、日本の製造業への提言について、元SAPに在籍しERPに詳しいフロンティアワンの鍋野 敬一郎氏に話を聞いた。 半世紀以上にわたるSAPの変遷。SAP R/1 Mainframeから始まり、SAP S/4 HANAや最新版のSAP HANA Cloudに。2027年には代表的なSAP ERPの標準保守期限が終了となるため、移行問題がクローズアップされている

          【決定版】SAPはなぜ使いにくいのに、世界中で利用されている? 日本に欠けすぎの視点
        • 「予算オーバーは当たり前」グリコのSAP移行トラブル、専門家に聞く「本当の問題点」

          江崎グリコやユニ・チャームの「SAP S/4 HANA(以下、SAP)」への移行が難航している。江崎グリコの製品はトラブルに見舞われた4月3日から2カ月超経った6月11日に一部商品についてようやく出荷が再開されたが、代表的な商品の1つであるプッチンプリンはいまだ出荷停止されたままだ。ユニ・チャームもSAPと物流システムの連携障害で紙おむつなどの製品の出荷に遅延が生じていた。同社の納品の遅れはおおむね解消したという。ただ、江崎グリコのケースでは、そもそもSAPの稼働が1年以上遅れ、その投資額も1.6倍に膨れ上がったと報じられている。なぜトラブルがこれほど長期化しているのか、元SAPでERPに詳しいフロンティアワンの鍋野 敬一郎氏に、問題の本質について話を聞いた。 ERP移行で150%の予算オーバー、実は「想定内」 江崎グリコのSAP移行に伴うトラブルが大きな注目を集めている。 2023年12

            「予算オーバーは当たり前」グリコのSAP移行トラブル、専門家に聞く「本当の問題点」
          • SAPジャパンの偽サイト「sapjp.com」に注意 過去に保有していたドメインを第三者が取得、なりすまし被害に

            SAPジャパンの偽サイト「sapjp.com」に注意 過去に保有していたドメインを第三者が取得、なりすまし被害に SAPジャパンは、同社が以前保有していたサイトが第三者企業によって取得され、なりすましサイト化している事例を確認したと発表した。「sapjp.com」というドメインのサイトは偽サイトだとして、アクセスしないよう注意を呼び掛けてる文書を、7月3日付で公表した。 SAPジャパン公式サイトのURLは「https://www.sap.com/japan/」、ニュースセンターは「https://news.sap.com/japan/」。このドメイン以外で同社のコンテンツを掲載しているサイトは、無断転載によるなりすましサイトという。 SAP関連のワードを検索した際、なりすましサイトが表示されることがあり、特に「~sapjp.com」と表示されるサイトに注意を呼び掛けている。 こうしたサイト

              SAPジャパンの偽サイト「sapjp.com」に注意 過去に保有していたドメインを第三者が取得、なりすまし被害に
            • ERP導入なぜ失敗? グリコやユニ・チャーム出荷トラブル - 日本経済新聞

              ERP(統合基幹業務システム)の導入に失敗した挙げ句、ビジネスが止まる――。ERPを使った基幹系システム刷新プロジェクトでシステム障害が相次ぎ発生している。江崎グリコは独SAPのERP「S/4HANA」を使って構築した基幹系システムの障害で、プッチンプリンなどチルド品の出荷停止に追い込まれた。ユニ・チャームもS/4HANAと物流システムの連係を巡る障害で、製品の出荷に遅延が生じた。なぜERPの

                ERP導入なぜ失敗? グリコやユニ・チャーム出荷トラブル - 日本経済新聞
              • Osaka Metro、基幹システムをクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」に移行 | IT Leaders

                IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > ERP/SCM > 事例ニュース > Osaka Metro、基幹システムをクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」に移行 ERP/SCM ERP/SCM記事一覧へ [事例ニュース] Osaka Metro、基幹システムをクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」に移行 2024年6月27日(木)IT Leaders編集部 リスト 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro、本社:大阪市西区)は、経営改革を支えるシステム基盤の刷新に取り組んでいる。SAPジャパンのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を採用し、同ERPを中核とするシステム構築パッケージ「RISE with SAP」を活用して構築、2024年4月より稼働している。SAPジャパンが同年6月26日に発表した。 大阪市交通局の民営化によって

                  Osaka Metro、基幹システムをクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」に移行 | IT Leaders
                1