タイ東北部にある保育施設で6日、元警察官の男が銃を発砲した事件では、施設にいた幼い子どもたち20人余りを含む35人が死亡しました。 元警察官は、麻薬所持を理由にことしに入り免職となっていたということで警察が動機の解明をすすめています。 6日昼ごろ、タイ東北部のノンブアランプー県にある保育施設に元警察官の男が押し入り、銃を発砲したほか、中にいた子どもや施設の職員を刃物で次々に襲いました。 さらに車を暴走させ近くにいた人たちを次々にはねました。 当時、保育施設には2歳から5歳までの子供たちがいて、警察によりますと、子どもたち20人余りを含む35人が死亡したということです。 また、およそ10人がけがをしました。 保育施設の職員によりますと、子どもたちは当時、昼寝をしていましたが男はドアを蹴って壊して、部屋に入ってきたということです。 このあと元警察官は自宅に戻り、妻と息子を殺害したうえで自殺した