Google Search Console(以降、Search Console:サーチコンソール)は便利なツールではあるものの、なかなかそのデータを活用しきれていない、活用したいがデータの加工などがやりにくいという悩みをよく聞く。SEOの分析、モニタリングツールの「Amethyst(アメジスト)」を提供するJADEの郡山 亮氏が「Web担当者Forum ミーティング 2023 秋」に登壇。 無料ツール「Looker Studio(ルッカースタジオ)」を使ってSearch Consoleのデータを徹底活用し、現場で使われる、定点モニタリングしやすいダッシュボードをつくる方法を紹介した。 Search Consoleの扱いづらさをカバーするLooker StudioSearch Consoleはさまざまなことができるツールだが、今回は検索パフォーマンスの検索結果レポートに絞って紹介した。Sea
AI(人工知能)・ビッグデータ分析技術開発のユーザーローカルは、手軽で高速に文章の要約が可能な「ユーザーローカルAI自動要約ツール」の提供を始めた、と3月21日に発表した。利用者は複数の生成AIの大規模言語モデル(LLM)から選択して文章要約でき、文書の種類や、要約結果の長さも指定できる。ログインは不要で無料で利用できる。 米国OpenAIの「ChatGPT」で「GPT-3.5」と「GPT-4」だけでなく、米国Anthropic(アンスロピック)の「Claude」で最近発表されて話題の「Claude 3」にも対応した。「日報」、「レポート」、「ニュース記事」、「コールセンターなどの会話ログ」、「議事録」、「物語」など文章の種別を指定すると、より高品質な要約結果が得られる。 AI自動要約ツールに入力されたテキストは、ChatGPTやClaude、ユーザーローカルのAIトレーニングに利用される
ネット検索で「スマホ」を利用する人は9割以上、「パソコン」は4割弱まず「インターネットでの調べものをするときに使っているもの」を聞くと、「スマホ」94%が圧倒的1位で、2位「パソコン」38%、3位「タブレット(iPadなど)」16%に大きく差を付けた。スマホは全年代で1位で、パソコンは男性20代以上、タブレットは10代が他年代に比べて高かった。また少数だが「スマートスピーカー(Alexa/Google Homeなど)」3%という回答もあった。なお「インターネットで調べたり探したりしない」も1%ほど存在する。 スマホで調べものをすると回答した47,858人に「ふだん利用するサービス」を聞くと、2021年の前回調査からさらに増加を見せ「Google」79.5%が断トツ1位だった。特に60代の伸びが9ポイントと大きかったという。 2位「YouTube」48.2%が3位「Yahoo! JAPAN」
トップ セミナー コンテンツのPDCAはどうしてる?SEO・KPI設定など全部聞いちゃいます!|Web担当者Forum秋 はじめに A-can 白砂氏| 本日はご参加いただき、ありがとうございます。モデレーターを務める株式会社A-canの白砂です。 まず自己紹介させていただき、その後にコンテンツのPDCAの概要をすり合わせた上で、PDCAの各プロセスを質問していきます。それでは、与那覇さんから自己紹介をよろしくお願いします。 カインズ 与那覇氏| 株式会社カインズの与那覇 一史と申します。カインズには2021年に入社しました。入社してから趣味が増えまして、メダカ、ミジンコ、SEO、家庭菜園、筋トレ・・・と趣味と仕事を融合させて、日々いろいろなコンテンツを作っています。本日はよろしくお願いいたします。 A-can 白砂氏| 続いて西潟さん、自己紹介をよろしくお願いします。 サイボウズ 西潟氏
GA4への移行も完了し、本格的にデータ活用を進めているが、うまくいかないといった人も多いだろう。そういった人を対象に、「分析の前に、大切な話をしよう~Googleアナリティクス4を使ったデータ活用法~」と題したセミナーが2024年5月22日、東京・新宿で開催された。 本セミナーは、データ活用を支援するアユダンテ株式会社が主催。同社のGMPコンサルティング事業部 COO 山浦直宏氏、チーフソリューションコンサルタント藤田佳浩氏、シニアソリューションコンサルタント中村晃氏の3人で進められた。 データ活用=データ分析ではないWebサイトを構築するとたいてい無料のGA4が入っていて、GA4で取得したデータをいきなり分析していこうとする人がいるが、分析の前にもっと大事なことがあるという。 GA4のデータを見て、いきなり分析をし始める人がいるが、本当にそれでいいのだろうか(山浦氏) データ活用というと
Googleが提供する解析ツール「Google アナリティクス 4(以下、GA4)」で定義されていた「コンバージョン」が「キーイベント」に名称変更される。 GA4のコンバージョンとGoogle 広告のコンバージョンを区別するため、GA4のコンバージョンをキーイベントに変更するという。Google 広告とGA4のコンバージョンの測定方法が異なり、Google 広告とGA4間で不一致が生じていた。その不一致を解消するために、双方のコンバージョンの定義を統一し、測定やレポーティングをシンプルにするためだという。 キーイベント:ビジネスにとって重要なアクションを測定するイベント。GA4でイベントをキーイベントとしてマークすると、そのアクションを行ったユーザー数やマーケティングパフォーマンスを評価できる コンバージョン:Google 広告のパフォーマンスを測定し、入札を最適化するために使用される重要
企業のWeb担当者・マーケティング担当者は、この新たな送信者ガイドラインにどう対応すればいいのだろうか。WACULの執行役員 CMOであり、メールマーケティングのエバンジェリストとしても活動する安藤健作氏にお話を伺った。 Gmailの新しい送信者ガイドラインとは?利用者を日々悩ませている大量の迷惑メール。Gmailを提供しているGoogleでは、毎日約150億件のスパムメールをブロックしているという。 ┌────────── もともとGmailを含め、Emailの歴史とは『迷惑メールとの戦いの歴史』でもあります。今回のガイドライン強化は、Googleの情報の信頼性やプライバシーの保護の一環として、『迷惑メールを排除する』ことを目的に実施されたものです(安藤氏) └──────────
1995年に本社にてコーポレートサイトを設立。それを皮切りに、国内外の関係会社がそれぞれコーポレートサイトを設立していったが、富士フイルムブランドとして一貫したイメージを訴求するため、2008年にワールドワイドでのデザイン統合を実施した。さらに2020年には、ガバナンス強化やコンテンツ拡充、マーケティング強化に向けて、ドメイン、CMS、インフラを統合し、すべてのコーポレートサイトが共通のプラットフォームで稼働するようにした。2023年春には、さらなるブランディング強化に向けて、再度ワールドワイドでの一斉デザインリニューアルを行っている。 私たち富士フイルムグループは、ヘルスケアや半導体材料など、多方面でビジネスを展開しているため、2020年の統合では、全事業部にヒアリングを行い、コーポレートサイトへのニーズを把握するよう努めました。CMSを統一したことで国内外でコンテンツを共有できるように
検索エンジンからの流入増、つまりSEOは、Webサイトへの集客手法のなかでも最重要施策の1つといってよい。SEOは業種を問わずにニーズをもつユーザーにリーチできるのが大きな強みとなる。 弁護士約350名が所属する大手のベリーベスト法律事務所では、新規サービスの展開にあたって、SEOツール「ミエルカSEO」をフル活用したコンテンツ戦略により、狙いたい新規分野でのコンバージョンを2.5倍まで伸長させた。 「Web担当者Forum ミーティング 2023 秋」では、べリーベストの藤村真貴奈氏と、「ミエルカSEO」を展開するFaber Companyの月岡氏が対談し、ベリーベストのSEO施策におけるコンテンツ×キーワード戦略について語った。 SEOのためのコンテンツ作りは一石二鳥の役割を果たすSEOツール「ミエルカSEO」を展開するFaber Companyの月岡克博氏は、セッションの冒頭で、「S
なぜ、データが必要とされているのか?「データはシステムが記録した結果であり、人々の行動そのもの。データを理解するのは、その向こう側にいる人を知ること」とKT氏は話す。そしてデジタルデータは、時空間を超えて即時共有でき、理解できるという特性がある。 データが必要とされている理由として、KT氏は次の3つをあげる。 理由1 業務がデジタル中心に記録されるようになったかつては手作業で行われていた業務の多くがデジタル化されたことで、大量のデータが蓄積されるようになった。同時に、大規模なデータ処理によりたくさんの人に同時に販売するようなビジネスも可能である。反対に小規模ビジネスの迅速な展開も可能で、個人がハンドメイド作品をECサイトで限られた数だけ販売するような、店舗なしで個人のビジネスを実現できるようになった。 理由2 リアル世界の事象もデジタルデータ化が進んでいるWebサイトに限らず、人流データ、
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