連載目次 Xamarinを使用すると、iOS、Android、加えてVisual Studio(以下、VS)ではWindowsをターゲットとしたアプリを開発できる。ただし、VSを開発環境とした場合には、iOS用のアプリのビルドにMacが必要となる。本稿では、Windows PCとMacを連携させて、iOSアプリをビルドするための手順を見ていこう。また、現在プレビュー版が提供中のWindows用の「iOS Simulator」についても見てみよう。 必要なモノ VSからMacを介してiOSアプリをビルドするには、もちろんMacが必要になる。Windows PCとMacを別々に用意する方法もあるし、MacでWindows仮想マシンを作成し、その上でVSを実行する方法もある。本稿では、後者の方法で話を進める(MacinCloudを利用する方法もあるが、これについては別途紹介したい)。 Mac側の