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fastgrowに関するエントリは51件あります。 ビジネスtechfeed経営 などが関連タグです。 人気エントリには 『ブルーオーシャンには手を出すな、「苦手なこと」こそ人に任せるな……ドワンゴ創業者・川上量生が語る、常識外れの事業創造論【連載 FastGrow Conference 2021】| FastGrow』などがあります。
  • ブルーオーシャンには手を出すな、「苦手なこと」こそ人に任せるな……ドワンゴ創業者・川上量生が語る、常識外れの事業創造論【連載 FastGrow Conference 2021】| FastGrow

    「僕は嘘が嫌いなので、まず最初にお伝えしますが、今日参加した目的は『勧誘』です。“撒き餌”として新規事業立ち上げのポイントはお話しますが、伝えたいのは『ドワンゴに来てくれ』ということです」 セッションの冒頭、川上氏が口にした言葉にはその人柄がよく現れていた。イベントに参加する目的が採用であっても、開口一番、それを身も蓋もなく明かしてしまう起業家は珍しい。建前を嫌い、言いづらい"真実"も平然と語る──そんな川上氏のスタンスが、このセッションを唯一無二のものにした。 株式会社ドワンゴ 顧問 川上量生氏 本セッションで語られたのは、新規事業のつくり方。1997年にドワンゴを創業してから、多くの事業を生み出し、成長させてきた川上氏が事業創造のポイントとして挙げたのは、「競争しない」「専念する」「すべてをマイクロマネジメントする」の3つだ。「今日のお話の中心となるのは『競争しない』ことについて。まず

      ブルーオーシャンには手を出すな、「苦手なこと」こそ人に任せるな……ドワンゴ創業者・川上量生が語る、常識外れの事業創造論【連載 FastGrow Conference 2021】| FastGrow
    • 「1秒で仕事に就ける世界がつくれるまで、Indeedは成功したと言えない」──Indeed買収の軌跡とPMIノウハウを、XTech西條氏がリクルート出木場氏に訊く | FastGrow

      イベント冒頭、西條氏から投げかけられたのはIndeed買収に至った経緯に関する質問だ。2011年ごろ海外企業への投資を実施するチームを率いていたという出木場氏。Indeed買収のきっかけとなったのは、旅行領域のビジネスを展開する合弁会社の設立に向けて滞在していたインドネシアで見た光景だったと振り返る。 出木場合弁会社設立に向けてジャカルタに滞在していたとき、プロフェッショナルヒッチハイカーという仕事の存在を知ったんです。どんな仕事かというと、他人の車に相乗りしてあげるのが業務内容。というのも、ジャカルタは世界的に見ても渋滞がひどい都市なのですが、渋滞を緩和するために政府が「3人以上乗っていなければ街の中心部に入ってはいけませんよ」という法律を作った。 プロフェッショナルヒッチハイカーたちは、3人以上が乗っていなければ入れないエリアの入り口に立って、1人ないしは2人しか乗っていない車のドライ

        「1秒で仕事に就ける世界がつくれるまで、Indeedは成功したと言えない」──Indeed買収の軌跡とPMIノウハウを、XTech西條氏がリクルート出木場氏に訊く | FastGrow
      • そんなにみんな、「成功」とか「お金」とか欲しいの?──スタンフォード・BCGという“一流キャリア”を経た一休・榊氏が語る「累積思考時間」重視のキャリア論 | FastGrow

        スタンフォード大学に留学後、ボストンコンサルティンググループ(以下、BCG)、アリックスパートナーズといったのコンサル畑を歩み、上場企業の事業再構築に尽力。その業績が評価され、代表取締役に。 高級ホテルや旅館、レストランの予約サイトを運営する一休の代表取締役 榊淳氏の経歴には、優秀人材の代名詞が並ぶ。社会的な成功を目指すビジネスパーソンならば、「願わくば同じ道を歩みたい」と渇望しそうな経歴だ。どうすれば、社会的に認められる功績を残し、ビジネスパーソンとしての成功を遂げられるのか。その答えを探るために、FastGrowは榊氏へ取材を申し込んだ。 だが、同氏に話を聞けば聞くほど、「成功」に対しての興味も執着もないことが明らかとなる。努力を重ねても、理想通りに物事が進まない……。そんな葛藤を抱えるビジネスパーソンにこそ、榊氏の歩みを参考にしてほしい。

          そんなにみんな、「成功」とか「お金」とか欲しいの?──スタンフォード・BCGという“一流キャリア”を経た一休・榊氏が語る「累積思考時間」重視のキャリア論 | FastGrow
        • 14名の事業家は、この本から経営を学んだ。リーダーの血肉となる、XTech西條、newnあやたんら現役起業家・経営者おすすめ書籍リスト【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow

          「事業は人なり」経営の神様とも称される松下幸之助の言葉だ。事業を創るのも、会社を大きくするのも、そこには「人」がいる。そんな「人」に焦点を当て、次代を担う若きイノベーターたちをピックアップ。成長のエッセンスをお届けする。 シリーズ第5弾となる今回は、事業や組織・プロジェクトを率いる「リーダー」にとって、さらなる学びとなるような書籍をご紹介。前回好評だった「現役プロダクトマネジャーがおすすめする書籍リスト」同様、今回も事業家を目指すFastGrowerのロールモデルとなるような現役起業家・経営者が愛読する書籍をピックアップした。 本稿では、タイトルにあるように読者の「血肉」となるような、まさに「何度でも読み返したい」書籍を厳選している。紹介したものが、皆さまの「事業家としてのバイブル」となれば幸いだ。

            14名の事業家は、この本から経営を学んだ。リーダーの血肉となる、XTech西條、newnあやたんら現役起業家・経営者おすすめ書籍リスト【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow
          • ビジネス脳よりも、“知的探究”が社会インパクトにつながる理由──25歳で年商40億円規模・次世代の事業創出集団アルゴリズムのユニーク過ぎる内情 | FastGrow

            繰り返しになるが、創業4年・30名の企業が、年商40億円規模。しかも利益率は、高収益企業の代名詞ともなっているキーエンスを超える水準だと控えめに話す。もちろん、企業の規模も違えば、業界やビジネスモデルまで何かもが違うわけだから単純比較はできない。だが、ビジネスが大好きなあなたの興味を引くためには十分過ぎる材料が、ここまでの話だけでもすでにあるのではないだろうか。 この実績はラッキーパンチではなく、徹底した「常識に囚われない経営スタイル」が生んだものだ。 固定観念が溢れる時代。少し前であれば、世の中のほんの一部の人間たちしか関わっていなかったであろう「新規事業開発」という仕事ですら、「正攻法」などという表現を充てた手法がインターネット上に溢れている。「アイデアをひたすら洗練させ、MVPでPMFを目指したのち、VCから資金を調達して市場を取り切る」といったような。 さて、アルゴリズムの2人はそ

              ビジネス脳よりも、“知的探究”が社会インパクトにつながる理由──25歳で年商40億円規模・次世代の事業創出集団アルゴリズムのユニーク過ぎる内情 | FastGrow
            • 赤字から過去最高益へ。20代若手役員が牽引したマイネットの劇的ターンアラウンド、3つのポイントに迫る | FastGrow

              2006年にソーシャルニュースサービス事業で創業したマイネットは、インターネット出自の経験を活かし、データ分析を強みとする経営を行ってきた。2012年に、現在の主力事業であるゲームサービス事業を開始。自社でゲームを開発するのではなく、ゲームメーカーから買収や協業という形でタイトルを仕入れ、蓄積されたデータを活用しながら長期運営・長期利益化に導く手法で、成長を遂げてきた。 これまで累計70タイトルを買い取り、黒字化へ導いてきた。十分な実績を積んだ同社は、2018年、さらなる規模成長を目指しアクセルを踏んだ。大幅な赤字タイトルを、ほぼ再開発に近い形で買収・再生する取り組みへの尽力を決めたのだ。これまではリリースから数年が経ったタイトルを主に扱ってきたが、リリース半年以内のものにも挑戦。だが、チャレンジは失敗に終わった。 株式会社マイネット 代表取締役社長 上原仁氏(提供:マイネット) 上原リリ

                赤字から過去最高益へ。20代若手役員が牽引したマイネットの劇的ターンアラウンド、3つのポイントに迫る | FastGrow
              • PdMへ贈る、悩んだときに読みたい「7つの名著」──活躍する現役プロダクトマネジャーおすすめの書籍リスト【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow

                プロダクトマネジャーは特定の職能やスキルで評価することが非常に難しい役割の一つだ。エンジニアリングからマーケティングやセールス、組織マネジメントに採用、時には広報業務もカバーする必要がある。企業によっても求められる要素は異なり、少なくとも「これができれば合格」と言える指標はないだろう。 幅広い領域への理解、膨大なインプットが求められ、当然ながら思考もアップデートし続ける必要がある。そんなプロダクトマネジャーに、新しい視点を手に入れるヒントとなる書籍を7つ紹介する。その前に、「定番」といえる書籍についても簡単に触れておこう。 昨年の発売にも関わらず非常に評価が高く、「プロダクトマネジャーの教科書」と評する方も多くいる「INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント」。GAFAをはじめ、NetflixやAdobeなどアメリカを代表するテック・カンパニー流のプロダクト開発を体系

                  PdMへ贈る、悩んだときに読みたい「7つの名著」──活躍する現役プロダクトマネジャーおすすめの書籍リスト【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow
                • LayerX・福島良典が、「金融」に注目する理由──ブロックチェーン社会実装への展望を語る | FastGrow

                  1988年、愛知県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。2012年度IPA(情報処理推進機構)「未踏スーパークリエータ」認定。2011年、修士課程2年次で同級生と3人で情報キュレーションサービス「グノシー」を開発し、2012年11月に株式会社Gunosyを設立。2015年4月に東証マザーズ上場、2017年12月に東証一部へと市場変更を果たす。2018年8月にはAnyPayとの合弁会社・株式会社LayerXを設立し、代表取締役CEOに。2019年6月には日本ブロックチェーン協会(JBA)理事に就任。 Gunosy創業者の福島良典氏が2018年8月に設立した、LayerX。2019年9月にリリースされたnoteでも綴られていたが、2度目の起業となる福島氏が、不退転の覚悟でブロックチェーンの社会実装に取り組む。 昨今のスタートアップ界隈において、「ブロックチェーン」という領域への注目度は、仮想

                    LayerX・福島良典が、「金融」に注目する理由──ブロックチェーン社会実装への展望を語る | FastGrow
                  • 顧客数300万人超、クライアント企業700社超。データとテクノロジーを武器に躍進するイングリウッドCEO・黒川氏に訊く、「あえて資金調達しない」経営術 | FastGrow

                    イングリウッドの事業は、大きく3つに分けられる。 1つ目は、セールス・ライセンス事業だ。自社ECを中心に、モール販売や卸まで幅広く、エンドユーザーのニーズにあわせて最適な経路で販売を行なう。創業時、黒川氏が好きだったスニーカーのECからスタートしたこの事業は、ファッションや美容、健康など、さまざまなジャンルに販売領域を拡大してきた。 なかでも、自社で運営する『SNEAK ONLINE SHOP』は、Amazon、楽天、Yahoo!などのプラットフォーム上でも、多くのファンを抱える人気ショップだ。創業から現在に至るまで、15期連続で増収・増益を続けている。 3年前からは、中国や東南アジアに向けた越境EC・オフライン販売にも挑戦。約2年間の調査期間を経て、直近1年間では6〜8億円を売り上げるほどに成長させた。中国最大級の越境ECサイト内に、専属担当者もつけてもらっているほどである。 EC市場に

                      顧客数300万人超、クライアント企業700社超。データとテクノロジーを武器に躍進するイングリウッドCEO・黒川氏に訊く、「あえて資金調達しない」経営術 | FastGrow
                    • ドワンゴ川上量生の講演 FastGrow Conference 2021を聞きながら取ったメモ

                      高須正和@ニコ技深センコミュニティ Nico-Tech Shenzhen @tks これ理解できるなあ。 他人に理解できるような話は競争が発生するから、他人に理解できないようなことをやらないと新規事業できないし、他人に理解できないから、マイクロマネジメントするしかない。 pic.twitter.com/az6PXoePKF 2021-01-17 17:05:56

                        ドワンゴ川上量生の講演 FastGrow Conference 2021を聞きながら取ったメモ
                      • 「経営企画」が未だに非効率で属人的な理由とは?企業の最重要課題を解きほぐすログラスのSaaSに迫る | FastGrow

                        今流行のSaaSを開発するにしても、経営企画・管理という領域はなかなか選ばれない。そもそも、経営企画という業務自体がほとんどの人には馴染みがない。ところがこのログラス、SaaSといえば真っ先に名が上がるVC「ALL STAR SAAS FUND」からシード調達を果たすなど、識者の評価をすでに手にしている。 まずは、経営企画や経営管理とは何か、どうその問題を解消しようとしているのかを布川氏に話を伺っていった。 経営管理とは、企業の中長期の経営目標設定、予算策定と実績管理などを担当する仕事だ。経営企画業務の一部に位置づけられる経営管理は、生産、販売、人事、財務・経理など、各部署と連携して企業の中にある様々な情報を集め、分析し、調整していくことで経営目標の達成に向けたあらゆるアプローチをとる仕事だ。 布川経営管理の仕事では多部署、多拠点との数値のやりとりが多段階に行われます。聞いた話だと、ある学

                          「経営企画」が未だに非効率で属人的な理由とは?企業の最重要課題を解きほぐすログラスのSaaSに迫る | FastGrow
                        • “VCの頂点”を目指すANRIが、「人間」を重視する理由。ファンド経営の展望を、佐俣アンリ氏に聞く | FastGrow

                          2019年6月、独立系ベンチャーキャピタル「ANRI」は、インキュベーション施設「Good Morning Building by anri」(以下、GMB) を渋谷に正式にオープンした。同月、元伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(以下、ITV)の河野純一郎氏もANRIへとジョインを発表。ベンチャーキャピタルとして新たな展開を迎えたと見られるANRIが、業界の注目を集めた。 河野氏をANRIに誘ったのは「ベンチャーキャピタルの頂点を目指すと決めたから」だと佐俣氏は語る。 佐俣僕と鮫島(昌弘氏、ANRIパートナー)でANRIの未来を考えていたときに、日本のベンチャーキャピタルの頂点を目指す構想が生まれました。どのような人と組めばこの目的を達成できるのかを考えたとき、河野さんが思い浮かびました。本当に難しいテーマだからこそ、日本のトップキャピタリストである河野さんをお誘いしても失礼じゃないなと思え

                            “VCの頂点”を目指すANRIが、「人間」を重視する理由。ファンド経営の展望を、佐俣アンリ氏に聞く | FastGrow
                          • FastGrow:「アウトプットが変わる良質なインプット」 -CEO 林 インタビュー | ストックマーク株式会社

                            FastGrow取材にて、なぜ現代において情報収集は重要なのか、AIによって情報収集はどのように変わるのか、CEO 林が「アウトプットが変わる良質なインプット」と題して、自らの「変革」の取り組みも交えてお伝えします。 ストックマーク林が教える「アウトプットが変わる良質なインプット」

                              FastGrow:「アウトプットが変わる良質なインプット」 -CEO 林 インタビュー | ストックマーク株式会社
                            • 坂井風太×X MileCOO渡邉に学ぶ、「本当に強い組織」のつくり方(前編)──急成長スタートアップの組織崩壊のパターン化とその突破法 | FastGrow

                              事業成長に伴う組織拡大──。成長を続けるスタートアップにとって喜ばしい出来事である一方、組織運営がうまくいかず行き詰まる企業も少なくない。 社員数が50人、100人と増えれば、メンバーをマネジメントできるミドル層が必要となる。組織崩壊が起こりやすいのはこうしたタイミングだ。このとき、ワークマネジメントに傾倒しすぎるのではなく、いかにピープルマネジメントに目を向けられるかで、組織崩壊のダメージを最小限に抑えられる。 こう語るのは、株式会社Momentorの坂井風太氏だ。同氏は、「本当に強い組織とは、ダウントレンドに強い組織だ」と定義する。ゆえに、事業が伸びている局面こそ、強い組織をつくるための絶好の投資タイミングなのだ。 組織面で先進的な挑戦を行っているスタートアップといえば、過去FastGrowでも幾度となく取り上げたX Mileの存在が光るだろう。特に前回のCo-FoundeCOO渡邉悠

                                坂井風太×X MileCOO渡邉に学ぶ、「本当に強い組織」のつくり方(前編)──急成長スタートアップの組織崩壊のパターン化とその突破法 | FastGrow
                              • 世界でもユニークな、“信用をデザイン”するチーム──テクノロジーで「信用」の仕組みを変革する、メルペイのCredit Design【連載 メルペイが見据える"決済の向こう側"──新しい「信用」を創るゲームチェンジャーの挑戦】| FastGrow

                                「クレジットデザイン」は、メルペイが生み出した独自の概念だ。 同社のミッションである「信用を創造して、なめらかな社会を創る」の基盤を支える役割を担っていると、CBOの山本真人氏は語る。 株式会社メルペイ 執行役員CBO 山本真人氏 山本クレジットデザインは、新しい「信用」の創造を目指しています。 従来のシステムではカバーしきれない「信用」があると考えているんです。個々人の約束履行能力に対し、どの程度の限度額が最適なのか。既存の金融機関では、勤続年数や勤務先などの基準でしか決められていませんでした。そのため、絶対的な情報量の少ない若者は限度額が少なくなったり、審査に通過できなかったりしていた。 メルペイでは、メルカリ内でのさまざまな行動の傾向をもとに約束履行能力を割り出し、職業や年齢、性別、雇用形態などに左右されない、新たな「信用の証明」を作り出そうとしているんです。この証明こそが、私たちの

                                  世界でもユニークな、“信用をデザイン”するチーム──テクノロジーで「信用」の仕組みを変革する、メルペイのCredit Design【連載 メルペイが見据える"決済の向こう側"──新しい「信用」を創るゲームチェンジャーの挑戦】| FastGrow
                                • 【ラクスル×LayerX】SaaSの失注率は「MSP開発」で激変する!『LayerX インボイス』に学ぶ、SaaS立上げのストーリー | FastGrow

                                  SaaSプロダクト『LayerX インボイス』が提供している価値は、「請求書処理の効率化」である。つまり、受け取った請求書の処理を、圧倒的に楽にする、というサービスだ。導入企業は半年間で10倍超に増え、ラクスルの他、弁護士ドットコムやGoodpatch、ヤプリなどが導入している。 急拡大を見せるLayerX インボイスだが、牧迫氏は、プロダクトができるまでに暗中模索期・探索期・ローンチ期・拡大期の4つのフェーズがあったと言う。そして、その前段階には実は会社として大きな戦略の転換(事業ピボット)があった。その理由を、牧迫氏は次のように説明する。 牧迫私たちは以前まで、大企業のブロックチェーンに関する研究開発に対して、コンサルティングというかたちで支援を行ってきました。 とある企業様とのプロジェクトで、「ブロックチェーン技術を活用した企業間取引の効率性を改善するサービス」を検討していたんです。

                                    【ラクスル×LayerX】SaaSの失注率は「MSP開発」で激変する!『LayerX インボイス』に学ぶ、SaaS立上げのストーリー | FastGrow
                                  • 驚異の「成長率3600%」は不断の修正から生まれた。カンム八巻渉が振り返るPMFまでの道のり【連載 事業家の条件】| FastGrow

                                    バンドルカードがメインターゲットとするのは、「日常的にオンラインショッピングを利用しているが、クレジットカードの利用頻度が低い」消費者だ。国内のオンラインショッピング利用率は58%。一方で、EC利用者のうち20.9%が、クレジットカード以外の手段で決済しているという調査もある。 与信が通らず、クレジットカードを持てない人も多い。また、保有してはいても、「使いすぎ」を懸念して別の決済方法を選ぶユーザーも少なくない。オンラインショッピングでクレジットカードが使えないと、代引きやコンビニ決済を利用することになるが、これらの手段にはデメリットがある。 株式会社カンム 代表取締役・八巻渉氏 八巻まず、代引き手数料が高い。手数料は商品の販売者が自由に設定できますが、300円ほどが相場です。 コンビニ決済には、移動の手間が生じます。頻繁にショッピングを利用する消費者にとっては、利便性が高いとは言い難いで

                                      驚異の「成長率3600%」は不断の修正から生まれた。カンム八巻渉が振り返るPMFまでの道のり【連載 事業家の条件】| FastGrow
                                    • 30億調達のReproが目指す、ジャパン・アズ・ナンバーワン再興──平田祐介が、日本の未来に人生を賭けられる理由 | FastGrow

                                      世界66か国、7,300以上のサービスで導入され、圧倒的な市場シェアを誇るApp / Web向けのマーケティングプラットフォーム『Repro』。開発・運営するReproは、2020年2月、シリーズCで総額約30億円を調達した。「CE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム」として大幅なアップデートを実施し、グローバル展開を推進していく。 Reproは、シリアルアントレプレナーである代表取締役・平田祐介氏が「早期リタイアに向けた資金を得るために立ち上げた」会社で、売却が前提だった。しかし、平田氏は今回のアップデートに際し、「M&Aシナリオは捨てた。グローバルでNo.1シェアを獲り、“ジャパン・アズ・ナンバーワン”再興の呼び水となりたい」と意気込む。 平田氏が、自社のみならず、日本全体のエンパワーメントにコミットするのはなぜか。「1,000万円近くの借金を背負った」二度目の起業から、再チ

                                        30億調達のReproが目指す、ジャパン・アズ・ナンバーワン再興──平田祐介が、日本の未来に人生を賭けられる理由 | FastGrow
                                      • 「AI・LLMの民主化へ」注目2社の最年少執行役員それぞれが描く未来像【対談:Chatwork桐谷・LayerX中村】 | FastGrow

                                        なぜITスタートアップが今、こぞってAI活用を本格化させようとしているのか。いや、そもそも「AI活用の本格化」とはどういった動きを指すのだろうか。 こうした問いの答えは、「AI活用の最新情勢」や「これまでのAI活用の実態」そして「自社の立ち位置や強み」までを客観的に分析できなければ、なかなか見つからないものだろう。逆に言えば、こうした要素を的確に認識できれば、地に足の着いたAI活用を進めることができる。そうして初めて、目先の業務効率化にとどまらず、既存の業界や事業を大きく変革させたり世の中に広くインパクトを与えたりといったステージへと駆け上がる。 生成AIトレンド以前からAI事業開発に携わってきたこの二人はまさに、そうした視座から、新規事業の創出とグロースを目指し取り組んでいる。 桐谷これから自然言語処理の領域を中心に裾野は徐々に広がっていくだろうと強く感じています。まだまだこれからですが

                                          「AI・LLMの民主化へ」注目2社の最年少執行役員それぞれが描く未来像【対談:Chatwork桐谷・LayerX中村】 | FastGrow
                                        • DeNAのOBOGは、なぜ本気でDeNAキャリアを推す?“無茶振りカルチャー”をミラティブ、シン、YOUTRUSTの起業家3人が楽しく振り返る【連載 FastGrow Conference 2021】| FastGrow

                                          ──今回はDeNA出身の起業家の皆さんにお集まりいただいております。直前まで打ち合わせをしていたんですが、その場でもとても盛り上がっていて。正直、お話がどこに向かっていくのか分からず不安な部分もありますが……(笑)。まずは自己紹介をお願いします。 赤川僕はDeNAに2006年入社で、12年いたことになります。なのでDeNAのカルチャーに色濃く影響を受けていると思います。どうやらDeNAはこのカンファレンスにスポンサーとして入っているらしいのですが、この会社はとにかく忖度が大嫌いなので、僕らも忖度はせず、当時感じていたままを話していきたいなと思っております(笑)。開示事項として、ミラティブはDeNAから出資を受けていません。 あと、DeNAでは会議に参加したら何か必ず発言しようね、というのが強く推奨されていました。今日ご参加いただいてる皆様におかれましては、ぜひガヤでもツッコミでも何でもいい

                                            DeNAのOBOGは、なぜ本気でDeNAキャリアを推す?“無茶振りカルチャー”をミラティブ、シン、YOUTRUSTの起業家3人が楽しく振り返る【連載 FastGrow Conference 2021】| FastGrow
                                          • 勝てる領域と好きな領域、マーケット選定の正解はどっちだ。著名VC5名に聞きたい12の質問【FastGrow Answers VC特集/後編】【連載 FastGrow Answers】| FastGrow

                                            1991年生まれ。学生時代より独立系VCでのインターンを経験し、2014年新卒で株式会社ジャフコに入社。 その後、シード特化の独立系VCであるEast Venturesに転籍しパートナーを務める。 East Venturesでは、業種、業態問わず若手起業家の創業したITスタートアップを中心に年間数十社のシード新規投資を実行。 各社の持つ知見の共有やネットワーキングを行うことで、VC業界全体の底上げを目指す、国内の主要VCおよび個人投資家で組織される「Startup Investor Track(SIT)」幹事メンバー。

                                              勝てる領域と好きな領域、マーケット選定の正解はどっちだ。著名VC5名に聞きたい12の質問【FastGrow Answers VC特集/後編】【連載 FastGrow Answers】| FastGrow
                                            • あのプロダクトのPdMから学べ!エウレカ金田氏、メルカリUSフリッツ氏など急成長サービスのプロダクトマネジャー5選【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow

                                              一口にプロダクトマネジャーと言えど、その役割や業務範囲は多岐に渡る。プロダクト全体を統括するポジションから、華やかな印象を抱いている読者も多いのではないであろうか。先日もDNX Venturesの湊 雅之氏のツイートが話題となったのは記憶に新しい。 Product led growth型SaaSの起業家には、PM経験者が一番適正がありそう。Slack CEOも元PMだし、オンラインイベントSaaSの注目株 Run the World CEOのXuan Jiang氏もFacebookのPM出身。経験豊富なPM出身者は日本でも極めて希少だし、起業家の方では尚更お会いしたことないかも。実は結構いるのかしら。 — Masayuki Minato | DNX Ventures/MF Synca (@Masayuki_Minato) August 7, 2020 キャリア選択の一つとして、プロダクトマ

                                                あのプロダクトのPdMから学べ!エウレカ金田氏、メルカリUSフリッツ氏など急成長サービスのプロダクトマネジャー5選【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow
                                              • リモートワーク当たり前のチームで、GAFAMと渡り合う──FROSKが実践する、少数精鋭でニッチトップを獲る成長戦略 | FastGrow

                                                SmartBeatは、スマホアプリの品質改善ツールだ。アプリのクラッシュ(異常終了)を感知すると、障害データをサーバーへ送り、原因別にグルーピングし、品質への影響度の高さを可視化する。導入企業は対応の優先順位を決め、改善アクションを取りやすくなる。 「ライバルはGoogleとMicrosoftだ」と吉井氏。Googleは『Firebase Analytics』、Microsoftは『Visual Studio App Center』と、それぞれ同種のプロダクトを提供しているが、日本国内における法人利用においてはSmartBeatが導入数で一歩リードしている状況だ。 吉井氏は、グローバル企業がしのぎを削る市場で、SmartBeatが順調に成長している理由を「統合型ツールを目指さなかったからだ」と語る。GoogleとMicrosoftのツールは、ユーザーの行動分析機能など、品質改善のほかにも多

                                                  リモートワーク当たり前のチームで、GAFAMと渡り合う──FROSKが実践する、少数精鋭でニッチトップを獲る成長戦略 | FastGrow
                                                • 20代ベンチャーパーソン必読。キャリアに焦ったら読みたい、起業家・経営者の至言7選【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow

                                                  「事業は人なり」経営の神様とも称される松下幸之助の言葉だ。事業を創るのも、会社を大きくするのも、そこには「人」がいる。そんな「人」に焦点を当て、次代を担う若きイノベーターたちをピックアップ。成長のエッセンスをお届けする。 今回のトピックは、ずばりキャリアだ。用意されたレールのない、自らの選択を「正解」に変えていくベンチャーパーソンにとって、目指すべきロールモデルが少ないケースも多い。暗中模索状態で突き進んでいると言っても過言ではないだろう。本稿では、そんな読者の「光」となるような記事をFastGrowが厳選した。 「もう一歩突き抜けたい」「起業すべきか迷っている」「今後のキャリアに一抹の不安がある」そんな読者の道標となるような、先輩ベンチャーパーソンたちの言葉と記事を贈る。

                                                    20代ベンチャーパーソン必読。キャリアに焦ったら読みたい、起業家・経営者の至言7選【連載 事業を創る者たち 一流のベンチャーパーソンは何から学んだのか】| FastGrow
                                                  • 未来に取り憑かれてこそ、スタートアップ。グラファーはコロナ禍で“緊急時体制“を敷き、行政機能を補完する | FastGrow

                                                    石井氏によると、国内のGovTechマーケットは「まだまだ黎明期」。政府・自治体のIT支出は年間約1.7兆円と、マーケット規模は大きいという。 しかし、プレイヤーは少ない。大手SIerやソフトウェアベンダーのほか、スタートアップとしては労務手続きでSmartHR、税務手続きでfreeeなどが電子化を推し進める程度だ。 株式会社グラファー 代表取締役CEO・石井大地氏 石井日本は、行政のDXがすごく遅れていると思います。よくエストニアが電子政府として引き合いに出されますが、それだけじゃない。たとえば、韓国と中国では行政手続きがほぼオンライン化されており、「日本は紙で手続きしなきゃいけないなんて、変ですね」と言われることもあります。 日本をはじめ、かつて「先進国」とされていたアメリカやヨーロッパは、総じて電子化が遅れている。近代的な官僚国家を築き上げ、紙や窓口ベースの行政フローが強固に整備され

                                                      未来に取り憑かれてこそ、スタートアップ。グラファーはコロナ禍で“緊急時体制“を敷き、行政機能を補完する | FastGrow
                                                    • 目先の売り上げより“ユーザー体験”を徹底。広告事業本部の決断のワケとは?急成長企業を渡り歩いた2人が語るdelyの魅力 | FastGrow

                                                      delyの広告に対するスタンスを表す象徴的な出来事がある。2020年5月のことだ。 新型コロナウイルス感染症の影響で、アドネットワークをはじめとした広告単価は大幅に低下した。担当者であれば「いかにこの穴を埋めるか」に躍起になったはずだ。レシピ動画サービス『kurashiru(クラシル)』や女性向けメディア『TRILL(トリル)』を運営するdelyで、サービス内の外部広告配信を管理している内田雄輔氏も、そんな担当者の一人だった。 クラシル アドネットワーク広告責任者 内田雄輔氏 穴埋めを考えたとき、まず思いつくのは配信量の増加だろう。しかし、delyが導いた結論は「アドネットワークの配信を一部止める」というもの。広告枠自体も減らし、残った枠も『クラシル』の有料会員サービスや『クラシルストア』などでの自社商材の宣伝に活用したのだ。 内田いつもはアドネットワークでの売り上げをいかに効率よく上げら

                                                        目先の売り上げより“ユーザー体験”を徹底。広告事業本部の決断のワケとは?急成長企業を渡り歩いた2人が語るdelyの魅力 | FastGrow
                                                      • スタートアップは、いかにテレビCMへ取り組むべきか?GO三浦崇宏氏が語る、成果にコミットする広告戦略 | FastGrow

                                                        テレビCMが持っている影響は、依然として大きい。SNS上の話題も、テレビに端を発するものが多く、デジタルマーケティングでは出せないインパクトの創出が期待できる。 しかし、影響力が大きいからこそ、「安易に手を出すべきものではない」と三浦氏は警告する。 The Breakthrough Company GO代表取締役 三浦崇宏氏 三浦スタートアップにとって、テレビCMは「手術」みたいなものです。膨大な資金の投下、すなわち大量の「出血」を伴うので、取り返しのつかない事態も招きかねない。大きな事業リスクをはらんでいるので、実施判断は慎重に行い、実行にあたっても緻密な戦略設計が不可欠です。 デジタルマーケティングのほうが、テレビCMよりも費用対効果は高いことが多いし、効果検証もしやすい。デジタルでアプローチできる層にリーチしきる前に、安易にCMへ手を出すのはリスキーです。デジタルマーケティングの成長

                                                          スタートアップは、いかにテレビCMへ取り組むべきか?GO三浦崇宏氏が語る、成果にコミットする広告戦略 | FastGrow
                                                        • テスラが日本車を圧倒したブランド戦略を、“イチゴ”に応用して米で55億調達──Oishii Farmに学ぶ、世界を席巻するプロダクト開発術 | FastGrow

                                                          Oishii Farmが勝負する「植物工場」というマーケットについて、馴染みが深い読者はそう多くないかもしれない。日本ではあまり話題にあがらないが、全世界で市場規模が2018年時点で約174億円、2025年には400億円を超えると見られているこの急成長市場について、まずは、簡単に説明しておこう。 植物工場とは、LEDライトなどを光源として室内で農作物を育てる、新しい農業の仕組みだ。温度や湿度、空調が管理されているため、従来の農業と違って気候や土壌、季節などの影響を受けない。生産技術が確立し、コスト面の問題さえクリアになれば、どんな場所でも季節を問わず、世界中の美味しい農作物を食べられるようになると期待されている。 とはいえ、そこに至る道のりはまだまだ長い。現在世界の植物工場で生産されている農作物のほとんどは、レタスを主とする葉物野菜だ。裏を返せば、レタス以外の農作物を植物工場で生産する技術

                                                            テスラが日本車を圧倒したブランド戦略を、“イチゴ”に応用して米で55億調達──Oishii Farmに学ぶ、世界を席巻するプロダクト開発術 | FastGrow
                                                          • メルペイの快進撃を支える「データのプロフェッショナル」たち──意思決定を支える、データアナリストの全容【連載 メルペイが見据える"決済の向こう側"──新しい「信用」を創るゲームチェンジャーの挑戦】| FastGrow

                                                            2019年に入り、国内の「キャッシュレス決済市場」が活況を呈している。ここ1年で、参入企業が普及を促すキャンペーンを展開した成果もあってか、キャッシュレス決済の案内をよく見かけるようになった。 そんななか、後発にも関わらず存在感を発揮しているサービスがある。株式会社メルペイが提供するスマホ決済サービス「メルペイ」だ。現在ではソフトバンクが提供する「PayPay」、LINEが提供する「LINE Pay」と並び「3ペイ」と称されることもある。 「顧客データ」がサービスの肝となる決済サービスにおいて、巨大IT企業に肩を並べるのは容易ではないはずだ。競合他社が先行者利益を奪いにいくなか、フリマアプリ「メルカリ」を基盤に持つメルペイだけが決済サービスで発揮できる、唯一無二の強みとは何なのだろうか。 疑問を解消すべく、決済サービスの肝となるデータを分析するデータアナリストの3名に話を聞いた。メルペイの

                                                              メルペイの快進撃を支える「データのプロフェッショナル」たち──意思決定を支える、データアナリストの全容【連載 メルペイが見据える"決済の向こう側"──新しい「信用」を創るゲームチェンジャーの挑戦】| FastGrow
                                                            • 100億円の事業づくりに必要な7つのこと──ラクスル式・新規事業立ち上げの流儀を、アパレル事業オーナー丸山氏に訊く | FastGrow

                                                              早稲田大学卒業後、2008年ミスミに入社。5年間営業に携わった後、事業開発に異動してパートナー開拓/事業戦略立案・実行/海外現地法人の事業立ち上げなどに従事。2018年ラクスルに入社。印刷事業のSCM部長としてサプライチェーンマネジメントや自動最適発注のアルゴリズム開発PJを推進。2020年ノベルティ事業のYoY400%成長に携わった後、2021年アパレル・ユニフォーム事業を立ち上げる。2023年8月よりノベルティ・アパレル両事業の事業統括(Vice President)に就任。 2022年5月、ラクスルから印刷事業領域の新たなプロダクトが生まれた。それが『ラクスル アパレル・ユニフォーム』だ。ロゴや企業名などを入れたオリジナルウェアの制作、販売を印刷ECサイト『ラクスル』のプラットフォーム上で展開している。 ラクスルは、印刷事業以外にも、物流や広告などの分野で事業ポートフォリオを広げてい

                                                                100億円の事業づくりに必要な7つのこと──ラクスル式・新規事業立ち上げの流儀を、アパレル事業オーナー丸山氏に訊く | FastGrow
                                                              • なぜ、スタートアップに事業の深化と探索を両取りする「両利きの経営」が求められるのか?【連載 両利きのスタートアップ──スケールを止めない経営論】| FastGrow

                                                                イノベーション研究の大家クレイトン・クリステンセン氏による『イノベーションのジレンマ』。誰もが知る有名な理論であり、スタートアップでも基礎概念として知られている。 この理論を乗り越える方法として近年提唱され、世界のイノベーション研究において注目を集める概念が、既存事業を深め伸ばす“深化”と、新しい事業を開拓する“探索”を両立する『両利きの経営』だ。 本記事は、2020年3月にミミクリデザインと資本業務提携し、横断組織でのイノベーションマネジメントに取り組むドングリCEO、ミナベトモミ氏による寄稿連載。同氏が推進する『両利きの経営』を、いかにスタートアップがインストールしていくかを伺っていく。 第一回目は、スタートアップこそ『両利きの経営』を実践すべき理由について解説をしていただいた。 プロダクトを市場に適合させてキャズムを超え、グロースフェーズへ進むPMFはスタートアップの経営層にとって悲

                                                                  なぜ、スタートアップに事業の深化と探索を両取りする「両利きの経営」が求められるのか?【連載 両利きのスタートアップ──スケールを止めない経営論】| FastGrow
                                                                • 身に着けるべきは“仮説検証力”──PdMが起業家に向いている理由とは?メルカリOB樫田・中島のプロダクト談義 | FastGrow

                                                                  樫田中島君との関係性でいうと、彼が新卒入社したタイミングでたまたま席が近かったので、見かけたら声をかけたり、仕事の相談をもらうような感じでした。仕事に没頭して夜遅くまで向き合っていたという印象です。 年齢はひと回り離れていますが、たまに話をしていましたね。「周りの先輩と比べると経験も実績も足りていないので、ギリギリまで考えて、実績を積んでいくしかないです」と言っていたのを覚えています。日々、目の前の業務にとことん向き合っていて、やる気のある新卒だなと思っていました。 中島当時、樫田さんはメルカリの社内限定公開のドキュメントで、大量の数値分析やデータの見方、考え方を徹底的に言語化し展開していて、若手の間では有名で尊敬すべき先輩になっていたんです。そのドキュメントを夜な夜な読んで、何かアウトプットに活かせないか?を考えることが私のルーティンでした。 樫田さんは年次が離れ、チームも異なるため、私

                                                                    身に着けるべきは“仮説検証力”──PdMが起業家に向いている理由とは?メルカリOB樫田・中島のプロダクト談義 | FastGrow
                                                                  • ラクスル流PMI「Buy&Build」──新卒から執行役員へ就任した木下氏が語る、PMIで得た経営経験とは | FastGrow

                                                                    2009年創業以来、事業家・経営(CxO)人材を数多く輩出してきたラクスル。その経営人材の多くが、同社で「BizDev」を担ってきたと知る読者も多いはず。 今回取材した木下 治紀氏もそのうちの一人だ。同氏は2016年にラクスル新卒入社第一号メンバーとしてジョインし、この度2023年8月、ラクスル新代表・永見 世央氏の就任と共に、執行役員を担う存在となった。 同氏はここに至るまで、入社4年目で印刷事業本部ダイレクトマーケティング事業部長を務め、約20億円(年率成長160%程)の売上を創出。続く5年目には、子会社ダンボールワンにCOOとして参画し、2年間で売上を約50億円から約75億円にまで成長させる。そして7年目の現在、ラクスル事業本部の執行役員就任と、短期間で事業家・経営者としてのキャリアを駆け上がってきた。 読者の中には、彼のような「若手BizDev→CxO」キャリアに魅力を感じる学生〜

                                                                      ラクスル流PMI「Buy&Build」──新卒から執行役員へ就任した木下氏が語る、PMIで得た経営経験とは | FastGrow
                                                                    • 新規事業をやり抜く人は「高エネルギー生命体」である。XTech西條×ラクスル松本が語る事業開発の成功条件 | FastGrow

                                                                      この日の対談は、西條氏が率いるXTechグループの紹介で幕を開けた。 XTechグループは、持株会社の「XTech」を中心に10社以上の子会社を抱えており、連結の従業員数は300人以上となっている。 子会社には、ポータルサイトの「エキサイト」やベンチャーキャピタルの「XTech Ventures」、音声コンテンツ配信サービスの「Radiotalk」、食材のマーケットプレイスの「クロスマート」、M&Aのアドバイザリーの「M&ABASE」などを抱えている。新規事業として立ち上げた子会社もあれば、買収によって子会社にした会社もあることが特徴だ。 ラクスル株式会社代表取締役社長CEO 松本恭攝氏 松本XTechが幅広い領域に参入していることは知っていましたが、留学事業で有名な地球の歩き方T&Eを買収していたのには驚きました。なぜ、これほどまでに事業領域の拡大へ注力しているのでしょうか? XTech

                                                                        新規事業をやり抜く人は「高エネルギー生命体」である。XTech西條×ラクスル松本が語る事業開発の成功条件 | FastGrow
                                                                      • 伸びるマーケットが知りたいなら、Twitterを見よ。著名VC5名に聞きたい12の質問【FastGrow Answers VC特集/前編】【連載 FastGrow Answers】| FastGrow

                                                                        1991年生まれ。学生時代より独立系VCでのインターンを経験し、2014年新卒で株式会社ジャフコに入社。 その後、シード特化の独立系VCであるEast Venturesに転籍しパートナーを務める。 East Venturesでは、業種、業態問わず若手起業家の創業したITスタートアップを中心に年間数十社のシード新規投資を実行。 各社の持つ知見の共有やネットワーキングを行うことで、VC業界全体の底上げを目指す、国内の主要VCおよび個人投資家で組織される「Startup Investor Track(SIT)」幹事メンバー。

                                                                          伸びるマーケットが知りたいなら、Twitterを見よ。著名VC5名に聞きたい12の質問【FastGrow Answers VC特集/前編】【連載 FastGrow Answers】| FastGrow
                                                                        • ユニコーンは目指さない──建築系スタートアップVUILDの「共生型イノベーション」 | FastGrow

                                                                          デザイン・エンジニアリング・コンストラクションといった、VUILDの全業務に必要なすべてのスキルを併せ持つ。日々創造と破壊を繰り返し、誰よりも早く/深く変化し続け、誰よりもVUILDを楽しむ存在でありたいと望む。 「株主価値の最大化」や「利益の追求」はビジョンを達成する手段に過ぎない——。 経営者のバイブル『ビジョナリーカンパニー』でも触れられているこの理念は、多くの起業家にとっては“当たり前”かもしれない。 しかし、事業のフェーズが進み、多様なステークホルダーが登場すると、ビジョンの実現から遠ざかってしまう企業も少なくない。株主や投資家への還元だけに偏重してしまうような“資本の引力”に負けず、「ぶれない経営」を突き詰めるには、何が必要なのか。 秋吉浩気氏が率いるVUILD(ヴィルド)は、その参考とすべき一社かもしれない。 “すべての人を「設計者」にする”というミッションを掲げ、ブロックチ

                                                                            ユニコーンは目指さない──建築系スタートアップVUILDの「共生型イノベーション」 | FastGrow
                                                                          • 初の起業、創業1年。27歳が言い放つ「時価総額1兆見えた」は真実か?Leaner Technologies大平裕介が日本企業に根付く“売上至上主義”をぶっ壊す | FastGrow

                                                                            大平一兆円企業になったら、ホテルオークラの一番大きな宴会場で、全社総会を開くと決めています。その瞬間の気持ち良さは、かなり高い解像度でイメージできていますね。 マザーズ上場、時価総額1,000億円、そして1兆円──それぞれ、達成した直後の全社総会で読み上げるスピーチ原稿を、実はもう書き上げていて(笑)。定期的に見直して、ブラッシュアップしています。 笑顔でこう語る大平氏。日本が誇る経営者の一人である孫正義氏は、創業間もない頃、段ボール箱の上に立ち「豆腐屋のように売上を1ちょう(丁、兆)、2ちょうと数えるような会社にする」と語ったという。それが妄言でなかったことは、誰もが知るとおりだろう。時価総額について「1兆円、見えた!」を口癖とする大平氏は、その孫氏をもほうふつとさせた。 それほどまでに、大平氏が描く戦略とポテンシャル、情熱が一級品だったのだ。 株式会社Leaner Technologi

                                                                              初の起業、創業1年。27歳が言い放つ「時価総額1兆見えた」は真実か?Leaner Technologies大平裕介が日本企業に根付く“売上至上主義”をぶっ壊す | FastGrow
                                                                            • スタートアップのOSは「人の気持ち」──マネーフォワード辻氏は、組織づくりの難しさをどう乗り越えたのか? | FastGrow

                                                                              大学在学中からPC・ネット情報誌「月刊アスキー」で連載を持ち、卒業後はアスキーの編集・記者としてネット・デジタルを幅広く取材。2006年にITmediaへ移籍し、ITエキスパート向けWebサイトの「@IT」で副編集長としてエンタープライズITやソフトウェア技術の動向を取材。2007年から2009年にかけてDropboxやAirbnbなどY Combinatorの創業者らを数多くインタビュー。2013年にTechCrunch Japan編集長に就任して日本のスタートアップ、起業家らを取材。2018年にGoogleに移籍してスタートアップ支援や投資関連業務に従事後、2019年8月にCoral Capitalにジョイン。早稲田大学理工学部物理学科卒。上智大学非常勤講師。Rubyエンジニアでもある。

                                                                                スタートアップのOSは「人の気持ち」──マネーフォワード辻氏は、組織づくりの難しさをどう乗り越えたのか? | FastGrow
                                                                              • 一流のBizDevになりたくば、ひたすら書いて言語化せよ!──10X矢本氏・ラクスルPdM陣と考える、BizDevキャリアに必須の能力とは | FastGrow

                                                                                イベントは大きく2部に分けて開催された。トークセッション1では、10X矢本氏の新卒時代から現在に至るまでのキャリアをラクスル黄王氏がインタビュー。その変遷から、いかにして矢本氏がPdMからBizDev・経営者へと変化していったかをあぶり出すことが狙いだ。 矢本氏は、いわゆるスタートアップの経営者としては一線を画すキャリアを歩んできている。新卒で商社に就職したかと思うと1年で退職し、NPOへと転職。そこでGoogleとの共同プロジェクトで事業開発に従事した後、子供服のECスタートアップの創業期に参画し、PdMとしてのキャリアを始める。退職後、メルカリを経て起業したという中々ユニークなキャリアを持つ矢本氏だが、根本には3.11での被災経験がキャリアにおける意思決定の背景にあると言う。 矢本学生時代を過ごした仙台で被災してから「明日死ぬかもしれないという恐怖感」を持っていました。丸紅ではエネルギ

                                                                                  一流のBizDevになりたくば、ひたすら書いて言語化せよ!──10X矢本氏・ラクスルPdM陣と考える、BizDevキャリアに必須の能力とは | FastGrow
                                                                                • 意思決定に使えないデータに、意味はない。今求められるデータアナリスト像とは? | FastGrow

                                                                                  東京大学を卒業後、2016年株式会社メンバーズ入社。2018年に社内コンペを勝ち抜き、同社の100%子会社として株式会社メンバーズデータアドベンチャーを立ち上げ社長に就任。2020年1月に親会社のカンパニー制移行に伴い現職。 データ利活用に対する、市場の期待は大きい。 2019年度の国内データ分析関連人材規模は6万3,400人、2022年度には11万6,000人に達する予測も(矢野経済研究所調べ)。「データサイエンティスト 求人」で検索すれば、転職エージェントが人材確保にしのぎを削る様子が確認できるだろう。 一方で、データ分析関連人材をうまく活用できている企業は少数派だ。要求するスキルセットを定義できず、期待値との乖離を起こし、双方が不幸になっているケースもある。 そんな状況に危機感をつのらせるのが、白井恵里氏。同氏は株式会社メンバーズの社内カンパニーであるメンバーズデータアドベンチャーカ

                                                                                    意思決定に使えないデータに、意味はない。今求められるデータアナリスト像とは? | FastGrow

                                                                                  新着記事