Ruby にて環境変数の値を使う場合には ENV.fetch を使うと良いのではないか、という小ネタ。 そうすることで環境変数が存在しないエラーを早期に検知できる上、エラーの根本原因が例外に反映されるので分かりやすくなる。 この2行だけでほぼ言い尽くしてしまっているが、以下詳細説明: ENV を使う背景 環境変数を読む理由は色々ありうるが、特に Heroku や Docker などの近代的な PaaS 環境・コンテナ環境において環境変数を読むことが多い。 例えば Ruby on Rails アプリで DB に接続する場合、接続先の DB のホストやユーザー情報を database.yml に決め打ちするのではなく、Heroku デプロイ時や Docker コンテナ起動時に指定したいということが多いためである。 また、Ruby on Rails では database.yml などの各種設定