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  • トーバルズ氏が語る「Linux」メンテナーの高齢化と後継者問題--20周年の「RTLinux」にも言及

    Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-09-20 07:00 ウィーン発--「Linux」の生みの親であるLinus Torvalds氏は、The Linux Foundationの「Open Source Summit Europe」の基調講演で、カーネル開発や「Rust」の統合、オープンソースの未来について、自身の考えを率直に語った。Torvalds氏の友人でVerizonのオープンソースプログラムオフィスの責任者を務めるDirk Hohndel氏が、Linuxエコシステムに関する基調講演の司会を担当した。 Torvalds氏は、先頃公開された「⁠Linux 6.11」カーネルなどのリリースが面白みに欠けるのは意図的だ、と強調した。「約15年間にわたり、非常に規則正しいリリースを行

      トーバルズ氏が語る「Linux」メンテナーの高齢化と後継者問題--20周年の「RTLinux」にも言及
    • トーバルズ氏、Linux開発の現状や生成AIについて語る

      Linuxの生みの親であるLinus Torvalds氏は、ここしばらく表舞台に顔を見せていなかった。しかし、Linux Foundationのが開催したOpen Source Summit Japanでは、久々に多くの聴衆がいる場に姿を見せ、同氏の友人であり、Verizonのオープンソース責任者を務めるDirk Hohndel氏を相手に対談を行い、Linuxの現状について語った。 2人はまず、次のLinuxカーネルリリースである「Linux 6.7」について話した。Torvalds氏は、日本に向かう直前に、Linux 6.7の4番目のリリース候補版をリリースしたところだった。順調に行けば、クリスマス頃にLinuxカーネルの次のバージョンがリリースされても不思議ではないペースだ。 このようなスケジュールになったのは、Torvalds氏が「マージウィンドウをクリスマスの時期に持ってきて、クリ

        トーバルズ氏、Linux開発の現状や生成AIについて語る
      • トーバルズ氏、「Linux」カーネル開発状況、「Rust」導入、AIを語る

        Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-08-30 07:30 香港発--Linus Torvalds氏と、その友人でVerizonのオープンソースプログラムオフィスの責任者を務めるDirk Hohndel氏が、The Linux Foundationのカンファレンス「KubeCon + CloudNativeCon + Open Source Summit China」で再び対談し、「Linux」開発とそれに関連する問題について語り合い、聴衆を沸かせた。 両氏はいつものように、Linuxカーネルの現状と今後について語った。具体的には、リリースプロセス、セキュリティ、「Rust」のLinux統合、ソフトウェア開発におけるAIの役割など、Linux開発のさまざまな側面に言及した。 Torv

          トーバルズ氏、「Linux」カーネル開発状況、「Rust」導入、AIを語る
        • オープンソースとは何か? Open Source Definition逐条解説書 – Shuji Sado

          オープンソースとは何か? Open Source Definition(オープンソースの定義) 逐条解説書 v1.0, 2024年1月22日 佐渡 秀治 Open Source guy オープンソース(Open Source)とは、米国の公益法人であるOpen Source Initiative(OSI)が策定した「オープンソースの定義」(Open Source Definition)で書かれた条件を満たすライセンス及びそのライセンスが適用されるソフトウェアのことである。このオープンソースという用語は自由ソフトウェア(Free Software)の代替として企図され、広く一般へ自由なソフトウェアを広めるためのキャンペーンのための用語として人為的に策定されたが、その後のオープンソース・ムーブメントと呼ばれる熱狂期を経て、紆余曲折ありながらも現在では世界の様々な領域においてオープンソースは当た

            オープンソースとは何か? Open Source Definition逐条解説書 – Shuji Sado
          • Linus Torvaldsが語るカーネル開発とメンテナー、AIコーディング、そしてオープンであること ―Open Source Summit Japan 2023基調講演より | gihyo.jp

            Linus Torvaldsが語るカーネル開発とメンテナー⁠⁠、AIコーディング⁠⁠、そしてオープンであること ―Open Source Summit Japan 2023基調講演より 「ぼくはあんまりパブリックな場で喋るのは好きじゃない。でもDirkが用意した質問に、ぼくがこの場(Linux Foudation主催のサミット)で答えるスタイルなら、リラックスしながらいろいろなことを議論できるし、聞いている人たちにも楽しんでもらえると思っている。ちなみにDirkの質問内容は事前に聞かされていないよ」―12月5日、東京・有明で開催された「Open Source Summit Japan」(⁠主催: Linux Foundation、12/5~12/6)のキーノートセッションには、久しぶりに来日した“⁠Linux Creator⁠”ことLinus Torvalds氏が登壇するとあって、早朝にも

              Linus Torvaldsが語るカーネル開発とメンテナー、AIコーディング、そしてオープンであること ―Open Source Summit Japan 2023基調講演より | gihyo.jp
            • OpenSSF ガイド - The Linux Foundation

              CおよびC++のコンパイラ・オプション強化ガイド このガイドは、より安全なCおよびC++アプリケーションを構築するための専門知識とリソースを開発者に提供することを目的としています。 ソースコード管理プラットフォーム設定のベストプラクティス GitHub や GitLab などの SCM プラットフォームのセキュリティを確保し、ベスト プラクティスを実装するためのガイド。 より安全なソフトウェア開発のための簡潔なガイド すべてのソフトウェア開発者を対象とした、ソフトウェアの開発、構築、配布に関する簡潔なガイド。 オープンソース ソフトウェアを評価するための簡潔なガイド ソフトウェア開発者として、オープンソースソフトウェア(OSS)の依存関係やツールを使用する前に、候補を特定し、あなたのニーズに照らして主要なものを評価します。 セキュリティ研究者のためのオープンソース ソフトウェア プロジェク

                OpenSSF ガイド - The Linux Foundation
              • Linuxの生みの親リーナス・トーバルズが「XZ Utils問題」「オープンソース開発」「RISC-V」「AIの台頭」などについて語る

                The Linux Foundationが2024年4月16日から18日にかけて開催したOpen Source Summit North Americaの中で、Linuxの生みの親でLinuxカーネル開発の優しい終身の独裁者としても知られるリーナス・トーバルズ氏が、Verizonのオープンソースプログラムオフィス責任者であるディルク・ホーンデル氏とともに、Linux開発と関連する問題について公開での議論を行いました。 Linus Torvalds on Security, AI, Open Source and Trust - The New Stack https://thenewstack.io/linus-torvalds-on-security-ai-open-source-and-trust/ Linus Torvalds takes on evil developers, ha

                  Linuxの生みの親リーナス・トーバルズが「XZ Utils問題」「オープンソース開発」「RISC-V」「AIの台頭」などについて語る
                • 「リアルタイムLinux」がメインラインカーネルに完全統合--20年に及ぶ開発を振り返る

                  Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-09-25 07:00 ウィーン発--20年の開発期間を経て、「リアルタイムLinux」(「PREEMPT_RT」)がついに、ようやくメインラインカーネルに統合された。Linus Torvalds氏は「Open Source Summit Europe」に参加した際に、PREEMPT_RTを賞賛した。なぜこれが重要なのだろうか。まずは、「リアルタイムOS」(RTOS)とは何か、どのような利点があるのかを説明しよう。 RTOSとは RTOSは、処理速度が重視されるタスクを正確かつ確実に処理できるように設計された特殊なOSだ。「Windows」や「macOS」などの汎用OSと異なり、多くの場合、ミリ秒単位やマイクロ秒単位で測定される厳しい時間制約の中で

                    「リアルタイムLinux」がメインラインカーネルに完全統合--20年に及ぶ開発を振り返る
                  • 60年前からのプログラミング和文論文を掘り起こした話

                    本記事の初版を公開したのは 2024 年 9 月 21 日だったのですが、その後 9 月 26 日に、ピックアップした論文を大幅に増やして更新しました。 また、最初はタイトルを「和文プログラミング論文を〜」としていたのですが、いわゆる「日本語プログラミング言語」の話にも見えてしまうことから、「プログラミング和文論文を〜」に置き換えました。 日本の人々が「プログラミング」にかかわるようになったのは、いつごろでしょうか? その前に、まずは世界のコンピュータとプログラミングの歴史を簡単に振り返ってみましょう。まずは OS から有名どころをたどると、 わかりやすく Windows 95 が 1995 年 [1] その前に広く使われた Windows 3.1 は 1992 年 [2] その下で動く MS-DOS は、バージョン 6 が 1993 年、バージョン 1 が 1981 年 [3] Linu

                      60年前からのプログラミング和文論文を掘り起こした話
                    • Linux Foundation Launches Open Source Valkey Community

                      5 MIN READ Linux Foundation Launches Open Source Valkey Community The Linux Foundation | 28 March 2024 Community maintainers, contributors, and users will continue collaborative development of an open source, in-memory data store under the new Valkey name. SAN FRANCISCO – MARCH 28, 2024 – Today, the Linux Foundation announced its intent to form Valkey, an open source alternative to the Redis in-me

                        Linux Foundation Launches Open Source Valkey Community
                      • 長く読まれるブログを書く

                        SocialDog でエンジニアチームのブログ編集長を担当している上田です。 私たちは最近ブログ発信に力を入れているのですが、『ブログをどう書けばいいのかわからない』という声がちらほらありました。 そこで今回は私の経験則[1]をベースに、ブログの 書き方のプロセス や 長く読まれるために心がけていること をご紹介します。 ✍️この記事で書くこと 主に次の2つのことを書きます。 執筆のプロセス 記事を書く上で 迷いを減らすためのプロセス について書きます。 寿命の長い記事の書き方 私がブログ記事を書いてきたなかで、 数年にわたって Google の検索順位で 10 位以内 をキープする記事がいくつかありました。[2] また前職でも、 会社ブログ全体の流入数の3割が私の1つの記事だった 経験があります。 ただ、毎回すべての記事が一定読まれるようになったわけではなく、継続的に読まれる記事にはいく

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                        • Linus Torvalds氏、「テクノロジーは飛躍的に発展するものではなく一歩一歩進むものだ」

                            Linus Torvalds氏、「テクノロジーは飛躍的に発展するものではなく一歩一歩進むものだ」
                          • 「Linux」メンテナーの燃え尽き症候群問題--業務内容の変化と支援の必要性

                            「Linux」カーネル開発者であり、LWN.netの編集責任者を務めているJonathan Corbet氏は「Linux Foundation Member Summit」の場で、Linuxカーネルのメンテナーが抱えている問題と、そうした状況が手に余るようになってきている理由について説明した。 事実、Linuxコードのメンテナーの多くがバーンアウト(燃え尽き症候群)に陥っている。なぜだろうか。その理由は数多くある。しかしまず、Linuxカーネルのメンテナーが実際に行っている作業を理解する必要がある。 Linuxコードのメンテナーというのは、何千人もの開発者からのマージ依頼を受け取り、コード中にエラーがなく、リグレッション(退行)がないことを確認し、ワークツリーの上流や下流にある他のメンテナーによるパッチとの連携を調整し、最後にマージ対象パッチをメインラインに取り込むという作業を担う人々だ。

                              「Linux」メンテナーの燃え尽き症候群問題--業務内容の変化と支援の必要性
                            • エヌビディアのGPUカーネルモジュールのオープンソース化--「Linux」への影響を考える

                              Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-07-24 07:30 いつからなのか思い出そうという気にならないほど長い間、「Linux」ユーザーは世界有数のグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)企業であるNVIDIAを憎んできた。なぜかというと、他のすべての企業が自社のドライバーをオープンソース化した後も、NVIDIAは長年にわたりそれを拒否したからだ。また、Linuxカーネル開発者に対し、オープンソースドライバーの構築に必要なデータを提供しなかったため、Linuxユーザーは品質の劣るプロプライエタリーなドライバーを使い続けるしかなかった。そのNVIDIAがついに、自社のGPUドライバーコードをオープンソース化した。 「憎んできた」と書いたが、それほど強い言葉を使ったつもりはない。有

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                              • 意外と知られていない、Linuxのメモリホットプラグのインタフェースについて - Qiita

                                0.はじめに 0.1 今年を振り返って この記事はFujitsu Advent Calendar 2023 の24日目の記事です。 なお、本記事は個人の意見に基づくものであり、組織を代表するものではありません。 今年もAdvent Calendarの季節となりましたね。皆様お変わりないでしょうか? 私の方はというと、全体的に多忙ではありましたが、夏には国際学会IEEE NVMSAでの発表、秋から年末にかけて海外出張やOpen Source Summit Japanでの講演など、今年後半は怒涛のように仕事がくる状態になってました。おまけに 「Linus Torvaldsと会談せよ」 というミッションまで降ってきてしまい、正直どうなることかと思いました。人生、何が起こるかわからないものです。学生時代、英語は超苦手だったのに…。 0.2 今年の記事について さて、例年このAdvent Calen

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                                • 2024年最初のカーネル「Linux 6.7」がリリース、新ファイルシステムBcachefsをサポート | gihyo.jp

                                  Linux Daily Topics 2024年最初のカーネル「Linux 6.7」がリリース⁠⁠、新ファイルシステムBcachefsをサポート Linus Torvaldsは1月7日(米国時間⁠)⁠、事前の告知通りに「Linux 6.7」の正式リリースをアナウンスした。開発期間中に年末年始が含まれていたため、通常よりも1本多い8本のリリース候補版(RC)を経ての公開となる。サイズ的には過去のリリースの中でも最大の部類に入るものの、リリースに際しては大きなサイズのカーネルにありがちな大きな混乱や問題もなく、Linusが望んだように穏やかな年始めとなったようだ。 Linux 6.7 -Linus Torvalds Linux 6.7における最大のハイライトは、長年に渡って実装が期待されていたコピーオンライト(CoW)の新ファイルシステム「Bcachefs」のサポートで、現時点でも実験的な立ち

                                    2024年最初のカーネル「Linux 6.7」がリリース、新ファイルシステムBcachefsをサポート | gihyo.jp
                                  • Linux Foundationとオープンソースの形はどう変わってきたか

                                    物語は、LinuxがエンタープライズITの世界で本格的に受け入れられ始めた2000年代の始め頃から始まる。その頃、Linuxはすでに単なる趣味のOSではなくなっており、IBMのようなエンタープライズ企業がLinuxに数十億ドルの資金をつぎ込んでいた。その状況を受けて、Linuxビジネスの爆発的な成長を管理するために、Open Source Development Labs(OSDL)とFree Standards Group(FSG)の2つの非営利団体が設立された。 これらの団体は似たようなミッションを持っていた。OSDLは、Linus Torvalds氏やAndrew Morton氏などのLinux界の有力な開発者を雇用し、Linuxやオープンソースソフトウェアのライセンスや特許の問題に関する法律面での支援のために資金を提供するなどした。一方、FSGは、Linux Standard Ba

                                      Linux Foundationとオープンソースの形はどう変わってきたか
                                    • 定義から見るオープンソースに至るまでの歴史

                                      「オープンソースの定義」はDebianフリーソフトウェア・ガイドライン(DFSG)を流用したことは周知の事実であるが、何故Debianプロジェクトは一般的にはFree Softwareという用語の祖とも管理者ともみなされるFree Software Foundation(FSF)とは別に自由なソフトウェアの定義を定めたのだろうか?この疑問を解き明かすため、用語の定義から見た自由なソフトウェアの歴史についてここで述べる。 (本稿は「オープンソースとは何か? Open Source Definition逐条解説書」の付録の一つとして収録されている文書である。) FSFの自由ソフトウェア いわゆる自由ソフトウェア(Free Software)運動の開始は、1983年9月にRichard StallmanがUSENETニュースグループに「GNU(Gnu’s Not Unix)と呼ばれる完全なUNI

                                        定義から見るオープンソースに至るまでの歴史
                                      • Why GitHub Actually Won

                                        A few days ago, a video produced by @t3dotgg was posted to his very popular YouTube channel where he reviews an article written by the Graphite team titled “How GitHub replaced SourceForge as the dominant code hosting platform”. Theo’s title was a little more succinct, “Why GitHub Won”. Being a cofounder of GitHub, I found Greg’s article and Theo’s subsequent commentary fun, but figured that it mi

                                          Why GitHub Actually Won
                                        • Linuxカーネル開発における「Rust」--その現在地と今後

                                          米バージニア州リッチモンドで最近開催されたLinux Plumbers Conferenceでは、Linux開発でRustをサポートする取り組みの責任者であるMiguel Ojeda氏が、LinuxカーネルにおけるRustサポートの最新状況を説明した。一言で言えば、LinuxカーネルのRustサポートは成熟してきており、Ciscoやサムスン、Canonicalなどの開発者やベンダーから強力な支援を受けている状況だ。 ご存じの通り、Linux 6.1のリリース時にLinus Torvalds氏がRustの導入を認めたことで、今ではLinuxカーネルの開発にRustが使えるようになっている。しかしRustは現在、C言語と並ぶLinux開発言語のツールチェーンの一部になるために必要な環境を整えている段階にある。 Rustの地位は向上している。MicrosoftのソフトウェアエンジニアであるWed

                                            Linuxカーネル開発における「Rust」--その現在地と今後
                                          • A Git story: Not so fun this time | Brachiosoft Blog

                                            Linus Torvalds once wrote in a book that he created Linux just for fun, but it ended up sparking a revolution. Git, his second major creation, also an accidental revolution. It’s now a standard tool for software engineers, but its origin story wasn’t so much fun this time, at least for Linus. Linus doesn’t scale 1998 was a big year for Linux. Major companies like Sun, IBM, and Oracle started getti

                                              A Git story: Not so fun this time | Brachiosoft Blog
                                            • Linux 6.10‐rc1リリース、RustやMilk-V MarsなどRISC-Vサポートが拡大 | gihyo.jp

                                              Linux Daily Topics Linux 6.10‐rc1リリース⁠⁠、RustやMilk-V MarsなどRISC-Vサポートが拡大 Linus Torvaldsは5月26日(米国時間⁠)⁠、次期Linuxカーネル「Linux 6.10」の最初のリリース候補版となる「Linux 6.10-rc1」を公開した。Linusは「通常サイズのカーネルリリースに見えるが、少し小さいかもしれない。(⁠Linux 6.10には)新しいファイルシステムはなく、xfsのオンライン修正により、bcachefsの修正はもはや最大のファイルシステム変更ではない」とコメントしている。 Linux 6.10-rc1 -Linus Torvalds Linux 6.10では多くのアップデートが予定されているが、その中でも注目されるのがRISC-Vに関連したサポートの拡張だ。5月22日付けで行われたマージでは、

                                                Linux 6.10‐rc1リリース、RustやMilk-V MarsなどRISC-Vサポートが拡大 | gihyo.jp
                                              • Linux 6.8リリース、メインラインのGitオブジェクト数はまもなく1000万に | gihyo.jp

                                                Linux Daily Topics Linux 6.8リリース⁠⁠、メインラインのGitオブジェクト数はまもなく1000万に Linus Torvaldsは2024年3月10日(米国時間⁠)⁠、「⁠Linux 6.8」の正式版を公開した。通常のカーネルサイクルと同様に開発期間に約2ヵ月、7本のリリース候補版を経ての公開となる。 Linusはリリースにあたって「いくつかの作業に行き詰まりはあったが、リリースを予定より遅らせる理由は何もない。Linux 6.8はすべての点で平均的なリリースで、新しいファイルシステムやアーキテクチャの採用はない。目立つことといえば、Gitオブジェクトの数が1000万未満となる最後のメインラインカーネルになることくらいかな。オブジェクトの数は999万6,000個に達しており、linux-nextツリーではすでに超えている。もっともすばらしくキリが良い数字という以

                                                  Linux 6.8リリース、メインラインのGitオブジェクト数はまもなく1000万に | gihyo.jp
                                                • Freedom and Portability

                                                  The economic advantages of portability are very great. In many segments of the computer industry, the dominant cost is development and maintenance of software. Dennis Ritchie and Stephen Johnson 1978 … many insist that C is the programming language and that it will last forever. Byte Magazine 1983 The August 1983 issue of Byte Magazine devoted its cover, and a large part of its editorial content,

                                                    Freedom and Portability
                                                  • 「Linux」のセキュリティ--独自CVE公開とサポート期間短縮の影響

                                                    Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-05-01 07:30 「Linux」カーネル開発の動向を知りたければ、「Linux Kernel Mailing List」を購読するといい。Linuxカーネルの実状を深いレベルで知りたいが、細かな部分まですべて追跡したくはないという場合は、「Linux Weekly News」(LWN)を購読しよう。 だが、Linuxカーネルの現状に関する幅広い概要を手早く知りたいなら、筆者と同じことをするのがいいだろう。それは、Linuxカーネルの開発者でLWNの編集長であるJonathan Corbet氏が、Linuxの大規模カンファレンスで実施したLinuxカーネルの現状に関するプレゼンテーションを見ることだ。 シアトルで開催の「Open Source

                                                      「Linux」のセキュリティ--独自CVE公開とサポート期間短縮の影響
                                                    • トーバルズ氏が語った「XZ Utils」バックドア問題、AIの誇大宣伝

                                                      Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-04-24 07:30 シアトル発--Linus Torvalds氏と、その良き友人でVerizonのオープンソースプログラムオフィス責任者を務めるDirk Hohndel氏が、The Linux Foundationの「Open Source Summit North America」において、「Linux」開発や関連する幅広い話題について再び意見を交わした。 両氏は対談の冒頭で、ソースコード中のタブとスペースをめぐる論争に軽く触れた。これは冗談ではなく、プログラミングの世界では重要な問題だ。ある開発者が、タブをスペース文字に置き換えて「Kconfig」パーサーがファイルを読み取れるようにしてはどうかと提案した。しかし、それは悪手だった。 Tor

                                                        トーバルズ氏が語った「XZ Utils」バックドア問題、AIの誇大宣伝
                                                      • Linux 6.8 Network Optimizations Can Boost TCP Performance For Many Concurrent Connections By ~40% - Phoronix

                                                        Linux 6.8 Network Optimizations Can Boost TCP Performance For Many Concurrent Connections By ~40% Written by Michael Larabel in Linux Networking on 9 January 2024 at 02:23 PM EST. 76 Comments Beyond the usual new wired/wireless network hardware support and the other routine churn in the big Linux networking subsystem, the Linux 6.8 kernel is bringing some key improvements to the core networking co

                                                          Linux 6.8 Network Optimizations Can Boost TCP Performance For Many Concurrent Connections By ~40% - Phoronix
                                                        • Linux Foundation Announces OpenSearch Software Foundation to Foster Open Collaboration in Search and Analytics

                                                          6 MIN READ Linux Foundation Announces OpenSearch Software Foundation to Foster Open Collaboration in Search and Analytics The Linux Foundation | 16 September 2024 AWS transfers OpenSearch to the Linux Foundation to support a vendor-neutral community for search, analytics, observability, and vector database software. VIENNA – September 16, 2024 – Today, the Linux Foundation, the nonprofit organizat

                                                            Linux Foundation Announces OpenSearch Software Foundation to Foster Open Collaboration in Search and Analytics
                                                          • A memory model for Rust code in the kernel [LWN.net]

                                                            The Rust programming language differs from C in many ways; those differences tend to be what users admire in the language. But those differences can also lead to an impedance mismatch when Rust code is integrated into a C-dominated system, and it can be even worse in the kernel, which is not a typical C program. Memory models are a case in point. A programming language's view of memory is sufficie

                                                            • 日本でのLinuxの始まり (FM TOWNS用Linux) - 人生に疲れた男のblog

                                                              FM TOWNSエミュレータ「津軽」が最近のソースでFM TOWNS用Linuxに対応し始めた(既存のTOWNSエミュ「うんづ」は動かない)ので動作確認をしてみた。 動作確認に使用したのは1996年に出版された「Linux入門」(ヤフオクでCD未開封品が丁度出ていた)という本に収録されていたCD内のSlackware カーネル 2.0.14-rel1.0(1996, 8.22)、津軽の設定はFPUオン・CPU HIGH FIDELITY設定、XF86Configファイルを編集しハイレゾモード(orフルカラー)に切り替えとハードウェアマウスカーソルの有効化(Option "sw_cursor"のコメントアウト)、インストールとX Windows(LinuxのGUI環境)の動作まで確認。まあ今更動かしたところで何一つ実用性が無い物ではある。 FM TOWNSユーザーだった当時は標準のTowns

                                                                日本でのLinuxの始まり (FM TOWNS用Linux) - 人生に疲れた男のblog
                                                              • Linux 6.9リリース ―Intel FREDのマージ、ARM64でのRustサポートなど | gihyo.jp

                                                                Linux Daily Topics Linux 6.9リリース ―Intel FREDのマージ⁠⁠、ARM64でのRustサポートなど Linus Torvaldsは2024年5月12日(米国時間⁠)⁠、「⁠Linux 6.9」のリリースをアナウンスした。開発期間は約2ヵ月、7本のリリース候補(RC)版を経ての一般提供開始となる。Linux 6.9のリリースにあたりLinusは「全体的にかなり正常に感じられるリリース」とコメントしており、多くの改善が実施された安定したカーネルに仕上がったことがうかがえる。 Linux 6.9 -Linus Torvalds Linux 6.9のおもなアップデートは以下の通り。 x86プロセッサにおけるイベント配信(IDT)の代替技術で、特権レベル間の移行時間を短縮し、ソフトウェアの堅牢性を高めるフレームワーク「Intel FRED」のメインラインへのマー

                                                                  Linux 6.9リリース ―Intel FREDのマージ、ARM64でのRustサポートなど | gihyo.jp
                                                                • AIはオープンソースたり得るか--企業の思惑と定義の策定に向けた動き

                                                                  Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-08-09 07:30 オープンソースがなければ、人工知能(AI)は存在しない。それは断言できる。議論の余地はない。 その根拠は、AIの起源が1960年代のオープン言語「Lisp」にあることだけではない。「ChatGPT」「Llama 2」「DALL•E」といった話題の生成AIモデルが、強固なオープンソースの基盤の上に構築されているからでもある。しかし、それらのモデルやプログラム自体はオープンソースではない。 Metaの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏が、「Llama 3.1」を発表した「Threads」の投稿で述べた内容は知っている。同氏は「オープンソースAIこそが進むべき道」であり、Metaは「オープンソースAIを

                                                                    AIはオープンソースたり得るか--企業の思惑と定義の策定に向けた動き
                                                                  • Linux 5.6 To Make Use Of Intel Ice Lake's Fast Short REP MOV For Faster memmove() - Phoronix

                                                                    Linux 5.6 To Make Use Of Intel Ice Lake's Fast Short REP MOV For Faster memmove() Written by Michael Larabel in Intel on 8 January 2020 at 06:34 PM EST. 6 Comments While Intel has offered good Ice Lake support since before the CPUs were shipping (sans taking a bit longer for the Thunderbolt support as a key lone exception, since resolved), a feature that's been publicly known since 2017 is the Fas

                                                                      Linux 5.6 To Make Use Of Intel Ice Lake's Fast Short REP MOV For Faster memmove() - Phoronix
                                                                    • Linux Foundation Announces Intent to Form Developer Relations Foundation

                                                                      5 MIN READ Linux Foundation Announces Intent to Form Developer Relations Foundation The Linux Foundation | 16 September 2024 New initiative seeks to support and unify best practices within the global developer relations community. VIENNA – September 16, 2024 – The Linux Foundation, the nonprofit organization enabling mass innovation through open source, today announced its intent to form the Devel

                                                                        Linux Foundation Announces Intent to Form Developer Relations Foundation
                                                                      • 何も起こらない年末年始を味わって ―Linux 6.7-rc7が公開、正式リリースは年明け1月7日に | gihyo.jp

                                                                        Linux Daily Topics 何も起こらない年末年始を味わって ―Linux 6.7-rc7が公開⁠⁠、正式リリースは年明け1月7日に Linus Torvaldsは12月23日(米国時間⁠)⁠、開発中の次期カーネル「Linux 6.7」の7本目のリリース候補版となる「Linux 6.7-rc7」を公開した。また、その2日前となる12月21日の投稿では、Linux 6.7の正式リリースについて「とくに問題が発生しなければ1月7日に正式公開し、Linux 6.8のマージウィンドウは1月8日にオープンする」とコメントしており、カーネル開発者にとっては静かな年末年始の期間となりそうだ。 Linux 6.7-rc7 -Linus Torvalds LinusはLinux 6.7-rc7を通常とは異なる土曜日に公開したことについて、「⁠(⁠フィンランドの習慣でもっとも重要な日である)クリスマ

                                                                          何も起こらない年末年始を味わって ―Linux 6.7-rc7が公開、正式リリースは年明け1月7日に | gihyo.jp
                                                                        • Linus Torvalds talks AI, Rust adoption, and why the Linux kernel is 'the only thing that matters'

                                                                          sjvn/ZDNETHong Kong: At The Linux Foundation's KubeCon and Open Source Summit China conference, Linus Torvalds and his buddy Dirk Hohndel, Verizon's Head of the Open Source Program Office, once more chatted about Linux development and related issues to the delight of their audience. As usual, the pair talked about the current state and future of the Linux kernel. In particular, their conversation

                                                                            Linus Torvalds talks AI, Rust adoption, and why the Linux kernel is 'the only thing that matters'
                                                                          • 「プラットフォーマーの使命を果たしていく」ヒックスCEOと三浦社長が改めて示す、レッドハットの“The Open Source Way” | IT Leaders

                                                                            IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > ベンダー戦略 > 市場動向 > 「プラットフォーマーの使命を果たしていく」ヒックスCEOと三浦社長が改めて示す、レッドハットの“The Open Source Way” ベンダー戦略 ベンダー戦略記事一覧へ [市場動向] 「プラットフォーマーの使命を果たしていく」ヒックスCEOと三浦社長が改めて示す、レッドハットの“The Open Source Way” 2023年12月20日(水)五味 明子(ITジャーナリスト/IT Leaders編集委員) リスト Linuxムーブメントの黎明期からの牽引と商用オープンソース企業としての躍進、IBMによる業界最大級の買収──経営のステージが変化しても米レッドハット(Red Hat)が果たす使命は変わらず、オープンソースの技術と文化で顧客企業のイノベーションを支援していく姿勢を明らかにしている。2

                                                                              「プラットフォーマーの使命を果たしていく」ヒックスCEOと三浦社長が改めて示す、レッドハットの“The Open Source Way” | IT Leaders
                                                                            • Committing to Rust for kernel code [LWN.net]

                                                                              Rust has been a prominent topic at the Kernel Maintainers Summit for the last couple of years, and the 2023 meeting continued that tradition. As Rust-for-Linux developer Miguel Ojeda noted at the beginning of the session dedicated to the topic, the level of interest in using Rust for kernel development has increased significantly over the last year. But Rust was explicitly added to Linux as an exp

                                                                              • なぜGitHubはここまで成功したのか — その歴史を振り返るブログ記事が海外で話題に

                                                                                9月10日、GitButlerが「なぜGitHubが勝ったのか」と題したブログ記事を公開した。この記事では、GitHubが他のプラットフォームと比較してどのように成功を収めたのか、そしてその背後にある要因について詳しく紹介されており、海外で多くの人々に読まれている。以下に、その内容を紹介する。 GitHubが成功した理由 GitHubの成功は、単に技術的な優位性だけでなく、いくつかの重要な要因が相互に作用した結果である。その要因は、主に以下の2点に集約される。 タイミングの良さ GitHubが登場したのは、分散型バージョン管理システム(DVCS)が徐々に普及し始めた頃であった。2005年にGitが誕生し、これまでの集中型バージョン管理システム(SVNやCVS)が持つ問題点を解決するツールとして注目され始めた時期だった。特にオープンソースプロジェクトの拡大に伴い、集中型のシステムでは対応が難

                                                                                  なぜGitHubはここまで成功したのか — その歴史を振り返るブログ記事が海外で話題に
                                                                                • BFQ I/O Scheduler For Linux Sees Big Scalability Improvement - Phoronix

                                                                                  BFQ I/O Scheduler For Linux Sees Big Scalability Improvement Written by Michael Larabel in Linux Storage on 21 January 2024 at 09:33 AM EST. 27 Comments Following the work on enhancing the scalability of the MQ-Deadline I/O scheduler, Linux storage expert Jens Axboe has applied similar scalability improvements to the BFQ I/O scheduler. Similar to the scalability work on MQ-Deadline, Jens Axboe has

                                                                                    BFQ I/O Scheduler For Linux Sees Big Scalability Improvement - Phoronix