前回お送りした『中居正広 自分たちのことでタブーは作らない、“自虐”という神センス』に続く、SMAP連載第7弾。前回は、毎週のようにバラエティで“SMAP解散ネタ”に触れる中居正広について論じた。今回は、中居とはまた違う形でその動向が取り沙汰される木村拓哉について考えたい。多くのメディアは、解散について4対1の構図を語り、木村はSMAPの中の異端として書かれることが少なくない。誰もが認めるスターでもあり、何かと誤解を受けやすい木村拓哉。だが、その表面的なシナリオだけが、果たして真実なのだろうか。 どんな中傷にも、どんな報道にも、5人は無言を貫くことに決めた ずっと、心ない報道に傷つけられている。 自分のことを中傷されているわけではない。でも、真実かどうかもわからない伝聞や憶測で、自分が大切に思ってきた人たちが、まるで人が変わってしまったかのように語られていくことが、腹立たしくて、もどかしく