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ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (13)

  • 宝くじに当たったから働きたくない - 関内関外日記

    お……おう! ……当せん金1,200円。 そんなものだよな……。 と思っていたら次の週。 こ、今度こそ! こういうことが! こういうときに! 当せん金1,000円。 いやね、1点買いで2週連続で当たるのって結構すごいんじゃないの? なんかもっと、こうボーナスをね、7億円とは言わんから、7,000万円、いや、7,000円でいいからくれないのかね。7,000円、いや、7,000万円あったらなぁ。放蕩して生きていくには少ないけれど、なにかこうなあ。7,000万円。でも、現実は2,200円。せめて2,200万円銀行口座にあればなあ、生きる余裕というか、精神的な安定というかそういうものがなあ。いや、220万円でも……。 ……というわけで、おれは今日も働きたくないのでした。おしまい。

    宝くじに当たったから働きたくない - 関内関外日記
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    q52464 2017/11/22
    気持ちがすごくよく分かる。労働として働くのは疲れる。
  • さあ、ダービーウィークだ! 帚木蓬生『やめられない ギャンブル地獄からの生還』を読む - 関内関外日記

    病識、という言葉がある。人が自らの病気を認識することである。病識がない、病識を持ちにくい、といった文脈で語られることが大井。 おれには双極性障害の病識がある。おれには(正式に診断を受けたわけではないが)サケダイスキなアルコール依存症の病識がある。 ……ではギャンブルローズは? おれはおれをひとつの「競馬ファン」とみなしており、ギャンブル依存症ではないぜ、と思っている。はいそこブリガドーン、その病識の無さこそが色々の依存症の特徴じゃないのか。そう思ってこんなガイドブックを手に取った。 やめられない ギャンブル地獄からの生還 作者: 帚木蓬生 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/09/03 メディア: 単行(ソフトカバー) 購入: 2人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (5件) を見る 帚木蓬生先生の「病的ギャンブリング」についてのでムスカテール。冒頭は病的ギャンブ

    さあ、ダービーウィークだ! 帚木蓬生『やめられない ギャンブル地獄からの生還』を読む - 関内関外日記
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    q52464 2017/05/23
    相変わらずgoldheadさんはステイゴールドだ。
  • 焼きそばがお好み焼きを蘇らせる - 関内関外日記

    正直に言おう。おれはもうお好み焼きえなくなっていた。いくら小麦粉の量を減らそうが、ともかくべきるのにいっぱいいっぱいになっていた。それはお好み焼きに対する飽きからくるものかもしれないし、単に加齢からくるものかもしれなかった。ともかくおれはお好み焼きがだめになっていた。だから冬は鍋や蒸し野菜や雑炊ばかりっていた。 が、この間のことである。冷蔵庫の中にキャベツとダイコン、卵くらいしか材がなくなっていた。肉すらない。何をうべきか。ふと、インスタント焼きそばが目に入った。「キャベツとこれでいけるんじゃないのか?」と思った。思った結果がこれである。 キャベツ、インスタント焼きそば、卵。 pic.twitter.com/kW9GdAZMy5— 黄金頭 (@goldhead) 2017年4月30日 刻んだ大量のキャベツに卵を二個、かき混ぜて焼く。別口で進行していたインスタント焼きそばをそこに

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    q52464 2017/05/01
    粉と和解せよ
  • 皆のものよ、食品館あおば元町店が帰ってきた! - 関内関外日記

    3月の20日から改装に入ってい品館あおば元町店が、ついに4月の20日にオープンした。おれはもちろん、オープンしたその日に行った。おれの冷蔵庫の中身はダイコンくらいしかなくなっていたからだ。 それにしても新しいあおば。通路は狭くなったように思う。思うが、その棚の数、棚に並ぶ商品の数々。こんなに栄えている市場はイスタンブールより東、ほかにないのではないか。いや、まあともかく「トマトの種類が多い」、「肉のいろいろの部位を売っている」といった特長に加えて、加工品や調味料などが増えた! ……と感じた。実際に比べてみたわけじゃあないのだ。それでも、「なんという種類!」と感じたのは確かなわけで。それでおれはオープン初日に特売のキャベツと肉を買い、翌日にも出向いて特売の卵を買った。やはりおれの生活はあおばなしには成り立たぬ。たとえレジ袋がニ円になったとしても(中国人客向けに「一袋 二日元」みたいな張り

    皆のものよ、食品館あおば元町店が帰ってきた! - 関内関外日記
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    q52464 2017/04/22
    ボスフォラス以東並ぶところなしと聞くと、いつか行って買い物してみたい。
  • 呉智英『吉本隆明という「共同幻想」』」を読む - 関内関外日記

    隆明という「共同幻想」 (ちくま文庫) 作者: 呉智英 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/10/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 吉隆明という「共同幻想」 作者: 呉智英 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2012/12/07 メディア: 単行 購入: 2人 クリック: 36回 この商品を含むブログ (14件) を見る 父は週刊誌か月刊誌の編集人時代に呉智英と仕事をしたことがあるらしい。新聞やなにかの人生相談について、相談を受ける側の精神分析をするというコーナーだったらしい。そして父は言うのだった。「呉智英は隠れ吉隆明シンパだった」と。 おれには父の言う歴史を確認するすべがない。とはいえ、吉隆明→呉智英というラインがあるものだと思っていた。書を読むと、そんなことはない。吉隆明をけっちょんけちょんである。わざわざ難解に書いて

    呉智英『吉本隆明という「共同幻想」』」を読む - 関内関外日記
  • 労働嫌いのチャンピオンはだれ? 辻潤全集第2巻を読む - 関内関外日記

    辻潤全集 (第2巻) 作者: 辻潤 出版社/メーカー: 五月書房 発売日: 1982/06 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る だから、人のために物を書いたことなどは殆どない、同時に、自分が感じないことや考えないことを書いたこともない。要するにあまり融通が利かな過ぎるのだ。――この自分の頭は――自分の頭で考えている理屈からいうと、人のためにも、犬のためにも、豚のためにもなんのためにも書いたッて一向差し支えないとは思うのだが――さて、なにかしら書く段になると、自分の勝手気儘なことしか書けないのだ。幸い僕の書くものを喜んでくれる人があるから、買ってくれる雑誌社もあるわけだが、もしもそれがなかったら、自分はとうに餓死しているに相違ない。 「ものろぎや・そりてえる」 ネタバレをすると、結果的に辻潤は餓死している。もちろん糧難の時代という背景はあるにせよ、筋を通している。筋を通す人間は

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  • 問題はまず食うことだ―『辻潤全集』第一巻を読む - 関内関外日記

    辻潤全集 (第1巻) 作者: 辻潤 出版社/メーカー: 五月書房 発売日: 1982/04 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る おれの今年のブームは辻潤である。年末まで生きているとして、「今年読んだのベスト5」とかしょうもうないエントリーを書くとしたら、たぶん入ってくるだろうと思う。というわけで、全集に手を出してみた。もちろん、「何者にもなりたくなかった、なにもしたくなかった」辻潤先生のことである。全集第一巻から「これ、読んだな」の感はある。感はあるが、おれはおれでしょうもなく記憶をなくしていく人間なので、読むたびに新しいのである。低人vs低人ということになろう。いくつか気に入った部分をメモしておく。重複とか気にしない。 考えると自分にはこの世の何処を見廻しても安住の場所というものが見当らない――第一これこそ自分の物だとハッキリいえそうなものは一ツもない。強いて理屈をつければ

    問題はまず食うことだ―『辻潤全集』第一巻を読む - 関内関外日記
  • 『ダダイスト新吉の詩』を読む - 関内関外日記

    宇宙は馬鹿なんだ。 有限も馬鹿なんだ。 タ゛タ゛イスト新吉の詩 (愛蔵版詩集シリーズ) 作者: 高橋新吉 出版社/メーカー: 日図書センター 発売日: 2003/01/25 メディア: 単行 クリック: 5回 この商品を含むブログ (11件) を見る 辻潤、ときて高橋新吉。ダダイスト新吉。高橋新吉に言わせれば、おれのほうがダダの先駆者だ、といいたいところだろうが(じっさいにそう言って暴れたらしいが)、おれにとっては辻潤からの高橋新吉、なのだ。高橋新吉という名を見たとき、新美南吉かな? と思ったのは秘密だ。 佐藤春夫は神戸でこう言った。 「君は半世紀進んでゐる第三流の作家だ。ただの三流の作家なら原稿は売れるのだ。君は半世紀進んでゐる。そこが君の世間に通用する人になれない致命的な点である。」 半世紀よりあとに読むおれのことを考えてくれ。考えなくてもいいが。けれども、そうだ、そのとおりだ。半

    『ダダイスト新吉の詩』を読む - 関内関外日記
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    q52464 2017/01/10
  • 完全におれは辻潤みたいだ その3 玉川信明『ダダイスト辻潤』を読む - 関内関外日記

    ダダイスト辻潤 (1984年) 作者: 玉川信明 出版社/メーカー: 論創社 発売日: 1984/11 メディア: ? この商品を含むブログを見る 辻潤の書いたもの二冊に続いて、辻潤について書かれたもの、評伝である。正直、辻潤が書きのこしたものには自伝や回顧録が多いので、評伝を読んでいても「あれ、ここ読んだかな?」とか思う部分が多々あった。とはいえ、この三冊にてある程度は辻潤という人物をつかむ取っ掛かりができたような気はしている。そしてまた、この評伝には自分の知る意外な名前もひょいひょい飛び出してきて、「うおー」と勝手に興奮したものである。 さて、評伝言うからには、幼少期のことから始まっている。辻潤の出自は都会のけっこうなお金持ちであった。江戸―東京の日的な部分がそのコアにあるという。が、時勢から没落していく。 辻潤はは社会条件そのことにおいて没落の人となる。太宰治風にいえば「斜陽」の人

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  • やはりあんたはおれなのか? その2 『辻潤 孤独な旅人』を読む - 関内関外日記

    辻潤―孤独な旅人 作者: 辻潤,玉川信明 出版社/メーカー: 五月書房 発売日: 1996/11 メディア: 単行 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 私はおよそどんな仕事にしろ、人間は楽しんで仕事をするようにならなければウソだ思っている。これからどんな風に世の中が変わるか知れないが、人間がみんな自分の仕事を楽しんでするようになれば、それ以上のユートピアはなかろうと信じている。そんな世の中がいつになッてくるものかという人があれば、つまり生きている間はユートピアというものがこないということと同じである。 「にひるの漚」 ……というわけで、おれの辻潤第二弾である。中身が前のと被っていても気にしない。 goldhead.hatenablog.com 幸い私の書く物を喜んでくれる少数の人達が、この世に存在してくれているので、私はせめてもの生き甲斐を感じている次第である。 「

    やはりあんたはおれなのか? その2 『辻潤 孤独な旅人』を読む - 関内関外日記
  • あんたはおれなのか? 辻潤『絶望の書/ですぺら』を読む - 関内関外日記

    絶望の書・ですペら (講談社文芸文庫) 作者: 辻潤,武田信明 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1999/08/10 メディア: 文庫 クリック: 12回 この商品を含むブログ (17件) を見る 人間がイヤイヤ自分の仕事をしているということより悪いことはまずこの世の中にはありそうもないことだ。況や、単にわんがためにイヤイヤ仕事をしなければならないなぞということは考えてみても馬鹿馬鹿しい話だ。 「にひるの漚」 読書というものは、自分以外の人間の思想や感覚を追体験し、自らの視野を広げるというような部分もある。一方で、あまりにも著者とシンクロしすぎて、「おまえはおれか?」という気分になってしまうときもある。おれにとって辻潤とはそのような人のように思えてならない。 しかし、生きている間はまたなんとかよきことが湧いてくるかもしれないという妄想を断ち切れず、あさましき醜骸を曳きずって歩いてい

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  • 秋山清『ニヒルとテロル』を読む - 関内関外日記

    ニヒルとテロル (秋山清著作集) 作者: 秋山清 出版社/メーカー: ぱる出版 発売日: 2006/02 メディア: 単行 この商品を含むブログ (2件) を見る 組織における、資力における、はるかな優越、したがって現社会における支配的力としての強者は、わが国において現在ほとんど絶対的にすら見える。その絶対的権力の側には被圧迫階級の平穏を望む意識までも民主主義の名目によって、彼らの側に組み入れられているかにも見える。テロルを撲滅せよという、今日の一般的常識の風潮に、私のなかの何者かが小さく反撥するのは、民主主義の名による支配と暴力にたいしてささやかなテロリズムが刃向かうときの見取図が、あまりにも強にたいする弱の、大にたいする小の、よわよわしすぎる対比でしかない現実に、私が気づいているためかもしれない。 「テロリストの文学」 この「今日」は1968年である。今、ここ、今日である2016年

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  • 意識の低いやつから声あげろ! - 関内関外日記

    レールに乗る乗らない関係の話題をなんとなく追ってたんだが、結局のところ耳目を集めるのは高い意識、意欲、そして能力のある人間の記したものが多く、おれはおおいに失望した。おれはもっと意識の低い、意識低い系の人間の声が聞きたかった。失敗者の話が聞きたかった。聞き逃しているとしたら、おれの意識が低いから、面倒でネットの隅々まで見ていないからだ。ネットの隅々まで見たら気が狂うと思うが。それにしたって、ただやる気がなくて、怠けたくて、人生から降りたようなやつの話がもっとあったっていいじゃないか。 いつも思うのだが、どうにもインターネットは意識が高くて困る。意識が高くて成功している人間か、意識の高さが先走っている段階で馬鹿にされている人間か、意識の高さでその両者にコメントするようなやつらばかりだ。はてな界隈だろ、と言われればそうかもしれない。ともかく、全体的に意識が高まっていて、なんだかんだいいながらま

    意識の低いやつから声あげろ! - 関内関外日記
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    q52464 2016/09/22
    埴谷雄高いいよね。また読みたくなってきた。
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