子供向けアニメの大ヒットコンテンツとして、大きなお友達からも注目を集める『アイカツ!-アイドルカツドウ!-』。そのライブイベント「アイカツ!LIVEイリュージョン」が、8月16日(土)から東京国際フォーラムで開催中だ。 このライブの特徴が、いわゆる“中の人”によるパフォーマンスではなく、ホログラム映像とプロジェクションマッピングによって演出され、キャラクター自身が出演する点。つまり『アイカツ!』の主人公・いちごを始めとするアイドル達が、そのままステージに登場し、歌い、踊るというのだ。
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国民的人気マンガ『名探偵コナン』(青山剛昌/小学館)。主人公の幼なじみである毛利 蘭の一風変わったヘアスタイルは「蘭姉ちゃんのツノ」として親しまれ、ネットを中心にネタにされている。ヒロインに生えたあのツノはいったい何なのだろうか。ツノは今までどう進化してきたのか。単行本をもとに実際に調べてみることにした。 『名探偵コナン』は『週刊少年サンデー』にて1994年より連載が開始され、単行本第1巻はその年の6月に発売されている。早速、第1巻から読んでみると、初登場した蘭には、なんとツノがないのだ。襟足は今と変わらずストレートのロングヘアだが、頭頂部にあの出っ張りはなく、フワフワとウェーブしている。第1巻では、高校生探偵・工藤新一が怪しげな黒ずくめの男たちに飲まされた薬によって身体を縮められ、「江戸川コナン」として蘭の家に居候するにいたる経緯が描かれているが、1カ所だけ、蘭の髪が逆立つ場面はある。そ
最近、初音ミクや鏡音リン・レンといったボーカロイド楽曲をモデルにした小説、いわゆる『ボカロ小説』が次々と発表され話題となっているみたい。でも、一体どんな歌詞の楽曲がどんな物語になっているのか気になるところ。そこで最近のボカロ事情に詳しいライターの朝永ミルチさんに作品のあらすじや楽曲の名フレーズを紹介していただいたラコ。 朝永ミルチ ボカロ批評誌『VOCALO CRITIQUE』スタッフ・ライター。 GACCOH小説読書会を主催するなど関西を中心に活動している。 『NETOKARU』『アニメルカ』サブカルチャー・ポップカルチャーの批評などを寄稿している。 初音ミクの消失 小説版 著者名:cosMo@暴走P 発売元 : 一迅社 価格:689円 cosMo@暴走Pによる動画再生数500万を超える有名楽曲。小説では、ある日、大学生の篠里の前に人造人間“初音ミク”が贈られてくるのだが、その初音ミクに
初音ミクを筆頭とするボーカロイドを使った音楽は、いまやさまざまな人を巻き込みながら、アニメやマンガと合体、小説とも軽々と結びついてベストセラーを生み出し始めた。 “ボカロ小説”に注目したライター・北尾トロは、『ダ・ヴィンチ』7月号で、仕掛け人であるPHP研究所の編集者・伊丹祐喜さんにボカロ小説誕生のいきさつを聞いている。 ――「新設されたコミック出版部(当時)で武将マンガを作ったりしているうちに、PHPが手を出していなかった“萌え”を意識した本づくりをするようになったんです」 元素記号を美少女キャラ化して解説する本でヒットを飛ばすなど、PHPらしくない活動に拍車がかかった伊丹さんが目をつけたのがボカロの盛り上がり。この動きに乗り遅れることは出版界にとって大きな損失だと直感が働いた。 ニコ動で大人気だった『悪ノ娘』を絵本にできないかと思い立ったが、カンジンの絵柄がイメージ通りに仕上がらず、い
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