近年、世界中の大学でクラブカルチャーの研究が急速に進んでいるらしい。ドイツの若手振付家の注目株であるセバスチャン・マティアスも、ニューヨークのジュリアード学院とベルリン自由大学で舞踊学の修士号を取得し、在学中より世界中のクラブシーンでフィールドワークを重ねながら、実験的なパフォーマンス作品を制作し続けている。 そんな彼が2014年から世界各地で展開しているのが、ダンスと都市との新たな関係性を探求するプロジェクト『groove space』だ。この10月に『フェスティバル/トーキョー16』での日本公演を控える同作品。東京でリサーチと滞在制作を行うマティアスに、そのコンセプトと制作過程について聞いた。 クラブでのダンスはもちろん、そこで生まれる人と人との「距離感」や「関係性」に興味があります。 ―マティアスさんは、世界中のクラブでダンスや人々についてのリサーチを行い、『groove space
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