電動化や次世代燃料の推進に伴って、自動車の構造が大きく変化している。米Tesla(テスラ)の電気自動車(EV)「Model 3」とドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)のEV「ID.3」、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を分解し、3車種に搭載されている電装品の違いを分析したフォーマルハウト・テクノ・ソリューションズの柏尾南壮氏は、「テスラの独自性が際立つ」と話す。「日経クロステック・ラーニング」で「日米欧先端技術搭載車3台を一挙分解展示、技術力を徹底比較分析」の講師を務める同氏に、3車種の構造の特徴とクルマの未来像について聞いた。 トヨタ自動車のFCV「ミライ」と、米テスラのEV「Model 3」、ドイツVWのEV「ID.3」を分解されました。 柏尾氏:世界の自動車市場をリードする日米欧の3社が販売するクルマから、今後の自動車業界の動向を占う3車種
![分解して分かったテスラModel 3の際立つ独自設計](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/97a88d5d3bc89305ccb28929423110ad88e20455/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fcolumn%2F18%2F00026%2F00079%2Ftopm.jpg%3F20220512)