「うちの会社は、猛烈な詰め文化なんです。部下がロープぎわで、もう降参してるのに、さらに上司に詰められても、頭は真っ白ですよ。もう、何言われてるんだか、わからない。その瞬間、幽体離脱するんですよね」 ・ ・ ・ ちょっと前のことになりますが、ある会社につとめる若い方(Aさん)が、こんなことをボヤいておりました。 ここで、この方が「詰める」と彼が言っているのは、「上司による部下への執拗なダメだし」とお考えください。そうした「執拗なレベルのダメだし」が「組織レベル」で共有されていることが「詰め文化」ということになるのでしょう(笑)。 悲しいことに、この方の会社では、ロープぎわで、もう部下がヘナヘナしていても、上司は執拗に「ダメ出し」を繰り返し、そんなとき部下の頭が「真っ白」になってしまうのだそうです。 僕への質問は、さらに続きました。 Aさん「先生、ロープぎわまで詰められても、頭が真っ白にならな
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