インド・コルカタ(Kolkata)名物のハウラー橋(Howrah Bridge)の、根本が赤く変色した支柱(2010年7月9日撮影)。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY 【7月16日 AFP】鋼鉄2万6500トンを使用し、築70年近くになるにもかかわらず1日10万台の通行量にも、大嵐にも、びくともしない――。それほど頑丈なインド・コルカタ(Kolkata)を象徴する橋が今、「人間が吐くつば」により崩落の危機にさらされている。 コルカタの玄関口にあるハウラー橋(Howrah Bridge)は、西ベンガル(West Bengal)州を流れるフーグリー川(Hooghly River)にかかり、「世界で最も美しいカンチレバー橋の1つ」として有名だ。しかし、橋を支える鉄柱は激しく腐食している。 原因はパーンだ。パーンとは、キンマの葉とビンロウジ、消石灰などを混ぜたもので、かんで
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