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  • 熊本県とJR九州、豊肥線複線化の協議を検討 一部区間で TSMC進出、利用者急増に対応|熊本日日新聞社

    JR豊肥線の原水駅で降りて、バス乗り場に向かう乗客ら。原水駅のホームでは拡幅工事が進んでいる=10日午前8時15分ごろ、菊陽町(林田賢一郎) 熊県とJR九州が豊肥線の輸送力強化を目指し、一部区間の複線化に向けた協議を検討していることが10日、分かった。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出に伴い、熊駅(熊市)-肥後大津駅(大津町)間の利用者の急増に対応する。整備の効果を考えれば、駅間の距離が長い区間の複線化が有力だ。 豊肥線は、上り(熊方面行き)と下り(大分方面行き)の列車が同じ線路を走る単線。複線化する区間は確定していないが、駅間距離が4・0キロと最も長い竜田口(熊市)-武蔵塚(同市)間のほか、3・7キロと2番目に長い原水(菊陽町)-肥後大津間や、3・1キロで3番目に長い三里木(菊陽町)-原水間が選択肢とみられる。 豊肥線の熊-肥後大津間(22・6キロ)の2023年度の平均

    熊本県とJR九州、豊肥線複線化の協議を検討 一部区間で TSMC進出、利用者急増に対応|熊本日日新聞社
  • 熊本市電、綱渡りの車両運用 老朽化で故障やメンテ…超低床電車「COCORO」事故も追い打ち|熊本日日新聞社

    車との接触事故で、特注の窓ガラスが割れたり、外装が傷ついたりしたCOCORO。復旧のめどは立っていない=13日、熊市西区 乗務員不足や想定外の車両故障のため、6月末に過去最大規模の減便を実施した熊市電。車両のやりくりが厳しい中、今度は超低床電車「COCORO」が事故に巻き込まれた。COCOROは今春、事故に伴う修理から1年2カ月ぶりに復帰したばかり。現時点で復旧のめどは立っておらず、車両運用は綱渡りの状況が続いている。 市交通局によると、8月2日午前10時20分ごろ、中央区の八丁馬場─神水交差点間で、30代女性が運転する軽乗用車とCOCOROが接触した。現場は片側1車線の直線で、健軍町方面に向かっていた軽乗用車が右折しようとして、右後方から来た市電と接触。けが人はなかったが、COCOROは左前方から左側面にかけて大きく破損した。 2両編成のCOCOROは、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が

    熊本市電、綱渡りの車両運用 老朽化で故障やメンテ…超低床電車「COCORO」事故も追い打ち|熊本日日新聞社
  • 乗車人員増加率、菊陽町の原水駅3位 JR九州管内、23年度33%増 TSMC関連で需要増|熊本日日新聞社

    半導体関連企業が集まるセミコンテクノパークとJR原水駅を結ぶ通勤バスを降り、ホームで電車を待つ利用客=20日午後6時10分ごろ、菊陽町(草野太一) JR九州が20日発表した2023年度の1日当たりの駅別乗車人員で、豊肥線の原水駅(菊陽町)の増加率が前年度比33%増で、管内3位となった。半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出に伴い、利用客数が伸びた。 原水駅はTSMC工場の最寄り駅で、1日当たりの乗車人員が前年度比356人増の1445人となった。利用客の増加に対応するため、JR九州はホームの幅を1メートルほど拡張する考えで、来年3月末までの工事完了を計画している。 菊陽町ではTSMCの熊工場(第1工場)が今年2月に開所し、年内に量産を始める予定。隣接地では第2工場の造成も進んでいる。近くでは東京エレクトロン九州やソニーグループが新棟を建設中だ。 こうした状況を踏

    乗車人員増加率、菊陽町の原水駅3位 JR九州管内、23年度33%増 TSMC関連で需要増|熊本日日新聞社
  • 「被爆電車」改修費用、クラファンで募集 30日まで 熊本電鉄「後世に残すため協力を」|熊本日日新聞社

    電気鉄道(熊市)は、同型車両の一部が「被爆電車」として知られる「モハ71形」の改修費用をクラウドファンディング(CF)で募っている。8月30日までに450万円を募る計画だが、23日正午時点で約168万円と苦戦。同社は「貴重な車両を後世に残すため協力してほしい」と呼びかけている。 モハ71形は1928年に製造され、多くが広島に投下された原爆で被爆。熊電鉄は国鉄から54、57年に3両を譲り受けた。1両が被爆した可能性があるが、どの車両かは不明。最後の1両は81年に引退し、その後は北熊駅(熊市北区)の車両基地で他の車両をけん引していた。 2009年に同社の創業100周年記念事業として修復し、イベントで活躍。同社によると、動く状態で残っているのは全国的に珍しいという。しかし、屋内車庫に十分な場所がなく、屋外に置かれていた。あずき色の外装がはがれ、さびた下地がむきだしになっている部分もあ

    「被爆電車」改修費用、クラファンで募集 30日まで 熊本電鉄「後世に残すため協力を」|熊本日日新聞社
  • 銚子電鉄名物「ぬれ煎餅」日奈久温泉駅で販売中 肥薩おれんじ鉄道 連携協定の企画第1弾|熊本日日新聞社

    経常赤字が続く第三セクター、肥薩おれんじ鉄道(八代市)は、運輸以外の事業収益拡大に向け、日奈久温泉駅で銚子電気鉄道(千葉県)の名物「ぬれ煎」の販売を始めた。3月に結んだ連携協定に基づく商品相互販売の第1弾。 両社は海沿いを走る共通点もあり、以前から交流を続けてきた。全国の小規模な鉄道会社が厳しい経営に直面する中、収益増や地域課題解決のため協定を締結。今後も商品の相互販売のほか、廃棄漁網を使った商品開発に取り組む。 銚子電鉄のぬれ煎は、同社が倒産の危機に際してインターネットで売り出したところ、全国から注文が殺到して話題になった。おれんじ鉄道は11日から4種類(5枚入り500円、10枚入り900円)を販売。午前10時~午後2時は手焼き体験(1枚100円)も受け付ける。 銚子電鉄も千葉県の犬吠駅で、おれんじ鉄道のチーズスナック「ちーぱく」などを販売する。おれんじ鉄道の営業戦略室は「看板商品の

    銚子電鉄名物「ぬれ煎餅」日奈久温泉駅で販売中 肥薩おれんじ鉄道 連携協定の企画第1弾|熊本日日新聞社
  • 【速報】熊本電鉄、全線運転見合わせ 北熊本駅で架線切れる 19日は始発より通常運行|熊本日日新聞社

    「KUMANICHI レコメンド」は、熊大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。 熊日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。 システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

    【速報】熊本電鉄、全線運転見合わせ 北熊本駅で架線切れる 19日は始発より通常運行|熊本日日新聞社
  • 市電タッチ決済 無料で利用5倍に 熊本市 キャンペーン好調|熊本日日新聞社

    市の大西一史市長は8日の定例記者会見で、市電のクレジットカードなどのタッチ決済キャンペーンの利用件数を公表した。市電の開業100周年を記念し、タッチ決済を運賃無料とした8月1日は、キャンペーンが始まる前日の約5倍に伸びた。 キャンペーンは8月1~31日。クレカ、デビットカードなどのタッチ決済が対象。1日は運賃無料、2~31日は運賃支払いの上限額を1日当たり360円と設定した。 市交通局によると、運賃無料とした1日の利用は2750件で、7月31日(534件)の5・1倍に上った。運賃支払いの上限額を設けた2~6日の利用は1日平均628件で、4~7月の1日平均408件の約1・5倍となった。 市交通局は全国交通系ICカードでの決済を2025年度中に廃止する方針を示している。大西市長は会見で「クレカタッチは多様な割引ができる自由度の高さがある。市電で日常的に使っていただくことで、公共交通の利用促

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  • 熊本市電「新3両編成」9月1日お披露目会 参加者を募集|熊本日日新聞社

    市交通局は、市電で初めて導入する3両編成の新型車両のお披露目会を9月1日午後1時から5時まで、同市西区の上熊車庫で開く。今月15日まで参加者を募集している。 新型車両は年内に導入予定で、熊城をイメージした白と黒のモノトーン。全長21メートルと現行車両の平均1・5倍の乗客を乗せることができ、輸送力の強化が期待されている。車いすやベビーカーの専用スペースも設けている。 お披露目会は定員480人。30人ずつ、15分交代で、停車している新型車両の車内や外観を見学できる。応募者多数の場合は抽選となる。応募者人と同伴者3人まで参加できる。無料。 市交通局が新型車両を導入するのは、超低床電車「COCORO」以来10年ぶり。市交通局は「通路スペースが広く確保されており快適な車両。期待して実物を見てほしい」としている。 申し込みは市交通局ホームページの専用フォームから。運行管理課☎096(361)

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  • 〝市電マニア〟職員、開業100年祝う記念誌を制作中 熊本市交通局で再任用の細井さん「人生の集大成」|熊本日日新聞社

    市電が1日、開業100年を迎えた。節目を祝う記念誌の発行準備も進んでおり、〝市電マニア〟の職員が、「人生の集大成」として編集に奮闘中だ。 交通局総務課の細井敏幸さん(64)=熊市中央区=は、開業60年と70年時に市上下水道局職員の傍ら、「記念誌」を独自に制作、自費出版した。今回は、市の再任用職員として晴れて記念誌担当の大役を担う。 父の故正博さんが交通局電車課に勤務する整備士で、物心ついた時には市電ファンだった細井さん。大学の工学部で学び、1982年、日立製作所に就職。水戸市の工場で働いた。 当時も「84年の開業60年に合わせて、記念誌を作るつもりだった」と、82年5月に取材のため帰省。普通列車を乗り継いで帰ったところ、「とても時間がかかった。これでは60年史を作れない」。秋には、会社を辞めた。 翌年、水道局に入り、働きながら手書きで資料をまとめ、2年かけて110ページの60年史を作

    〝市電マニア〟職員、開業100年祝う記念誌を制作中 熊本市交通局で再任用の細井さん「人生の集大成」|熊本日日新聞社
  • 外国人客が急増、対応どこまで… 決済変更、運行トラブル防止も【次代への模索 熊本市電100年】㊥|熊本日日新聞社

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  • 百貨店や映画館、にぎわう街の玄関口 通町筋【写真で振り返る市電100年➀】|熊本日日新聞社

    1957年ごろの通町筋電停一帯。停車している左の車両は「130型」。戦後導入した車両で、片側に三つの昇降口があった。運転士1人、車掌2人が乗務していたという=熊市手取町 上通と下通、両アーケード入り口に面した熊市のメインストリート通町筋。熊城を望み、鶴屋百貨店、HAB@(ハブアット)熊、ホテル日航熊が並ぶ街の玄関口だ。 熊市交通局によると、通町筋電停の1日の推計利用者数は6千人超。35ある電停のうち、熊駅前に次いで多い。開業時からある電停の一つで、当初の名称は手取町。1950年に今の呼び名となった。 写真は、57年に撮影された1枚。右中央に映画館「新世界」(現HAB@)があり、その奥に立つ鶴屋百貨店は52年創業。熊城の大小天守が再建されたのは60年で、この頃までは電停からお城を見上げることはできなかった。(九重陽平) ◇ 8月1日に開業100年を迎えた熊市電。電停の変

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  • 熊本市電、開業100年で記念式典 次の100年へ大西市長が決意「安全を引き継ぐ」|熊本日日新聞社

    開業100周年を迎えた熊市電。市交通局では、早朝から始発の電車が次々と出発していった=1日午前5時45分すぎ、熊市中央区(上杉勇太) 熊市電は1日、開業100周年を迎えた。市交通局は中央区の熊城ホールで記念式典を開き、大西一史市長は「安全な市電を次の100年に引き継いでいくことを約束する」と決意を述べた。事故やトラブルが相次ぐ中で迎えた節目の日。沿線では普段通り、市民らを運ぶ姿が見られた。 市民ら約500人が出席した式典で、大西市長は「市電は『森の都熊』の象徴。熊城を背景とした通町筋の景色は、市民の心の原風景」とした上で、「これまで多くの人に愛されてきた。心より感謝する」とあいさつ。3両編成の新型車両を9月1日に公開し、年内に運行を始めることも発表した。 市電は1924(大正13)年8月1日、熊駅前─浄行寺町間、水道町─水前寺間の計6・9キロで運行を開始。最盛期は7路線計25

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  • 熊本市電脱線の部分運休、29日から再開 田崎橋─熊本駅前間 原因はレールと車輪の摩耗|熊本日日新聞社

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    熊本市電脱線の部分運休、29日から再開 田崎橋─熊本駅前間 原因はレールと車輪の摩耗|熊本日日新聞社
  • 熊本市電が脱線、田崎橋~二本木口間で運休 今年のトラブル10件に|熊本日日新聞社

    26日午前11時13分ごろ、熊市電が田崎橋-二木口電停間(同市西区)で脱線した。田崎橋を出発し、健軍町方面に向かっていた。市交通局によると、乗客2人と乗員2人にけがはなかった。市電の運行トラブルは今年10件目。 市電は午後5時現在、田崎橋-二木口間を運休し熊駅前で折り返し運行している。復旧のめどは立っていない。 市電では今年に入り、ドアを開けたままの走行や、運転士の信号見落としなどのトラブルが続発。脱線は国の規則に基づく「重大事故」に該当し、事故につながりかねない「重大インシデント」よりも重い事案という。原因は調査中。 市交通局によると、市電は2両編成で50代の男性運転士が運転。田崎橋電停から50メートルほど走った後、進行方向を切り替えるポイント付近で脱線した。前方1両目の車輪がレールから横に約10センチ外れ、そのまま4・7メートル進んだ。 運転士が12メートルほどバックさせ、車輪

    熊本市電が脱線、田崎橋~二本木口間で運休 今年のトラブル10件に|熊本日日新聞社
  • 【熊本市電100年 大正から令和、走った2億キロ㊦】乗客獲得へ「初物」で攻勢 冷暖房、超低床…年内には3両編成|熊本日日新聞社

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  • 熊本・南阿蘇鉄道 駅はしごして 全線再開1周年記念イベント 高森町、南阿蘇村の8駅|熊本日日新聞社

    昨年7月15日に全線再開した南阿蘇鉄道(熊県高森町)の再開1周年を祝う記念イベントが13、14日、全10駅のうち8駅で開かれる。町や南阿蘇村、駅の管理人の主催。 13日は、高森と白水高原の両駅で開催。高森は、午前11時から駅に隣接する交流施設の完成式典を開き、正午からはお笑い芸人「ほいけんた」と「原口あきまさ」や、町を拠点に活動する「096k(オクロック)熊歌劇団」などのステージイベントがある。白水高原は、キッチンカーのマルシェを開く。 14日は立野など6駅で開催。メインの立野は午前10時から、南阿蘇中吹奏楽部の演奏、小中高校生のダンスなどステージイベントがある。12店舗のマルシェもあり、イチゴやカレー、焼き芋などを販売する。ほか5駅は、ヤマメのつかみ捕り、管理人によるバンド演奏などがある。 両町村の担当者は「全線再開からの1周年を一緒に祝ってほしい。ぜひ駅をはしごして」と呼びかけてい

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  • 肥薩線「新列車も検討」 復旧時の運行体制 JR九州社長が株主総会で言及|熊本日日新聞社

    JR九州は21日、福岡市で株主総会を開いた。2020年7月豪雨で被災し一部区間で運休が続く肥薩線について、復旧した際の観光列車を含む運行体制を尋ねた株主に対し、古宮洋二社長は復旧が10年後をめどとしていることを念頭に「まだ時間がある。どのような列車を走らせるのか、新しく造ることも含めた検討を今後進めたい」と答えた。 運休区間のうち、「川線」と呼ばれる八代-人吉間(51・8キロ)については鉄路復旧の方向性が定まり、熊県、国と来年3月末までの最終合意に向けて調整を進めている。一方で「山線」と呼ばれる人吉-吉松間(人吉市-鹿児島県湧水町、35・0キロ)は方向性が決まっていない。 また、列車の減便による利便性低下を懸念する質問も複数あった。JR九州は4、5月に一部の列車で通勤時間帯の混雑状況を調べており、古宮社長は「必要に応じて車両数を増やすなど対処したい」と答えた。 総会では、取締役の選任など

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  • 豊肥線の混雑、東京以上!? 午前8~9時の乗車率は135% 県、JR九州と改善策を協議へ|熊本日日新聞社

    朝のJR豊肥線の混雑率は東京以上-。19日の熊県議会代表質問で、こんな指摘が上がった。沿線周辺では、台湾積体電路製造(TSMC)の進出を契機とした半導体関連産業の集積や住宅開発が進む。豊肥線の混雑の改善は急務の課題となっている。 代表質問で取り上げられたのは、国土交通省が2023年に公表した全国の鉄道路線の主要区間における調査だ。各路線の最も混む1時間の22年度の実績を示している。豊肥線(肥後大津-熊)の場合、午前8~9時で混雑率(乗車率)は135%に上った。JR九州管内の路線では最も高く、東京圏の路線を平均した混雑率の123%も上回っていた。 豊肥線の沿線について、木村敬知事は「都市機能が急速に拡大しており、今後、さらに交通需要が増加する可能性は高い」と説明。JR九州との協議を通じて通勤・通学時間帯の混雑緩和を図る意向を示した。 質問者の自民党県議団の前川收氏(菊池市区)は「複線化が

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  • 熊本市電、29日から減便 運行本数1割減少 車両故障、乗務員不足で |熊本日日新聞社

    市交通局は20日、市電の減便に伴うダイヤ改正を29日から実施すると、市議会都市整備委員会に報告した。想定外の車両故障や乗務員不足を理由に挙げており、ダイヤ改正は昨年11月以来。運行数の削減幅は1割強に上り、過去最大規模という。 交通局によると、A系統(田崎橋・熊駅-健軍町)とB系統(上熊-健軍町)の上下線について、平日は現行の433を369に減らす。減便率は15%。土曜は437から376に、日曜祝日は432から374とする。減便率は14%と13%。 昨年11月の減便は土日祝日が中心だったが、今回は平日を含む全体に対象を広げた。平日朝のラッシュ時(午前7時半~8時半)も主要電停の健軍町で2便、新水前寺駅前で4便、熊駅前で2便、それぞれ減ることになる。 市電の車両は老朽化が目立ち、1日平均で2台の故障・事故が発生している。「車両数に余裕のない状態が続いている」と交通局の

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  • 「推し電総選挙」1位は元西鉄車両 レトロカラー好評の5014号車 熊本市交通局|熊本日日新聞社

    推し電総選挙」で1位になった5014号車。かつて西鉄が運行していた車両で、輸送力も高い(熊市交通局提供) 熊市交通局は、5月末までX(旧ツイッター)で募っていた車両の人気投票「推し電総選挙」の結果を発表した。かつて西日鉄道の福岡市内線を走っていた「5014号車」が1位に輝いた。 「5014号車」は2両編成。1950年代から70年代まで西鉄が運行していた車両を、市交通局が買い取り、1978年に導入した。乗車定員が130人と多いこともあって、今も朝のラッシュ時に活躍している。 一度現役を退いたが、2002年に車体上部がクリーム色、下部が栗色の西鉄カラーで復活したという。X上では「福岡市内線を感じられる」「レトロな感じが好き」といったコメントが寄せられた。 今後、「5014号車」の特製マグカップを作り、投票者から抽選で100人に贈るほか、100個限定で販売する。

    「推し電総選挙」1位は元西鉄車両 レトロカラー好評の5014号車 熊本市交通局|熊本日日新聞社