交通系ICカードが登場して約四半世紀。全国相互利用サービスが開始してからは約10年が経過しました。しかしここへ来て、地方の事業者を中心に撤退が加速しそうです。クレカタッチやQRコード決済が台頭する中、ICカードは岐路に立たされています。 脱・全国交通系ICカード 熊本から 鉄道の乗車券制度が急速に変化することになりそうです。JR東日本と東武鉄道を含む関東私鉄7社は2024年5月29日、磁気式の「普通乗車券(近距離券)」を2026年度末以降、QRコード乗車券に置き換えると発表しました。 拡大画像 ICカード専用の自動改札機(画像:ぱくたそ)。 紙にQRコードが印刷された乗車券自体はすでに、沖縄都市モノレール(ゆいレール)が2014(平成26)年に、北九州高速鉄道(北九州モノレール)が2015(平成27)年に導入していますが、舞浜リゾートライン(ディズニーリゾートライン)も2025年夏以降、Q
なぜ?クレジットカード"停止したのに"不正利用が止まらない...毎日1万円ずつ被害に「意味分からない」利用者に募る不安 スマホタッチ決済悪用か MBSの取材班に届いた1通のメール。そこには、『クレジットカードで身に覚えのない使用履歴を確認しました。カードを止めたのは5月1日なのに、今でも毎日1万円程使用されており、13回使われています。毎日使われるのを我慢する日々…腹立たしいです』と書かれていました。文面からにじみ出る“怒り”。送り主に何があったのでしょうか。 身に覚えのないクレジットカードの利用履歴 メールの送り主は、大阪府内に住むAさん(30代)。夫と2歳の息子との3人で平穏な日々を過ごしていましたが、今年4月に“ある異変”が起きたといいます。 (Aさん)「普段めったに使わないクレジットカードなんですけど、スマホに、9108円をどこどこで使いましたというメールが来た。(Qご自身で使った
日常生活に支障が出てもゲームをやめられない-。依存症の一種である「ゲーム障害」の患者が急増している。家族のクレジットカードを悪用して課金したり、家庭内暴力に発展したりしてしまうケースもある。単なる「遊びすぎ」ではなく、脳のメカニズムも関係しており、治療には本人や周囲の理解が不可欠。ただ、依存を抜け出すのは容易ではなく、支える家族も「どう接するのが正解か分からない」と治療の難しさに頭を悩ませている。 自律神経の病気がきっかけ「息子はここ2カ月で(親の)クレジットカードを使い、ゲームで10万円課金した。情けなくて涙が出る」 「うちの次男は学校に行けるか、行けなくなるかの瀬戸際」 4月下旬、依存症治療を専門に行う神戸市中央区の心療内科「幸地クリニック」。ゲーム中心の生活を送る子供との接し方に悩む親たちが車座となり、互いの心中を明かした。 そのうちの1人で兵庫県内の50代の主婦は、高校生の息子が一
ローカルビジネスを応援する新しい機能が登場。iPhoneとパートナーの対応iOSアプリだけでシームレスかつ安全に非接触決済ができます iPhoneのタッチ決済により、事業者はiPhoneとパートナーの対応iOSアプリを使うだけで、非接触決済のクレジットカードやデビットカード、Apple Pay、その他のデジタルウォレットにシームレスかつ安全に対応できます。 東京 Appleは本日、ローカルビジネスが、対面での非接触決済にiPhoneだけで対応できる「iPhoneのタッチ決済」の提供を日本で開始しました。これからは中小規模の事業者から大型小売店まで、お持ちのiPhoneを使って、シームレスかつ安全に、非接触決済のクレジットカードやデビットカード1、Apple Pay、その他のデジタルウォレットに対応できるようになります。使用するのはiPhoneとパートナーの対応iOSアプリだけで、その他のハ
リンク Newsweek日本版 米VISA、児童ポルノ収益化を支援する意図があった...米裁判所が認定 <大手ポルノサイトに決済手段を提供していたことで、その責任を問われることとなった... 5 users 9 沙弥閣下 @SayaExcellency つまり カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所のコーマック・カーニー判事が発端でカード会社が国を超えての大騒動、ってこと…? 何処ぞの左派みたいに「実は私が児童ポルノ買ってるのを隠すためにやってます」とかじゃないやんな…?? x.com/dankanemitsu/s… 兼光ダニエル真 @dankanemitsu 今回のDLsite.com騒動。日本のアダルトコンテンツについてクレカ決済が足枷になっている問題だが、そこそろ長い間アダルトコンテンツを巡るやりとりを見守ってきた人間なりに思うのは今回の問題、そもそも内容規制ではなく性虐待被害者訴訟
楽天グループが、傘下の金融事業の大規模な再編を行う方針を固めたことが明らかになりました。銀行やクレジットカードなどの子会社を1つのグループに集約し、経営の効率化や連携の強化を進めるねらいです。 関係者によりますと、楽天グループは、傘下の銀行や証券、クレジットカードなど、金融事業を行う子会社を再編し、1つのグループに集約する方針を固め、ことし10月までの完了を目指すということです。 楽天銀行の上場を維持し、傘下に、ほかの子会社を置く案を軸に、具体的な協議を始めるものとみられ、一方で、目指すとしていた証券の上場は、取りやめる方向で検討を進めるものとみられます。 楽天は、グループ全体の決算が5年連続の最終赤字となり、その要因となっている携帯電話事業の黒字化を目指す一方、金融事業は好調な業績が続いています。 今回の再編を通じて、経営の効率化を図るとともに、それぞれの子会社の連携を強化するねらいがあ
コロナ禍を経て日本のキャッシュレスは大きく進展した。コード決済などが生活に定着しつつある中、現在急速な普及が始まっているのがタッチ決済だ。これは、カードを交通系ICのように“かざして”決済できる機能で、海外ではデファクトスタンダードになりつつある。 国内ではここ数年で普及が進み、新規発行されるクレジットカードのほとんどはタッチ決済に対応しており、店舗側もチェーン店を中心に対応が進みつつある。さらに電車やバスなどの交通系についても試験的な対応が進んでおり、カード1枚あれば移動から日常の買い物まで全てタッチで済ませられる状況が近づいてきている。 タッチ決済は各国際ブランドが利用できるが、国内において最も積極的に推進しているのがビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)だ。2023年4月1日に社長に就任したシータン・キトニー氏は、「日本の決済エコスステムは、最もスマートで最もパーソナルなものにな
2020年以降、関西では南海電気鉄道、泉北高速鉄道、九州では福岡市地下鉄、JR九州でクレカ決済の実証実験が行われており、南海グループは昨年12月にタッチ決済乗車サービスを正式導入している。 一方、JR東日本は昨年末から首都圏の自動改札機の更新に着手し、一部の通路にQRコード読み取り端末を設置している。コストのかかる紙(磁気券)のきっぷを廃止するため、QRコードの活用が注目されていることはたびたびニュースでも取り上げられているが、同時にタッチ決済が続々と導入されていることは、あまり知られていない。 タッチ決済が遅れていた日本でも1億枚を突破 今年4月には、前年から実証実験を行っていた江ノ島電鉄が、首都圏の鉄道事業者としては初めて正式にサービスを開始。万博を控えた関西では、今年夏に神戸市営地下鉄、大阪モノレール、神戸新交通(ポートライナー)が2024年春の導入を発表。そして11月2日には近畿日
イーロン・マスクはこのほど、X(旧ツイッター)のユーザーに、自身の「対話集会」プラットフォームの利用料として少額の月額料金を徴収するかもしれないとの考えを示した。 課金を開始する時期については言及せず、月数ドルほどでボットを排除できると述べたものの、具体的に月額料金がいくらかかるかについても示さなかった。マスクによると、Xの月間アクティブユーザーは5億5000万人で、毎日1億件の投稿があるという。 想像できるかと思うが、有料化構想に対するユーザーらの反応は圧倒的に否定的だった。ユーザーらは自分たちの投稿やコンテンツの制作がXを価値あるものにしていると主張しており、料金徴収となれば多くのユーザーはXに見切りをつけるかもしれない。 マスクはサブスクリプションモデルを開発して有料サービスにすべきかどうかを判断するためにユーザーの反応をみようと、有料化構想を打ち上げた。 マスクがXを買収して以来、
コード決済サービス「PayPay」の手数料を巡るツイートが話題になっている。ある店舗が掲載したと思われるポップを撮影したツイートで「PayPayの2022年度決算取扱高が10兆円と聞いて(PayPayの取り扱いを)やめました」などと記載。この画像を巡って、決済システムの手数料について議論が巻き起こっている。 ツイートのポップではPayPayの取り扱いをやめる理由として「店舗側はPayPay側へ手数料として2%を支払う」ことを挙げており「『汗をかかずにもうかるシステム』への小さな抵抗」などと説明している。 これを見たTwitterユーザーからは「格安競争を強いられる時代に2%の手数料が取られるのは痛い」「ウチも手数料の負担が厳しいのでやめました」など店舗経営をするユーザーを中心に、手数料が負担になっている実情に同調する声が挙がっている。 コード決済の手数料を巡っては、創業から40年以上たつ飲
Visaのタッチ決済に対応したカードの日本での発行枚数が、3月末に1億枚に達したことが発表されました。 その一方で、対面決済での利用率は20%未満にとどまるといいます。なぜ利用率は低いままなのか、背景を考察します。 日本での利用率は20%未満?最近、クレジットカードのタッチ決済への対応が進んでおり、カードの券面やお店のレジで「リップルマーク」を見かける機会が増えています。デビットやプリペイドも同様です。 タッチ決済に対応していることを示すリップルマーク(筆者撮影) Visa日本法人によれば、国内での発行枚数は1億枚に達したとのこと。Mastercardなど他のブランドもタッチ決済を推進していることから、さらに多くのカードが普及していると考えられます。 ただ、国内での決済端末は180万台を突破したものの、日本の対面決済における利用率は20%未満としています。海外ではすでに約6割がタッチ決済と
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