かねてから危惧されていた人材流出のリスクが、現実となった。レシピサイト最大手のクックパッドの経営方針の混乱をめぐり、部長級を含めた複数の幹部社員が退職することが明らかになった。 「創業者の横暴で、会社がめちゃくちゃになった」「もう、元のレールに戻れないところまで来てしまった」。社員からは、こうした声が飛び出す。ネット業界を代表する成長株と目されてきたクックパッドは、経営体制の混乱による影響が深刻さを増し、致命的な事態を迎えかねない状況に陥っている。 社員総会で示された目標とは? クックパッドの経営方針をめぐる「お家騒動」が明るみに出たのは、今年1月。創業者で筆頭株主の佐野陽光氏が、「経営ビジョンに大きな歪みが出てきた」として、株主提案で取締役を刷新しようと動いた。佐野氏はその後、2月に会社側と取締役選任案を一本化。これで事態は収束するかと思われたが、そうはならなかった。 3月の株主総会後、
ヤフーとクックパッドは6月8日、両社の業務提携に向けた基本合意書を6月7日に締結し、7月からさまざまな施策を順次開始すると発表した。これにともない、ヤフーでは現在提供している料理レシピサイト「Yahoo!レシピ」を2012年内にクローズする。 今回の提携について、ヤフー広報は「ヤフーではこれまでにもリクルートと提携してYahoo!リクナビを展開するなど、優良なパートナーとは積極的に提携してきた。レシピサイトでは圧倒的なナンバーワンのクックパッドと組むことで、ユーザーにより質の高いサービスを提供できる」とコメント。これまで以上に女性層を獲得していきたいとしている。 今後は、Yahoo! JAPANのスマートフォン版、PC版、モバイル版の各サイトにレシピサイト「クックパッド」への誘導口を設け、クックパッドのトップページやレシピの詳細ページへ誘導していくという。 誘導元は、PC版についてはトップ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く