「塚田農場」などの居酒屋を展開するエー・ピーカンパニーは6月4日、食堂の新業態「つかだ食堂」の出店を始めたと発表した。新型コロナウイルスの影響に伴って広がりつつある“新たな生活様式”を見据え、まずは居酒屋から転換する形で食堂を展開する。 同社初の業態である食堂は、アフターコロナの消費行動の変化にいち早く対応するため、居酒屋の一斉休業中から開発に着手。5月15日に最初の店舗として、塚田農場の渋谷南口店をつかだ食堂としてオープンさせた。 つかだ食堂では、これまでの居酒屋運営で培ってきたノウハウを活用。生産地から直接仕入れた食材として、地鶏をはじめ、鮮魚や野菜、ホルモンなどを使ったメニューを提供する。居酒屋業態では、塚田農場や「四十八漁場」など、産地や食材によってブランドを分けていたが、食堂業態では、同社が仕入れる全ての食材から、季節や生産状況、客層などによって提供する食材を選ぶという。 ランチ