誰かのことは永遠にわからない（けれども諦めたらそこで試合終了だよ） - 腐ハウスブログ

昨日、私の地元の同級生が出産した。 集落で中学卒業まで一緒に育った、たった11人しかいない同級生のひとりである。去年に結婚した。結婚相手は隣の集落の材木屋の息子で、熊本市内の式場で行われた結婚式の折、その材木屋繋がりの出席者のおっちゃんが「○○君は材木色のスーツがよう似合っとるですが」と新郎を賞して言ったことが今も印象深く私の胸に刻まれている。材木色ってなんだ。（確かに新郎の衣装はちょっと茶色ではあった） 彼女は看護師をしており現在は町立病院で働いている。都会ではあまりないだろうが、高校から看護の専門課程を学び高校3年間＋2年間の専門課程、合計5年ですぐに看護師になれる学校というものがいくつかあり、彼女はそこを卒業して看護師になった。ちなみに、11人しかいない同級生のうち、3人が中学卒業後その進路を選び看護師になっている。 結婚式には病院の上役も招かれており、「○○さんには本当によう働いて

[kamezo]

こういう話を読むたびに、せめて教育が無料にならんかなぁと思う。それで解決するわけじゃないけど、せめて。

[navagraha]

「選ぶことさえ思いつかないことも、ある」

[aki8823]

年代性別etc、与えられる選択肢の多寡の要因は様々あれど、やっぱり「都会or田舎」「育ってきた家庭環境」ほど振り幅の大きなもの・そして今後も簡単に差を縮められないであろう要因ってないよなあと思う。

[geopolitics]

町の本屋に受験参考書がないという地域。選択肢があるなし以前に気がつかない。ちなみに東大は入学者の7割が東京圏内です。

[gneioagine]

うちらの世界論だ

[micorico]

外の世界に出て、それでも同級生の消息をこれだけ知っていて、結婚式に参列するほどのつながりを継続していることに驚き。

[minutes22]

「地元」を持っている人のうち一定程度の人たちは多かれ少なかれ共感できるものがあるのではないかと思う。そして教育に関わる人間としてはこの「選択肢」にこそ気付き、アプローチしたいよね。

[hnktusrot]

淡々と書かれているのが逆に感情に沁みてきて多くのことを考えさせられる文章。子は環境を選べずそこには運しかないという恐ろしさ。

[nihonjindesu80]

きっとこの人は自己肯定をしたいんだろうね。大丈夫、あなたの人生は素晴らしい。

[Murakami]

俺もそういう田舎出身で、両親は高卒だったけど、自分の金で大学院までは行った。両親はたぶん大学まで行きたかったんだろう。今度は俺の番。子供に見せてやらなければならない世界は何だろう。

[rpvke]

幸せは自分で決める事だけれど、それでも、数年後の高校卒業後をフリーターだよと子供達をみるとやるせなくなってくる。教師の指導範囲とは、答えのない問いを悶々と考えてしまう。様々な分野から意見を聞きたい。

[yuriyuri14]

「誰かのことは永遠にわからない」ってセンシティブなブログタイトルだと思ったら、内容も繊細さを伴う誠実さを感じました。

[t714431169]

俺は人口数万市の「ホワイトカラー用」団地育ちだったから、全員右へ倣えで進学だったなあ・・・。

[nilab]

誰かのことは永遠にわからない（けれども諦めたらそこで試合終了だよ） - 腐ハウスブログ

[allegro]

感じ入る。ありがたい。

[soratokimitonoaidani]

意思決定の前提には環境の要因が大きく関わっている。という話

[noki_e]

ああ、いいものを読んだ。書いてくださってありがとうございます。階段とか性別のくだりとか、大切にしたいと思います。

[white_cake]

すごく沁みる。名文。

[onionskin]

素晴らしい文章

[pxte]

田舎から都会へ出ると、こういうことを思うよね。よく書いてくれた。

[tio259]

なんかわかるなあ。環境の違いが意識や見識の差に表れてくるし、それはあんまりいいことじゃないように思う…

[physician]

選択肢があるかないか、みえるかみえないか

[shitashito]

人のなりたちを掴む難しさ

[thousandport]

広義な格差原理。最貧国というような環境に生まれなかった「偶然」。だからこそのノブレスオブリージュ

[namashokpang]

東京育ちの身からすると、ローカルな地元があるとか、「おれは東京へ行くぞ！」みたいな高揚感とか、そういうの羨ましかったりしますよね、逆に。

[raimon49]

歳をとって同窓会みたいなものに出る度に、こういうこと考える機会が増えて行く。

[shintya1228]

誰かのことは永遠にわからない（けれども諦めたらそこで試合終了だよ） 昨日、私の地元の同級生が出産した。 集落で中学卒業まで一緒に育った、たった11人しかいない同級生のひとりである。去年に結婚した。結婚相手

[kappaseijin]

ジャンプが月曜発売じゃないとか7-11がないとか米軍放送が流れてる県育ちとして少しわかるこれ。

[rosita]

諦めない

[yookud]

「田舎の農村というのは現金収入が少なくてもなんとかやれる」「が、教育となると話は別で、学費というのは米で払えるわけじゃないのでそこで現金収入がないと一気に不利になる」

[waterperiod]

東京通勤圏と地方の政令指定都市で育ち手に職をつける系大学を出して貰った者（両親高卒）だけど、もしこの筆者のように結構な田舎で育ってたら少なくとも同じ大学に行ってたかどうか分からないな、と暫し黙考。

[totuka]

誰かのことは永遠にわからない（けれども諦めたらそこで試合終了だよ） - 腐ハウスブログ　私が何も感じられないのは、田舎とも東京とも縁がないからか。限界集落的なものが日本にあるのはわかるが、果たしてどれだけ

[fuka54]

自分の環境の客観視、想像力

[namisk]

うちの親がよく言ってる。