【ニューヨーク14日時事】経営不振に陥っていた米テーマパーク運営大手シックス・フラッグスは13日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。米メディアが伝えた。 負債総額は34億ドル(約3300億円)。長引く景気後退の影響で破産法の適用に追い込まれた。ただ同社は、テーマパークの営業には影響しないとする一方、事前に調整された再建計画を通じて同法適用からの早期脱却を目指すとしている。 1961年創業のシックス・フラッグスは、米国やカナダ、メキシコで20のテーマパークを運営している。 【関連ニュース】 ・ 〔用語解説〕米連邦破産法11条 ・ 米ディズニーにも不況の波=リゾート部門幹部に退職勧奨 ・ 初の「性のテーマパーク」を取り壊し=社会に悪影響と−中国 ・ 〔写真特集〕世界の観覧車 ・ 〔地球の風景〕迫力満点の木製コースター