転換期迎えた中国の「自粛のダブルイレブン」、それでも販売額は過去最高:浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/5 ページ) 中国のECセール「ダブルイレブン(独身の日)」が終わった。例年と異なり、今年は華々しいイベントや流通額の実況中継はほぼなく、今年の販売額も過去最高だったと発表されたのみ。今年のダブルイレブンは、11日に習主席の演説が公開されるなど異例尽くしで、中国のプラットフォーマーが転機を迎えたことは間違いない。 中国のECセール「ダブルイレブン(独身の日)」が終わった。 例年なら11月11日に日付が変わった途端、華々しいイベントが始まり、業界首位のアリババが「1分で売り上げが●●億元突破!」「午後●時に前年のGMV(流通総額)を超えた」と実況中継を続けるのだが、今年はイベントも数字の発表もほとんどなく、「全く盛り上がらないダブルイレブン」といわれていた。 アリババは最終的な販売額
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