CSRF, HTML Form Protocol Attack, Cross-protocol scripting attackについて
Intro 最近 Extensible Web の話がたまに出るようになりましたが、なんというかレイヤの高い概念(ポエム)的な話が多い気がしてます。 もう少し具体的な API とか、「それコード書く上で何が変わるの?」って話があまりないので、今日はそこにフォーカスして、 Extensible Web 的な流れの中で整理された API の話をします。 しかし、実際には API が 「Extensible Web という理念で生まれたかどうか」は自明ではないので、 今標準化されている低レベルな API を拾い、それを整理するというエントリだと思ってもらと良いかもしれません。 あまり知られてない API もあると思うので、これを期に「これがあれば、今までできなかったアレが、標準化や実装を待たなくても、できるようになるな」と思ったら是非書いてみると良いと思います。 実際はそれこそが Extensi
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長い記事なので、先に結論だけ書いておきます。WebSocketのバイナリメッセージ機能は、これまでのインターネットのあり方をひっくり返します。「そんなの知ってるよ」という方もいるとは思います。僕も理屈では分かってたつもりだけど、実際にアプリを作ってみて、具体的にそれを感じることができたので、ちょっと長いですがどういうことなのか説明してみます。 WebSocketとは # WebSocketは、HTML5関連の中でも特に注目を集めている技術の一つです。通常のHTTP通信であればクライアントからのリクエストなしにサーバーは応答しませんが、WebSocketを使うことでクライアントとサーバーの間で双方向の通信が可能となります。これを利用することで、今後様々なリアルタイム性の高いサービスを構築することが可能になるでしょう。 そんなWebSocketですが、これまで波乱の道を歩んできました。数年前か
HTML5のFile APIではデスクトップからファイルを取得して、その内容を読むことができます。テキストとしての読み込みはもちろん、生のバイト列も読めるので、バイナリファイルも解析できます。 とりあえず手始めに16進ダンプしてみますか。 http://nullpon.moe/dev/sample/binaryfile/index.html Google Chrome 9以降で動作します。その他のブラウザはまだバイナリの読み込みに対応していません。 さて、適当なJPEGファイルをドラッグアンドドロップしてダンプしてみると、先頭が ff e8 になっていると思います。全てのJPEGファイルは ff e8 で始まり、ff d9 で終わります。 こんな感じでバイナリを見ていけば当然EXIF情報なども取得できます。ブラウザ側で画像処理を行ってサーバに送信するなんて事もできるでしょう。スマートフォン
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