ドコモが今夏の商戦で販売促進をしているスマートフォンの売り場(12日、東京都港区の家電量販店で)=横山就平撮影 今夏のスマートフォン(高機能携帯電話)商戦で、NTTドコモの戦略が正念場を迎えている。 一部機種の代金を割り引いて重点的に販売する一方、販売数に応じて代理店に支払う奨励金を一時停止し、契約成績の悪化を招いたからだ。ドコモは12日から奨励金を復活させたが、今後は、コスト増が利益を押し下げる懸念も出ている。 ◇成果 ドコモは5月中旬から、ソニーの「エクスペリア A」と韓国サムスン電子の「ギャラクシー S4」のスマホ2機種に変更したドコモの顧客に代金を割り引く「ツートップ戦略」を展開している。他社への顧客流出を防ぐ狙いに加え、従来型の携帯電話をスマホに変更することで顧客が支払う通信料金は月平均1900円増えるため、収益基盤の強化にもつながる。 エクスペリアとギャラクシーの販売台数は6月
ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は6月21日、同社の株主総会において、ソフトバンクモバイルとイー・アクセス、ウィルコムの3社間で無料通話を提供する考えを示した。 株主から「グループ3社のシナジー効果を高めるため、3社間の無料通話を提供してはどうか。この場で“やりましょう”と言っていただきたい」という質問に対し、やや間を置いて「やりましょう」と回答。「今のでかなりお金がかかったなぁ……」と続けて会場の笑いを誘った。提供時期や方法などは未定。 次世代の高速通信規格「LTE-Advanced」への取り組みについては、「LTE-Advancedは当然準備中。非常に優れた技術の進展が控えている」としたが、提供時期などは明らかにしなかった。関連して設備投資が2012年度と2013年度がピークになる点については、「設備投資で一番お金がかかるのは自前で鉄塔を建てること。これが来年度の半ばでほぼ作り終わ
ドコモ、iPhone販売拒む3重の壁…「今年確実」「絶対ない」業界内で割れる見方 Business Journal 5月11日(土)7時18分配信 携帯電話ユーザのドコモ離れが止まらない。 NTTドコモが4月26日に発表した2013年3月期連結決算の営業利益は、前期比4%減の8371億円だった。この営業減益要因となったのが、顧客流出を食い止めるための販促費増加だった。 13年3月期、流出食い止めのため代理店へ支払ったドコモ端末値引き販売補填費やキャンペーン費用などの販促費は、前期比6%増の1兆1617億円という巨額に上った。それでも、キャリア(携帯電話会社)を乗り換えられるMNP(番号持ち運び制度)の年間累計は140万9500件の転出超過(マイナス)と過去最悪。 ちなみに、競合のKDDIは101万500件、ソフトバンクは41万1200件と、共に転入超過(プラス)で、ドコモの「一人負け
今から10年前、「メアド教えて」といったら、ドコモのiモードやauのezwebといった携帯電話会社(キャリア)のメールアドレスを尋ねることだった。これら通信キャリアが提供するメールサービス、キャリアメールはケータイメールとも呼ばれ、“ケータイ”の普及とともに急速に広がった。日本ではPCよりも先にケータイが1人1台のネット端末になったことや、海外に比べてショートメッセージサービス(SMS)の使い勝手が悪かったこともあり、キャリアメールは人々の生活に欠かせないコミュニケーションインフラになったのだ。 そのキャリアメールが、衰退し、死につつある。 若年層を中心にキャリアメールの利用頻度は下がりつつあり、パーソナルコミュニケーションツールの「王座」から追い落とされかけている。キャリアメールの存在感がなくなりつつあるのだ。 「あけおめメール」はどこへ行った? 「わざわざメールサーバーを増強したのに、
※追記:現在はauにかえる割が変更され、3円維持は不可能に。980円/月の維持費になります。その代わりに3円維持なんかよりももっと得するキャッシュバックモリモリの状態に変わっています。 EVO3D祭り再来!MNP一括0円のHTC J One HTL22に5万円近いキャッシュバックがのる事態に iPhone5にも3万円 HTL22がキャッシュバック額の歴史を塗り替える 単品10万超えの伝説に 先日お伝えした通り、23日からau版iPhone5がMNP一括価格が大幅に安くなる。それも今回はコンテンツやmamorinoなどの抱き合わせがなくても安売りされる模様だ。 これまで一部地域、一部店舗でしか行われてこなかった「ゴミなし」でのiPhone5学割MNP一括0円、非学割ならMNP一括10500円前後の投げ売り案件が、今度は全国的に広い範囲でスタートしそうだ。 今までのゴミ付き、抱き合わせなどでの
1975年生まれ。慶應義塾大学・大学院(政策・メディア研究科)修了後、三菱総合研究所にて情報通信分野のコンサルティングや国内外の政策調査等に従事。その後2007年に独立し、現在は株式会社企(くわだて)代表として、通信・メディア産業の経営戦略立案や資本政策のアドバイザー業務を行う。16年より慶應大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。 スマートフォンの理想と現実 2011年はスマートフォンの普及が本格化する年になる…。業界関係者の誰しもがそう予感していた矢先に発生した東日本大震災は、社会におけるケータイの位置づけを大きく変えた。しかし、スマートフォンの生産に影響が及びつつも、通信事業者各社はその普及を引き続き目指し、消費者もまたそれに呼応している。震災を受けて日本社会自体が変わらなければならない時に、スマホを含むケータイはどんな役割を果たしうるのか。ユーザー意識、端末開発、インフラ動向、ビ
受付時間:午前9時〜午後8時 パソコンやiモードからもお申込みできます。 パソコン(My docomo(http://www.mydocomo.com/)→ログイン→各種お申込・お手続き→携帯電話番号ポータビリティ予約) iモード(各種お申込・お手続き iMenu→お客様サポート→お申込・お手続き→各種お申込・お手続き→手続き開始(ログイン)→ネットワーク暗証番号入力→各種手続き→携帯電話番号ポータビリティ予約) 以下のお客様は、パソコンやiモードではお手続きいただけません。ドコモ インフォメーションセンターまたはお近くのドコモショップにてお手続きください。 一括請求/一括送付サービスの代表番号 3回線以上でファミリー割引をご契約の主回線
2013年は、MNP好調の先を見据える――KDDI 田中孝司社長に聞く:新春インタビュー(1/3 ページ) 前年から準備してきたマルチデバイス・マルチネットワーク・コンテンツマルチユースの「3M戦略」は着実に実を結び、新製品・新サービスを投入。2012年9月にAppleの「iPhone 5」を発売して以降はMNP(番号ポータビリティ)制度を利用した契約者の伸びが爆発的に増え、NTTドコモをはじめ他キャリアのユーザーを獲得する勝ち戦が続いている。さらにはJ.D. パワー・アジア・パシフィックの2012年日本携帯電話サービス顧客満足度調査や、MMD研究所などの各種満足度調査でもNo.1の座を奪取し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。 2013年、KDDIは今の好調をどのように維持するのか。そして、次のフェーズで何を狙うのか。KDDI 代表取締役社長の田中孝司氏に聞く。 2012年の点数が、70〜80
スマートフォンの本格普及も進み、プロダクトやサービスの面でさまざまな進化があった2012年。スマートフォン移行の需要獲得を契機とした、各キャリア間の競争が激しさを増したことも記憶に新しい。 NTTドコモに限ってみれば、昨年が「苦しい一年」だったことは否めないだろう。2012年前半にはspモードを中心としたネットワークトラブルに見舞われ、後半はAppleの「iPhone 5」によってMNPでの苦戦・純減に苦しめられた。ドコモのLTEサービス「Xi」の堅調な利用者増や、下り最大100Mbpsでの高速化サービス開始など明るいニュースもあったが、ドコモを取りまく環境は逆風だったといえる。 そして、年が明けて2013年。 スマートフォン普及“後”の市場が見え始めた中で、業界最大手のNTTドコモはどのような舵取りを行うのか。今回は新春特別インタビューとして、NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏に話を聞
男「はい。MNP乞食です」 女「MNP乞食とは何ですか?」 男「錬金術です」 女「え、錬金術?」 男「はい。錬金術です。客全員がキャッシュバックを貰えます」 女「……で、そのMNP乞食は私とお付き合いする上で何のメリットがあるとお考えですか?」 男「はい。新ガジェットを安価に入手できます」 女「私には季節ごとに機種変をする趣味はありません。それにMNPの目的は番号の維持ですよね」 男「でも、月々サポートも付きますよ」 女「いや付くとかそういう問題じゃなくてですね……」 男「数万円以上貰えるんですよ」 女「ふざけないでください。それに数万円って何ですか。だいたい……」 男「キャッシュバックです。CBとも書きます。キャッシュバックというのは……」 女「聞いてません。帰って下さい」 男「あれあれ? 怒らせていいんですか? 適用されませんよ、家族セット割」 女「必要ありません。一人でやってください
電気通信事業者協会(TCA)は11月7日、10月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社を合わせた累計契約数は1億2788万8300件。PHSの累計契約数は485万7800件で、携帯電話3社とPHSの合計契約数は1億3274万6100件となった。 10月の実績も9月21日に発売されたiPhone 5が明暗を分けた。取り扱いキャリアのKDDIとソフトバンクモバイルは、純増数、番号ポータビリティの実績がともに好調に推移。NTTドコモは冬モデルの販売前であることも重なって、番号ポータビリティの転出超過は過去最大の18万9800に達した。 10月の純増でトップとなったのは28万4200契約を獲得したソフトバンクモバイル。2位のKDDIも23万8800契約を獲得するなど、iPhone 5を扱う通信キャリアが契約数を大きく伸ばしている。NTT
9月21日の発売以来、品薄が続いていた「iPhone 5」だが、一部のモデルは予約なしでも持ち帰ることが可能になるなど、ようやく落ち着きを見せてきた。なかなか欲しいときに買えないとなると、とりあえず予約をして購入してしまった人も多いだろうが、これからiPhone 5を購入する人は、改めて料金プランや月額料金などを熟慮して購入モデルを決める方がいい。 またiPhone 5発売当初は、主にソフトバンクモバイルで料金プランの新設・廃止や適用条件の変更などもあったため分かりにくかったが、こちらも整理されてきたので、今回は改めてKDDIとソフトバンクモバイルのiPhone 5の利用料金について考えてみたい。 iPhone 5を購入する場合に想定されるのは、以下の3つのパターンだ。 同じキャリア内で機種変更する MNPを利用して契約する 新規で契約する それぞれの条件毎に、月々のランニングコストがいく
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