いまやWebアプリの開発やデプロイにおいて、コンテナは欠かせないものになってきました。 コンテナ実行環境にも色々ありますが、その中でも支配的なのがDockerでしょう。 ですがDockerは、その構造上いくつかの問題も抱えています。 今回はDockerと互換性を持ちながらも、よりセキュアに運用できるPo…
Red HatにRocky LinuxとAlmaLinuxが反論。OSSの精神と目的に違反している、ダウンストリームのリビルドは価値をもたらす、など Red Hatは6月、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のクローンOSベンダに対して排除する方向性を打ち出しました。このことが、多くの議論や影響を引き起こしています。 Red Hatが起こしたアクションは2つです。1つはCentOS StreamをRed Hat Enterprise Linux(RHEL)関連の唯一パブリックなソースコードリリースのリポジトリにすると発表し、事実上、RHELのソースコードの一般公開を取りやめにしたことです。 参考:Red Hat、今後はCentOS StreamがRHEL関連のパブリックなソースコードの唯一のリポジトリになると発表 RHELのソースコードへのアクセスは有料のサブスクリ
米Red Hatは3月8日(現地時間)、ロシアやベラルーシに本社を置く組織への商品販売やサービス提供を同日までに停止したと発表した。すでにパートナー関係にある企業との連携も中止するという。 「私たちは企業として、暴力の影響を受けた全ての人と団結し、ロシア軍によるウクライナへの侵攻を非難する。戦争の影響を受けた仲間とその家族の安全を実現するため、引き続き可能な限り努力する」(Red Hat)としている。 同日には、コンテナ管理サービスを提供する米Dockerも、ロシアとの取引を停止すると発表。当面の間、ロシアやベラルーシからは有料プランを契約できないようにした。 ロシア・ウクライナ間の情勢を巡っては、すでに米Appleや米Paypal、米Netflixなどが戦争への抗議などを理由に、ロシアでのサービス制限や業務停止を発表している。クラウド事業者では、米Amazon Web Servicesや
自由に再配布可能なRed Hat Enterprise Linux 8ベースのコンテナ用OSイメージ「Red Hat Universal Base Image」が公開 Red Hatは、Red Hat Enterprise Linuxをベースにしつつ自由に再配布可能なコンテナ用OSイメージ「Red hat Universal Base Image」の公開を発表しました。 Dockerコンテナが普及することで、コンテナにアプリケーションを組み込んで配布するケースが増えてきています。このコンテナイメージをできるだけ自由に再配布したいときには、コンテナのベースとなるOSはCentOSのような非商用ライセンスのLinuxディストリビューションが使われがちです。 一方で、企業がLinuxコンテナ内のアプリケーションを本番環境などで利用する場合には、サポートのしっかりした商用のLinuxディストリビュ
Docker 環境上で Java のアプリを起動するのは遅いと思っていらっしゃる方は必見!! どうぞ下記の内容をご参照いただき、どうぞお試しください!! 先日、Red Hat から Quarkus (https://quarkus.io) という新しい技術が発表されました。こちらを実際に試して見ましたが、想定通りというか、まさにこれを待っていた!!という技術でした。今後、私の中で注目の技術の一つになりそうです。もし、Docker/k8s 上で Java アプリを動かす方は、こちらの方法をご覧いただき、ぜひ試しください。 Quarkus を簡単にご説明すると、Java のソースコードを GraalVM を利用して Linux の Native バイナリを作成し、その Linux バイナリをコンテナ上で起動することにより、今まで Java アプリの課題であった起動時間を大幅に短縮することができ
Red Hatは、同社が中心となってオープンソースで開発中のコンテナエンジン「Podman」がバージョン1.0に到達したことを発表しました。 Podmanはもともとコンテナエンジンの標準仕様であるOCI対応として開発されていた「cri-o」をベースに開発が始まったとされています。 Podmanはコンテナエンジンの標準仕様である「cri-o」に対応し、現在はDockerとほぼ同じDockerコマンドをサポートし、ベータ版のRed Hat Enterprise Linux 8にも同梱されています。 今回、Podmanが正式版となるバージョン1.0に到達したことで、Red Hat Enterprise Linux 8が正式版となったときにはDockerの代わりにPodmanが標準のコンテナエンジンになるとの指摘もあります。 Podmanのおもな特長は以下です。 Rootless containe
[速報]オープンソースの「.NET Core 1.0」、マイクロソフトが正式リリース。Windows/Linux/macOSに対応。Red HatがRHELなどで正式サポート開始 これらのソフトウェアはオープンソースとして開発され、WindowsだけでなくLinux、macOSにも対応する.NET Frameworkソフトウェアです。.NET Coreがインストール済みのDockerイメージもマイクロソフトがDocker Hubで提供しています。 .NET Core 1.0の登場で、いままでWindowsでしか実行できなかったASP.NETアプリケーションなどが、そのままLinuxやmacOSでも実行可能になります。 引き続きWindowsでのみ利用可能な.NET環境も存在しますが、.NET環境がオープンソースかつクロスプラットフォームになる大きな転換点が訪れたと言えるでしょう。
米レッドハット、Dockerアプリの認定制度「Red Hat Container Certification」および開発キット、認定アプリのレジストリ「Red Hat Container Registry」など発表 米レッドハットは、エンタープライズ向けDockerアプリケーションを認定する「Red Hat Container Certification」やコンテナ対応アプリケーション開発ツール「Red Hat Container Development Kit(CDK)」など、エンタープライズ向けにDockerコンテナを普及させるための施策やツール群を発表しました。 同社の上級副社長、Paul Cormier(ポール・コーミア)氏はこの発表の目的について次のようにコメントしています。 With the industry’s first certified, secure, end-to-
Red Hatが開発していたDocker専用の軽量Linux OS「Red Hat Enterprise Linux 7 Atomic Host」の正式版のリリースが発表されました。 Red Hat Launches Red Hat Enterprise Linux 7 Atomic Host, Advances Linux Containers in the Enterprise | Red Hat Red Hat Enterprise Linux 7 Atomic Hostはその名前通り、Red Hatがエンタープライズ向けにDocker利用を想定して開発したOSです。Red Hat Enterprise Linux 7からの派生OSであり、Docker上でアプリケーションを実行することに最適化され、それ以外の余計な機能をそぎ落とした軽量化が行われています。 アプリケーションはDock
Dockerのための軽量OS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」、Red Hatが発表 Red Hatは、Dockerコンテナの運用に最適化した軽量なOS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」を、今年リリース予定の「Red Hat Enterprise Linux 7」と合わせてリリースすると発表しました。 Red Hat Enterprise Linux Atomic Hostは、Red Hat Enterprise Linuxの派生OSであるため、Red Hat Enterprise Linuxと同レベルの信頼性、セキュリティ、使い勝手などを備えつつ、Dockerのコンテナの実行や運用に絞って軽量化することでオーバーヘッドを小さく、さらにパッチなどの運用の手間を小さくするとしています。 Dockerとの相互運
Red Hat Enterprise Linux 7のβ版公開。コンテナ型仮想化搭載、標準データベースはMariaDBへ 米Red HatはRed Hat Enterprise Linux 7のベータ版の公開を発表しました。Red Hatはここ数年、OpenShiftやOpenStackなどクラウド関連のソフトウェアに注力しており、Red Hat Enterprise Linux 7もクラウドでの運用を意識した機能が組み込まれています。 プレスリリースでは、Red Hat Enterprise Linux 7のデザイン方針が以下のように示されています。 Red Hat Enterprise Linux 7 is designed to provide the underpinning for future application architectures while and provid
米Red Hatは11月21日(米国時間)、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 6.5」をリリースした。コンテナ技術Dockerやネットワーク経由で高精度な同期を行う標準規格「PTP」のサポートなどが加わり、仮想化はKVMを中心に強化されている。 Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.5は現在の最新ブランチであるバージョン6系の最新版。2月に公開されたバージョン6.4に続くリリースで、ネットワークやセキュリティ、仮想化などで強化が行われている。 ネットワークでは、LAN上での高精度な時間同期のための「Precision Time Protocol(PTP)」をサポート、高速で低遅延のアプリケーションを支援するという。アーカイブしたデータのタイムスタンプの精度なども改善し、OpenStackのネットワーク名前空間のサ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く