2017年12月5日・6日の2日間にかけて、医療・ヘルスケアにおける最新テクノロジー(ヘルステック)を活用した先進事例を紹介する「Health 2.0 Asia Japan 2017」が開催されました。プログラム「先輩起業家に学べ」では、メドピア・石見陽氏、ヤッホーブルーイング・井手直行氏、プロノバ・岡島悦子氏の3名が、スタートアップが事業を継続するうえで直面するハードルについて語り合いました。 ヤッホーブルーイングのとある対談記事をキッカケに 石見陽氏(以下、石見):みなさん、こんばんは。「先輩起業家に学べ」へようこそ。ホールAのほうでは製薬企業のデータヘルスの話をされています。こちらは私が「肝いり」と言いますか、オーガナイズさせていただく関係もあって、自分のわがままでセッションを作らせていただきました。 始まりは井手さんが代表を務めるヤッホーブルーイングのとある記事を拝見したのがきっか