経営法曹会議より、標記雑誌の特別号をお送りいただきました。毎号ありがとうございます。 この特別号は特別に分厚くて、いままでの経営法曹会議の活動実績が細かに載っております。なかなか興味深いものです。 実質的な内容としては、昨年11月に行われた創立40周年記念シンポジウムの記録が載っておりまして、基調講演を水町勇一郎先生がされておられます。 中身はまさしく私も参加していた連合総研のイニシアチブ2009(当時は2008)の報告書に盛り込まれたものでして、世界的な労働法の潮流(プロセス重視と集団的「voice」の強調)を総論として、労使関係法制、労働契約法制、労働時間法制、差別禁止法制、労働市場法制についてそれぞれ展開しています。 これに対して経営法曹のみなさんが、割賃引き上げ、名ばかり管理職、マクドナルド事件、ホワイトカラーエグゼンプション、偽装請負、松下PDP、派遣法改正、改正パート法、有期契
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