タグ

ブックマーク / chakichaki.hatenablog.com (14)

  • ■ - 本屋のほんき

    http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021501001096.html 10代はクレジットカード持ってないからに決まってるだろ。何を言ってるんだ。 日通信販売協会ともあろう組織の人が、そんな当たり前のことを無視して、このグラフから「10代はリアル書店が好き」などと言うとは思えないので、こういうときは元記事をあたってみる。 日通信販売協会が1月26日に発表している「リアル書店とネット書店の利用実態」というレポートがあった。多分これだろう。 ジャドマ通販研究所 案の定なんだけど、特記してあったのは40代の通販利用率の高さであって、「10代はリアル書店が好き」なんてどこにも書いていない。10代と60代の利用率の低さが同じくらい、とは書いてあるけど、その理由を「好き」だからって言っちゃうのはおかしいだろう。やはり誰かが意図的に解釈を歪めたのだ。 ところで、

    ■ - 本屋のほんき
    rajendra
    rajendra 2015/02/19
    "むしろ私が驚いたのは、リアル書店の1位がラノベだったってこと。コミックはネットで買って、ラノベはリアル書店で買うというのか。どういうことなんだ。"
  • 7ヶ月たって - 本屋のほんき

    先日、ようやく被災地である東北に行くことができた。僕としては3月12日以来7ヶ月ぶりのことになる。 僕が地震の日に避難所で過ごすことになった福島、津波による被害が最も苛烈だった石巻を回った。どうしてもその後どうなったのか、この目で見ておきたかったのだ。 東北の静かな一地方都市でしかなかった福島は、皮肉なことにこの地震で世界的に有名な町になってしまった。 福島第一原子力発電所が最初に爆発事故を起こしたのは、地震翌日の3月12日の15時30分頃だった。丁度僕らはそのころ福島から国道4号線を南下し、郡山から須賀川間を走っていたと思う。原発からは約50kmの地点だった。爆発とほぼ同時刻に車内のNさんのケータイに母親からメールが届き、それで事故を知ったのだった。 地震の翌日、避難所で一夜を過ごした僕らに残された選択肢は少なかった。ホテルから店までの往復用に使っていたレンタカーに乗って福島を脱出するか

    7ヶ月たって - 本屋のほんき
  • 図書館のプロが伝える調査のツボ - 本屋のほんき

    図書館のプロが伝える調査のツボ 作者: 高田高史出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2009/07/01メディア: 単行購入: 7人 クリック: 23回この商品を含むブログ (11件) を見る書店員の私にとって、図書館とは近くて遠い存在です。1年に1回行くか行かないか。同じを扱っているというのに、何かわからないけど両者の間には透明な壁があるような気がしてなりません。私の気のせいですかね? さて、これは図書館です。 図書館にはレファレンスサービスというのがあり、調べモノを手伝ってくれるサービスがあるんだそうです。世の中の大抵のことはGoogle先生に聞けばある程度教えてはくれる便利なインターネット社会ですが、ネットの検索程度では事足らない深い調べ物をするときは、図書館に聞いてみな、ということみたいです。ほほう、そんなサービスが図書館にはあるのですか。普段図書館を利用しないから全然知ら

    図書館のプロが伝える調査のツボ - 本屋のほんき
  • 主婦の友社、大日本印刷と業務・資本提携 - 本屋のほんね

    http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2009/05/f8-28.html 経営の苦境が伝えられていた主婦の友社がDNPに救われた格好? それにしても、丸善・ジュンク堂・TRCに続き、主婦の友社ということで最近の出版業界ニュースを賑わすDNPですが、狙いは何なのでしょうか? 先日のワールドビジネスサテライトでは、DNPの森野常務はインタビューにこう答えていました。 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2009/04/o1-104.html 「もう一回発想を切り替えて、この業界でわれわれがどんな役割を果たせるのか、試みてみようと思ったわけです」 「日の強い競争力である知の源泉であるこの業界が、今のこの低迷した成熟化社会の中でものづくりだけじゃなくて、日の知そのものが世界に発信する情報発信大国になるんじゃないか」 これだと何だか抽象的過ぎてよく

    主婦の友社、大日本印刷と業務・資本提携 - 本屋のほんね
  • セルフレジ - 本屋のほんね

    150turboさんから、ご指名を受けましたので、セルフレジについて少々書きます。といっても私も全然詳しくありません。 ただ私も書店でのセルフレジ導入に関しては非常に期待を寄せていまして、ガソリンスタンドのセルフ方式があれだけ普及してるんだから、書店でできないはずはない!と思ってる人の一人です。 写真は、南砂町のフタバ図書を見に行った際にその下にあったホームセンターのセルフレジです。私も使ってみましたが、すぐにヘルパーさんが飛んできて、使い方を懇切丁寧に説明してくれました。自分でバーコードを読ませてカゴに入れると、マスタに登録されている重さでチェックするという仕組みらしいです。会計は現金でもカードでも選択できて、使い方さえわかればかなりスムーズで簡単です。ここはセルフレジと普通の有人レジが両方ともあるのですが、セルフレジを使う人はまばら。ご年配の方はほぼ100%有人レジに、並んでました。つ

    セルフレジ - 本屋のほんね
    rajendra
    rajendra 2008/12/10
    セルフレジの消費者側のメリットは、ズバリ、「恥ずかしい本を気兼ねなく買える」こと。いや図書館ではそういう人いるんですよ。
  • 書店は入場料を取って良い、はてブでこんな意見が人気だったんで、書店員として思ったことを書いてみます。 - 本屋のほんね

    http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1227163619 はてブでこんな意見が人気だったんで、書店員として思ったことを書いてみます。 こんなことをしたら、一瞬でその店は潰れるのではないでしょうか。都会の大型書店ならアリとか書いてる方もおられるようですが、完全にナシだと思います。大体、このアイデアに賛同されている方は、屋という商売のビジネスモデルをご存じないのでしょう。屋は集客してなんぼの商売なのです。 最近の書店の悩みは、客数減に歯止めがかからないことでしょう。そのため、売上が下がり続けた書店の閉店が相次いでいます。立ち読み目的のみの客だけが減る、というそういう都合のよいことがおきればよいのですが、そんなことはないのですよ。買い上げ客数は、来店客数に比例しているため、来店客数が減ると買い上げ客数も減って、売上も下がるんです。大体その書店の駐車場

    書店は入場料を取って良い、はてブでこんな意見が人気だったんで、書店員として思ったことを書いてみます。 - 本屋のほんね
    rajendra
    rajendra 2008/11/23
    現場からの妥当な反論。「集客してなんぼの商売」から脱しない限り、付加価値を云々できないだろう。はてブで好反応が多かったあたり希望がないでもなかろうが…。
  • 未来屋書店イオンレイクタウン店 - 本屋のほんね

    レイクタウン特集の二店目は、未来屋書店です。未来屋について取り上げるのは初めてですね。実は店舗数でいうと150店舗以上あって、日を代表する書店チェーンの一つではあるんですが、そんなにあるわりにはそうした印象が薄いです。「新文化」にまで「究極の金太郎飴」書店と呼ばれているぐらい、各店舗に個性的な特徴がないのが逆に未来屋書店の特徴となっています。 で、この越谷の店も、他の未来屋と何が違うのか?と聞かれると、いやまあ特に変わったところはないと思います、というのが結論でしょうか。強いてあげれば、お隣にあるタワーレコードと売場がつながっている、ぐらいでしょうか。でも中で通路がつながっていて単に壁がないだけだからなぁ。 それでも「タワレコとつながっている」というのはこの店にとっては大きな売りになっているようで、オープン記念で1000円以上購入した人には「未来屋書店×タワレコのコラボ文庫カバー」という

    未来屋書店イオンレイクタウン店 - 本屋のほんね
    rajendra
    rajendra 2008/10/03
    "未来屋書店の個性は、売場にではなく、むしろその血のにじむようなコンビニ化努力のおかげで営業利益率が3%という数字を達成しているという究極の運営効率に表れているんじゃないでしょうか。"
  • 雑誌返品をやめてみたら? - 本屋のほんね

    取次の方から面白い話を聞く。 「chakichakiさん、ちょっとご相談があるんですけど」 「はい、なんでしょう?」 「雑誌の返品、やめたらどう?って案がでてるんですけど」 「え?それは雑誌を買いきりにするってことですか?」 「いやいや、そうではなくて、返品分の入帳はされるんです。ただ、送り返すのをやめるっていう話です」 「?」 「今までの取次って、雑誌の売上確定は「送品−返品⇒売上」で計算してたじゃないですか。これだと返品で戻ってくるまで売上が確定ができないんですよ。それをもう書店のPOS売上のデータで確定にしてしまっていいんじゃないかっていう案が出てるんです。そうなったら、売れ残りを送り返してもらう必要が無いんです」 「ほう!それは大胆な案ですね」 「この方法に変えると、今まで「送品−返品⇒売上」だったのが、「送品−売上⇒返品」になるので、売れなかったやつは全部返品入帳されるんですよ。

    雑誌返品をやめてみたら? - 本屋のほんね
    rajendra
    rajendra 2008/09/23
    雑誌バックナンバーを保存管理するコストは、主として書店側が請け負うようになるか?
  • 洋販の倒産 - 本屋のほんね

    YOHANに対する銀行の融資がストップ、7月末で破産予定という情報を入手したのは、わずか2日前だった。なすすべがなかった。 賀川氏が去り、ランダムウォークが次々と閉店し、倉庫が移転縮小し、スタッフがどんどん辞め、という状況だったので、ああついに来たか、というのが業界の大方の感想だろう。 今回の事件の影響はかなり大きい。日の洋書販売は、実は大部分をYOHANに頼っていたからである。洋書で有名な丸善も、かつては自前で洋書を仕入れていた時期もあったが、今ではすっかりYOHANに頼っている現状だ。もちろん影響は丸善だけにとどまらない。洋書取次の最大手が倒産したのだ。下手をすると、日の書店から洋書が消え、洋書はアマゾンでしか買えない、なんて最悪の事態が発生する可能性だってあったわけだ。幸いなことに日貿や嶋田洋書、UPS、タッシェン、ベイカーなど、洋書の他卸が健在であり、仕入れ先を使い分けることで

    洋販の倒産 - 本屋のほんね
  • ■ - 本屋のほんき

    60坪書店日記さんのところでなぜ紀伊國屋書店のレジは一つなのか - 60坪書店日記という面白いエントリを読む。 紀伊国屋さんとか有隣堂さんとかは、カウンターが複数あってレジが一台しかないという形態が多いのだが、あれは何故なのだろうという疑問。 ちなみにうちは、1つのカウンターに1つのレジがあるので、その形式は試したことが無い。というか試せない。紀伊国屋さん方式のほうが効率がいいんですかねえ?と某チェーンの方に聞いてみたところ、「効率がいいですよ。レジ点検とかが一回で済みますから」と即答。「うちは、カウンター一つ一つにレジはついてますけど、混んでくるまではレジは一台しか稼動させないんです。カウンターが二つでも限界まではレジは一台でまわします」とのこと。ほぉー。 確かに管理面で言うと、レジが少ないほうが、浮いた釣り銭準備金をキャッシュフローにまわせるし、POSのリース代の節約になりそうだし、レ

    ■ - 本屋のほんき
    rajendra
    rajendra 2008/05/27
    接客の時間が同等であれば、よりコストの低いシステムを選ぶのは当然。ただし、客側からすれば待ち時間が同じとは思えないだろうから、そこをどう納得させるかだな。
  • TVチャンピオンで「本屋さん選手権」? - 本屋のほんね

    桃色書店へようこそ フィニッシュ 作者: わたなべぽん出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/09/19メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見る前作に引き続き、アダルト書店の不思議な日常を描く爆笑コミックエッセイ。AVを店内で撮影することになった話とかエピソードとして面白い話もあるのですが、POPコンテストをやってどのPOPが一番好評だったとか、明らかに不正と思われる客返品のうまい受け方とか、棚ごとにポスターを下げて隣のお客さんの顔が見えないようにする工夫で売上をあげたとか、書店員的にもなかなかこれは使えるナレッジだ!というのが時々混ざっていて、勉強にもなる1冊です。 これ、自分用に仕入れたのですが、お客様のどなたかが私よりも前に購入されたらしく、私が買おうと思ったときにはすでに棚になかった!という。いつ

    TVチャンピオンで「本屋さん選手権」? - 本屋のほんね
    rajendra
    rajendra 2007/10/23
    何とニッチな。でも見るよ。
  • 本屋のほんね - 新書の並べ方・まとめ

    皆様のご意見を集約するとこういう感じでしょうか。 【番号順派】…新刊しかみない、番号順で並んでいるのに慣れているし目録見て探せるからこれでいい派。機械的並べ方。 ○どれが新しいかがすぐわかる。無秩序に並んでいるので、との出会いがある。屋的には管理が楽。 ×前後のタイトルにテーマ関連性が全くなく、目録がないと、とても探しにくい。 【著者順派】…タイトル名か著者名で探しに来ることが多い人の意見。文庫的発想の並べ方。 ○探しやすいし、あるのかないのかすぐわかる。屋的には管理はちょっと手間。 ×同じ著者が複数冊数だしているケースが新書では少ないので、テーマ関連性という意味では、いまひとつ 【テーマ別陳列派】…内容に関連性をもたせて並べる、人文書的発想の並べ方。 ○前後のタイトルが関連しているので、比較したり、一緒に買ってもらえたりする衝動買いを誘発しやすい。 ×逆に「このがほしい」という目

    本屋のほんね - 新書の並べ方・まとめ
  • 勝手に本屋ミシュラン #56 宮脇書店総本店 - 本屋のほんね

    日は宮脇カルチャースペースあらため宮脇書店総店です。かつて日最大面積を誇った世界的にも非常にユニークかつワンダーなこの書店については、以前勝手に屋ミシュラン#43でもとりあげましたが、紀伊国屋書店に対抗するために宮脇グループ総力を結集し、ある意味世界最強の書店に改装したので再度とりあげることにいたします。新しいお店のキャッチコピーは「のテーマパーク」。そもそも神社が店内に建ってたりするワンダーな書店だったので、あれ以上どのようにテーマパーク化するのか、この目で確かめないといけないではないですか。 というわけで高松にやって来ました。宮脇総店のシンボルと言えばやはり屋上にそびえたつ「」のマークの観覧車。タクシーの運転手さんにも「観覧車のある屋さんにお願いします」というだけで通じます。この観覧車、紀伊国屋書店に対抗するために屋上に観覧車を作るべし、という実に不思議な経営センスをお

    勝手に本屋ミシュラン #56 宮脇書店総本店 - 本屋のほんね
    rajendra
    rajendra 2007/04/12
    香川は宮脇がめちゃくちゃ強いね。瓦町駅前に1つ別のとこがあったが。
  • ボーダーズ赤字 - 本屋のほんき

    http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200703240019a.nwc 先月米国へ出張に行っていた上司から聞いた話だと、アメリカではこうしたコンテンツパッケージの大型の専門店が非常に不振で、淘汰される傾向にあるらしい。あのボーダーズが赤字転落というニュースにはショックを隠しきれないが、などはまだましなほうで、CDの専門店などはもっと厳しいのだそうだ。アメリカではタワーやHMVはすでに時代遅れになりつつあって、みんなどこでCDを買っているのかというと、結局ウォルマートやスターバックスやitunesで購入しているのだとか。発展が見込まれる中国でも、専門店が出店される計画はないらしい。中国音楽が消費される頃には、すでにパッケージメディアが消滅していて、ダウンロードによる流通に変わっているだろうから今パッケージ店の出店を検討する意味がない

    ボーダーズ赤字 - 本屋のほんき
  • 1