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ブックマーク / negadaikon.hatenadiary.org (2)

  • 国民国家・ナショナリズム・図書館 - みちくさのみち(旧)

    先日出席した勉強会で、とある友人から 「国民国家を構成する図書館、という視点に対し、図書館屋はあんまりにも無自覚すぎるんじゃないか?」 ということを言われた。それを聞いて、「そうだなあ」と思ったのだが、勉強会全体の議論が明後日の方向に行ってしまいそうなところがあり、その場では議論できなかったので、後だしの宿題ということで、少し応答をしておきたいと思って書く。 いわゆる国民国家論については、私が学生時代だった頃は結構流行(そして大学院を中退する頃には徐々に終息・・・)の気味があったのだが、今回のその話を受けて、少し調べてみたら、以下のようになっていた。 NDL-OPACでタイトルに「国民国家」を含む雑誌記事を検索して集計したものである。 1990年以前は、いわゆる国民国家論の文脈とは違うと思われるので除外した。また、雑誌記事索引自体が限定されたデータベースで、採録されていない紀要類もあるので

    国民国家・ナショナリズム・図書館 - みちくさのみち(旧)
    rajendra
    rajendra 2012/06/27
    多くの図書館員は国民国家論を学ばないまま採用されていると感じられるので、「無自覚すぎるんじゃないか」という批判的問い自体が成立し難いように思う。
  • 高校日本史と大学の日本史研究のあいだ - みちくさのみち(旧)

    またも同僚との会話で恐縮なのだが、「日史を研究するって具体的にどういうことなんですか。もうあらかたのことはわかっちゃってるんじゃないですか、とくに最近のことは」ということをたまに言われる。 たぶん私だけでなく、歴史学を専攻していた人は、同様の経験をお持ちなのではないかと思う。別に同僚や友人だけでなく、私は親にも言われる。そしてそのたびに「こんなにも理解されていない」というやるせない思いを押し殺しているのではないか。 実際この問題は大学1年生だった私を激しく悩ませた上に、なまじ概論の試験に「大学で歴史学を学ぶということについて私自身未だ明確な答えが出せずにいる」と馬鹿正直に書いて危うく単位を落とされかかる危機を経験しているので、聞かれるたびにこのことを思い出してイラッとする反面、それゆえ誤魔化したくない思いもある。 そんなわけでどこかにこれを簡単に説明したサイトがないものだろうかと探したら

    rajendra
    rajendra 2011/09/26
    様々な視点から様々な歴史が綴られ、描写され、解釈され、歴史像が書き換えられ続けることを、歴史学は要求している。それによって価値観や社会通念がアップデートされ、未来をいっそう豊かなものにしうるからだ。
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