冤罪は決してあってはいけないことで,「冤罪で死刑になった」ことが完全に否定できない事例が判明したというだけでも,,,死刑判決を出すことは,とりあえず,最低,停止しないとだめですよね…。 特に最近は,PCから脅迫状を送った事件について,無実の人が自白に追い込まれて,自白を根拠に拘束されたりする例も実際に何件も起こっており(=検察の調べが,無実の人に自白をさせるようなものであることの証明),冤罪を生む土壌があることがはっきりしてきたということで,ここは,考え直すべきときではないでしょうか。 考えてみると,数十年も前から,死刑廃止論の大きな根拠として, <1>死刑は,犯罪の発生を抑止しない <2>(人間のやることゆえ)冤罪を生じさせてしまう可能性は,どうしたってゼロにはできない は,繰り返し提示されています。 私も,個々の事例について死刑が妥当かどうかという視点で考えてしまって死刑を否定できない