web 弁護士の小倉秀夫氏に聞く ネットでの誹謗中傷問題(中)実名を使うのが基本 それがネットをよくしていくを読んで。"加害者"の個人情報というか発言した人間を特定する必要があるのは、「ウエブでの被害」を案件として持ち込まれた時に「調べてもわかりませんでした」では弁護士業務に支障をきたすからじゃないからではないかという、ゆんゆん陰謀論を思いついてしまったid:ululunです。陰謀論はともかくとして、インターネット実名制って技術的に可能なんだろうか、可能だとして抑止力として働くのだろうか、という事を書いてみたいと思います。 ◆論点整理此処で扱うのは小倉弁護士が提示している「二つのフェーズ」のうち、以下の部分です。法的なシステムについては、まず、不特定多数の人たちに責任の所在が明示できるように、現実社会の名前、つまり実名を使うのを基本とするような制度にするべきです。たとえペンネームなどを使う