ギリシア神話によると、世界ははじめ、天と地と海とがぐちゃぐちゃに混ざり合ったかたまり だったんだそうだ。そこから最初にガイア(地球)が生まれた。大地の女神だ。 ガイアは4人の子供を生み、そのうちの1人ウラノス(天王星)と結婚。2人の間に生まれた たくさんの子供の中にクロノス(土星)が登場する。このクロノスは実はゼウス(木星)のお 父さんになるんだけど、ゼウスを含む6人の子供が生まれたときにいつか自分が子供に倒され るんじゃないかとこわがって、5人の子供を飲み込んじゃったんだそうだ(!)。 このときなんとか隠されて飲み込まれずに済んだ末っ子がゼウス。クレタ島でひっそりと大人 になったゼウスは、おばあちゃんのガイアに知恵を借りてお父さんだったクロノスをやっつけ 5人のきょうだいたちを吐き出させたんだそう。 ゼウスのきょうだいのうちの2人がハデス(冥王星)とポセイドン(海王星)、