タグ

ブックマーク / www.nies.go.jp (3)

  • 生物の「かたち」を測る (2003年度 22巻6号)|国環研ニュース 22巻|国立環境研究所

    生物の「かたち」は個体の持つ遺伝情報の発現に加え,その個体が発生,生長する環境から受けた影響の総和としてとらえることができる。異なる個体が全く同じ遺伝情報を持ち,生育環境も同一の場合,「かたち」は同一のものになるだろうし,遺伝,環境,もしくはその両者の要素が少しずつい違っていれば,各個体はそれぞれ異なる「かたち」を持つだろう。同じ生物種であっても,個体によって少しずつ様々な特徴が異なっているのは上述の理屈で説明がつく。また興味深いことに,遺伝,環境が異なることで生じた生物の「かたち」の違いは,その生物の行動をしばしば規定してしまう。ある昆虫のグループでは,体の大きさが主に幼虫時にどれだけ栄養を摂取したかという環境要因によって決まっており,体サイズに応じて個体の活動時刻が全く異なっているという例が知られている。また形態の微細な差異は活動周期の変異と関係するだけではなく,利用可能な餌資源を制

    生物の「かたち」を測る (2003年度 22巻6号)|国環研ニュース 22巻|国立環境研究所
  • ハマハマ通信(ハマグリ研究情報) | 水土壌圏環境研究領域

  • 循環型社会形成推進・廃棄物研究センターの今後 (2001年度 20巻1号)|国環研ニュース 20巻|国立環境研究所

    「二兎を追うものは一兎をも得ず」という諺がある。これは欲をたしなめる意味にも解されるが,文明社会がおかれている状況,突き進んできた状況は,より高い目標をもたねばその影響からの緩和は得られない状況にあるようにみえる。私はごみ問題に対して,「二兎を追うときのみ救われる」と言っているが,その意味は「循環型社会形成」と「化学物質コントロール」の二兎を追わない限り,地球系と生命系の持続性は担保できないとの意味である。「資源・エネルギーの枯渇問題」「廃棄物の投棄問題」「温暖化ガスによる気候変動」「水銀による人体被害」「ダイオキシン問題」「内分泌撹乱化学物質問題」など,20世紀後半に次々と明らかになってきた問題の多くは,地球系と生命系の持続性に対する懸念を予感させるものばかりである。こうした懸念への解,少なくとも緩和をもたらすシナリオが,「循環型社会形成」と「化学物質コントロール」の同時達成であり,この

    循環型社会形成推進・廃棄物研究センターの今後 (2001年度 20巻1号)|国環研ニュース 20巻|国立環境研究所
  • 1