「守・破・離」(しゅ・は・り)という言葉をご存知ですか? この言葉の本質部分に関して自分が思い違いをしていたことに最近、気がつきました。 「守破離」は能楽を確立した世阿弥の教え。物事に通じていく段階を説明するさいによく使われています。 photo credit: blinkingidiot via photopin cc 一般的には次のように説明されています。 ・「守」は、師の教えをしっかりと守り、基本を身につけることを徹底する段階 ・「破」は師の教えを破る行為を試して、自分なりの発展形を模索する段階 ・「離」は指導者のもとを離れ、自分自身で学んだ内容を発展させていく段階。 私もおおむね上記のように理解していました。 しかし「破」以降の説明は世阿弥が本来その言葉にこめた意味の本質とは外れているようです。 「破」を「破る」という風に理解することから、このあたりのズレが生まれてきたようで、本質
ライト層のど真ん中から、J1リーグの2ステージ制移行に「まぁいいんじゃないですか」と叫ぶの巻。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:サッカー 2013年09月18日02:42 2ステージ制でも、いいです! かねがね噂されていたJ1リーグ戦の大会方式の変更が、ついに発表されました。17日のJリーグの発表によると、2015シーズンからJ1リーグ戦を前後期の2ステージ制とし、年間勝点1位のクラブらで争うチャンピオンシップで優勝を決定するように変更するとのこと。いわゆるポストシーズンの導入により、Jリーグはスポンサー収入の増加などで10億円以上の増収を見込んでいるとのことです。 この件については何度か触れてきましたが、僕は「変わっても変わらなくてもいいです」という姿勢。確かに17日の発表時点では「未定」のオンパレードだった大会運営方式については、なお議論の余地はあると思います。そ
「アウェーとはいえ、そんなに簡単に負けはしないだろう」と思う人もいるかもしれないが、その戦いは、想像以上に難しいものだ。実際、W杯最終予選の日本代表は直近のアウェー(ヨルダン戦)で敗戦している。 ヨルダン戦に2-1で敗戦するなど、現在の日本代表もアウェーで苦戦することは多い 日本だけでなく、ブラジル代表のような強豪国であっても、アウェーでは苦戦する。なぜか。まず、環境の変化というのは絶対的に影響がある。ロシアでやるとなったらいきなり寒い場所で試合をやらなくてはいけない。暑いところから寒いところに移動するなど、気温差が激しいと体調管理が難しく、気候への対応は絶対に問題になる。 もうひとつは、時差と移動による疲労。時差調整というのは、なかなかすぐにはできない。「時差ボケ」というと、うまく眠れないだけと思う人がいるかもしれないが、フルパワーで90分戦うことを考えると、時差ボケのままではベストパフ
こんにちは、わんぱくブロガーのむねさだ(@mu_ne3)です。 今日はちょっとWEBサービス系のお話。 自分のブログに「はてブ」を付けるセルフブックマーク、いわゆる「セルクマ」と呼ばれる行為は、賛否両論あると思います。 ただ、僕はある理由から、自分のブログに積極的に「はてブ」するようにしています! これって意外と知られていないのでは?と思うのでご紹介したいと思います。 はてブとは? はてブとは、はてなブックマークの略。 はてなブックマーク はてなブックマークとは、日本最大級のソーシャルブックマーク。 「ブックマークしておこう」と思ったものをインターネット上にブックマークしておけるサービスです。 基本的には、「後で見よう」とか、「これは役に立つ!」等と思ったサイトに対して「ブックマーク」するのですが、 この行為を「はてブ」を付ける。などと言ったりします。 このように多くの人が「はてブ」を使う
藤村正宏のエクスマブログ集客アップ・売上アップに役立つPOPやチラシなどの販促事例が満載。「モノ」を売るな!「体験」を売れ!のエクスペリエンス・マーケティングであなたのビジネスが圧倒的に輝きます。 ブランドになっていなかったら、コモディティになるだけです。 コモディティとは、カンタンに言うと、個性がないこと。 それは安売りの対象になって、価格競争に巻き込まれてしまいます。 あなたの会社や店がブランドになっていたら、少々高くてもお客さまから選んでもらえるのです。 たとえば薄型TVを考えてみてください。 同じ画面サイズの、パナソニック、シャープ、SONYの薄型TVが3台あります。 会社のロゴを削り取って、どれがどの会社のものかがわからなくなっています。 それぞれを使ってみて、どれがパナソニックで、どれがシャープで、どれがSONYかわかる人は、あまりいないと思う。 みんなそれぞれ、素晴らしい商品
※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります 先日、ジャーナリストでテレビタレントの鳥越俊太郎氏がニュース番組で、「日本人は貯蓄でやってきた堅実な民族。投資や運用はギャンブルだ」という主旨の発言をしたとかで、Twitterで騒ぎになっていました。 私はその番組を見ていなかったので、「ジャーナリストが本当にそんなこと言うかね?」と若干疑っていましたが、毎日jpのコラムで鳥越氏が同様のことが書かれていました。 【毎日jp 2012/04/07より引用】 ニュースの匠:AIJ企業年金損失問題=鳥越俊太郎 昔の日本では「運用」という言葉は今のように大手を振って闊歩(かっぽ)していたわけではありません。日本では「貯蓄」が美徳だったのです。いつごろからでしょうね? 「運用」とか「ファンド」という言葉が大きな顔をしてまかり通るようになりました。 【引用おわり】 どうやら本当のようです。 これには投資家
店員がカウンターの上に数台の一眼レフカメラを並べて説明を続けている。 店員の話を聞いているのは、2歳ぐらいの小さな子供を連れたお母さんとおばあちゃんである。店員は手振り身振りを交えてカメラを操作してみせ、時にはお母さんにファインダーを覗かせたりしながら、使い方を説明している。 お母さんとおばあちゃんは、カメラに関してずぶの素人のようだ。きょとんとした顔をして説明を聞いているが、本当に分かっているのだろうか。見ていてこちらが心配になってくる。 もしも業務効率化のコンサルタントがこの店を見たら、「なんと非効率的なのか」と顔をしかめるに違いない。 買うのか買わないのか分からないような相手に、なぜそんなに時間をかけて対応しているのか。相手は素人なんだから、うまく説得してさっさと買わせるか、適当なところで話を切り上げてしまえばいいではないか。 それだけではない。店内を見渡すと、客が写真をプリントする
読書 かなり読み応えがある本でした。370ページありますので、あっさり読み終わる本ではありません。それでも、最後まで読み終えると、とても意義深い一冊になりました。 『スペンド・シフト ― <希望>をもたらす消費 ―』というタイトルからは社会貢献がテーマであるかのように思えますが、本書はマーケティングやブランディングがメインテーマです。同時に、アメリカに住む人のライフスタイルや価値観の変化がテーマでもあります。本書から、『アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所』といった書籍を思い出しました。最近紹介した『彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?』にも似ているかもしれません。 アメリカに住む人のライフスタイルや価値観は、リーマンショック後に大きく変わりました。 高城剛さんが『私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明』で言うように、お金やものを持つことが「かっこ悪い」ことになり、マーケティングは
なんかよくわからんタイトルだなと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、今日は高分配ファンドと高画素数カメラの共通点についてお話しします。 いきなりですが、皆さん、デジカメを持ってますか? 今やほとんどの方がデジカメをお持ちなんじゃないかなと思います。携帯にもカメラ付いてますしね。 ところで、そのデジカメどうやって選びました? 家電量販店で「このモデルが売れてますよ」「これが一番人気あります」「キヤノンの最新モデルです」とかって言われて?テレビの通販番組で声を裏返しながら絶叫するあの人に勧められて?あるいはネットでいろんな人の評判とか口コミ調べて? なんかこれって、話題のファンドを買う人たちのファンド選びと似てませんか? 更に言うと、デジカメを選ぶときに「光学12倍ズーム」とか「1,600万画素」とか「ISO3000」とかっていういわゆる「スペック」は気にしますか?あるいは「顔自動検出」
一応FP(国家資格・1級ファイナンシャル・プランニング技能士です(;・∀・) 資産運用や経済について書いてます。 実は、昨年の終わりくらいからFacebookのアカウントを取得していた。しかし、最近、アカウントを解除しようと思っている。 始めたころから、漠然とした違和感を感じていた。違和感の正体がなんとなくだが、分かってきた。 ニフティサーブ、2ch、ブログなどを通じて情報発信をしてきた自分にとって大切なのは「何」を発信するか、である(もちろん、受信もしてきた)。 興味や関心で結ばれている関係だからできる話もある。それが面白い。興味や関心で結ばれている関係だから、情報発信者の社会的属性にも関心が低い。また、(興味や関心の数だけ)複数のコミュニティに属することも容易だ。 刺身にタンポポを載せるような仕事をしている「私」であっても、面白いことを発言すれば注目されるし、評価される。つまり、「私」
日本の財政問題の解決には、経済成長が必要であるというのは多くの人の共通認識です。しかし、この経済成長を実現するための方法論については多くの人の認識が間違っている、と野口悠紀夫氏が指摘しています。 その3つの誤りとは、 1.経済成長は政府の支援で実現できる、という誤り 2.企業が人的資本の重要性を認識し、高等教育の成果を評価しない、という誤り です。 3.新興国に向けて最終消費財を供給し、それによって需要を確保して成長する、という誤り 1番目に関しての野口氏の意見はこうです。政府が特定の産業を成長産業として決定し、補助することで経済成長は実現できない。経済成長は、民間企業が試行錯誤しながら新しい技術やビジネスモデルを生みだし、市場原理の中で競争することで生まれる。つまり、政府には、何が将来の成長産業なのかを判断したり予測する能力も情報もない。例えば、日本の自動車・家電製品への購入支援
企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト
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