JR北海道の30代の男性運転士が、自動列車停止装置(ATS)の操作ミスによる誤作動で、非常停止した列車のATSスイッチを、ハンマーでたたき壊していたことが16日、同社への取材で分かった。 同社の調べに対し運転士は、ATSの設定確認を怠り列車が非常停止したのを隠すため、「壊して車両故障のせいにしようと思った」と話しているという。ハンマーは車両に備え付けだった。 誤作動は7日、同社札幌運転所(札幌市手稲区)構内を移動中の寝台特急北斗星となる予定の車両(11両編成)で発生。非常停止後、運転士はATSのスイッチを蹴ったりハンマーでたたいたりして壊したという。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130916/crm13091620470003-n1.htm JR北:運転士がATS壊す 点検ミス発覚恐れハンマーで 毎日新聞 2013年09月16日 札幌市のJR