HDDは大容量化に向かっている。大容量HDDは故障が怖い。どのメーカーのどのモデルを選ぶと運用コストを下げられるのだろうか。 クラウドストレージサービスを提供するBackblazeはHDDやSSDなどを数十万台規模で利用しており、その知見を故障率や寿命などの形で広く公開している。すでに10年以上のデータがたまっており、ブランドや容量ごとの情報が一目で分かる。 HDDの故障率はどう変化したのか 同社は2024年5月2日(現地時間)、自社のデータセンターにおけるHDDの故障率などを統計レポートとして発表した。2024年第1四半期(2024年1月1日~同3月31日)のデータだ。今回は「大容量HDD」の優等生も紹介した。 2024年第1四半期末の時点で、Backblazeは世界中のデータセンターに設置されたクラウドストレージサーバが内蔵する28万3851台のHDDとSSDを監視していた。 ここから
![大容量HDDの優等生は誰だ 故障しにくく信頼性が高いモデルは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/131b613c2b92a98fcc1161be5ee453ef782c21de/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fkn%2Farticles%2F2405%2F07%2Fcover_news078.jpg)