「やっと上陸できる」と喜ぶ人たちの姿が目に浮かぶ。近畿日本ツーリストは4月24日から、日本最初期の鉄筋コンクリート造建築群として知られ、巨大廃墟として人気の高い長崎市の軍艦島(正式名:端島)に上陸するツアーを開始する。従来、遊覧船に乗って沖から見学するクルージングツアーはあったが、上陸はできなかった。 ツアー名は「軍艦島上陸と長崎近代化産業遺産群」。長崎港から約19km沖にある軍艦島に船で渡る。上陸後は、市が整備した全長約220mの見学通路を歩いて建築群を遠望する。見学通路から出ることはできず、島内をくまなく歩き回るわけにはいかない。それでも、この島で青春時代を送った元住民や、ウェブサイト上の写真に目を奪われ、クルージングツアーで護岸まで接近した軍艦島ファンにとっては、上陸の持つ意味は大きい。 日経アーキテクチュアは2005年5月16日号の「有名建築その後」欄で、この軍艦島を取り上げている
教育費が無料の国がある。鉛筆1本、ノート1冊までタダ。給食費もかからない。それどころか、16歳まで国から児童手当が支給されるし、高校に行けば卒業するまで児童手当の支給期間が延長される。うまくやりくりすれば、子どもの洋服代などの生活費を負担する必要もない。 「義務教育は無償」。どこかの国の文部科学省に問い合わせても、きっとこう答えるに違いない。だが、この国の義務教育は文字通りの義務教育。親の所得に関係なく、高校まで学校に通うことができる。 子どもを産み、生きることに不安のない国 もちろん、大学の授業料も無料である。手厚い奨学金制度があるため、学びたい人は親の所得に関係なく、意志と力で大学に進学できる。 この国の名はスウェーデン。人口900万人。高福祉で知られる北欧の小国である。子育て、教育、失業給付、医療、介護、年金――。人生の様々なステージで手厚く支援するスウェーデンは、子どもを産み、生き
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