1台のPC(Windowsコンピュータ)に2つ(以上)のネットワーク・カードを装着し、IPフォワード機能(ルーティング機能)を有効にすれば、PCをIPルータとして利用できる。TIPS「IPルーティングを有効にする方法(レジストリ設定編)」では、レジストリを操作してルータとして利用するための方法を紹介したが、この方法では、Windows 2000 ProfessionalやWindows XPといったクライアントPCでも利用することができる。 だがServer系OSの場合は、レジストリではなく、管理ツールを利用して設定した方が簡単である。管理ツールを利用すれば、ルーティング・テーブルの操作やそのほかの機能(NATやVPN、ダイヤルアップなど)もまとめて管理しやすいからである。本TIPSでは、Server OSにおけるルーティング機能の有効化の方法について解説する。 Server OS(Win